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M さんのレビュー一覧 

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     2009/05/12

    ネットで有料配信されたキバとゴーオンのスピンオフムービー。ゴーオンの方は、ドタバタと楽しいTV版同様、正義も悪もどこかほのぼのと戦っている。面白いが、スピンオフならではの意外性はあまりないかも。キバの方は、シリアスなTV版では見ることのできない登場人物の裏の顔を見ることができて面白い。名護さんの隠された情けない過去は必見(笑)。普段は全く絡みのない渡とガルルたち三人のモンスターのカード対決、麻生親子のキュートなコスプレも楽しい。

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     2009/05/12

    醜悪な犯罪を耽美的・情緒的な美しい筆致で描いている。倉橋由美子の静謐でみずみずしい女性性が発揮された異色作。どんなにグロテスクで忌まわしい行為も「聖」なるものに変換してしまう“聖少女”を創出することで、小説そのものを“聖”なるものにしようと試みた孤高の作品。だが、小説自体はわかりやすく、純文学としても少女小説としても楽しめる。倉橋由美子の作品にしては珍しく大衆性があり、マニア以外にもとっつきやすい作品だ。

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     2009/05/12

    滑稽なまでに“思想”を妄信するQが、Q以上に滑稽でグロテスクな生物が生息する“社会”を旅する冒険談(笑)。雑然とした想念の砂漠を突き進むQの姿は、「ヒト」という生物と「ヒトの棲む社会」の虚無と悲哀を浮かび上がらせる。デビュー作『パルタイ』では記号に過ぎなかった“Q”が、本作では生命感をもって描かれている。重層的に解釈が可能な、読み応えのある長編。

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     2009/05/12

    感情をそぎ落とし、人間の本質のみを見つめて描いた倉橋由美子の文壇デビュー作「パルタイ」。日本文学にありがちな「情緒」をぎりぎりまで排除することで「本質」を浮かび上がらせようとした意欲作。当時としては新しい発想で書かれた珠玉の短編小説だ。今読むと、多少稚拙な部分も目に付くが、作品に内包されたどす黒い批判精神は、今も辛らつに時代を斬り続けている。

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     2009/05/11

    2人の少年が一つになって変身する正義の超人バロム1。正義のヒーローが小学生であること、悪の親玉ドルゲが政治家とも知り合いの大富豪であることなど、子供向け特撮番組としては斬新な設定だった。特筆すべきはドルゲ及びドルゲ魔人。「ウロロロロロ〜」と不気味に吠えるドルゲが繰り出す醜いドルゲ魔人は、怖いけれど個性があって魅力的。怖いけれど、何度でも見たくなる愛すべき恐怖キャラ。キモカワイイの元祖かも。あえて修正せず、当時のままで録画されているのも嬉しい。高野浩幸氏のインタビューも面白い。

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     2009/05/11

    TV版キバの世界を元に描かれたもうひとつのキバの世界。TV版は両親のいた過去と息子・渡が生きている現在の二重構造で親子の絆が描かれているが、劇場版は、一つの時間軸で描かれている。親と子が協力して敵と戦う劇場版は、親子の絆がわかりやすく、真っ直ぐに伝わってくる。小さな子供は劇場版のキバの方が面白く、楽しめるかも。ただ、大人のキバファンには、特典にトークバトルの映像がついているコレクターズパックの方がおすすめ。

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     2009/05/10

    web日記「きっこの日記」の書籍化第二弾。前作よりも時事ネタが増え、より本来のweb日記に近くなっている。前回、政治ネタが少なくてがっかりした人も、今回は楽しめそうだ。だが、私がこの本で最も印象に残ったのは、死を目前にした歌人・宮田美乃里について書いた「枯れかけた花の美しさ」。筆者の淡々とした文章により、引用された歌人の歌の哀しい美しさが引き立ち、輝いている。毒舌だけではない「きっこ」の魅力が詰まった一冊。

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     2009/05/10

    鋭い政治批判や情報の速さで人気のサイト・きっこの日記。だが、この本には時事ネタはほとんどない。ひとりの女性の日々の感想や趣味の話題が中心になっている。私が一番心に残ったのは「森のくまさん」。森のくまさんという他愛無い子供の曲にマジメにつっこみを入れるきっこさんの探究心(笑)。このユーモラスなマニアックさが、鋭い政治批判にも生かされているのだろう。独特の視点で書かれたユニークなエッセイ集だ。

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     2009/05/09

    「キバ」の世界を音楽とトークで表現したライブ。夏に行われたライブよりも出演者も増え、より充実した内容に。歌も司会進行もトークも、前回よりも数段以上良くなっている。瀬戸康史くんの成長著しいボーカル、“音也”と“次狼”のミニコントなど、見所も多い。クイーン・ヒロインもとても可愛い。イクササイズの振り付けも楽しめる。キバ・チームからファンへの、愛がつまった最高のクリスマスプレゼント。

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     2009/05/09

    「キバ」のキャストによる、キバの世界を表現した歌ライブ。ふだん歌手ではなく役者として活動している方ばかり。正直、歌自体はそれほど上手くはない。だが、声だけではなく、体や表情、すべてを使って曲の世界を訴えかける彼らの歌には心を揺さぶる強さがある。ジンジン伝わってくる役者魂。まさにロック!最後の瀬戸康史くんの挨拶は、瀬戸くんファン以外の人もウルッとくるかも。

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     2009/05/09

    愛する人が死の間際に残した「イアラ」という言葉の謎を求め、男は時を越えて生き続ける― 芭蕉や利休の思想についての深い考察も語られている、異色の漫画。ある意味、そこらの文学書よりもはるかに文学的な、珠玉の名作。だが、それだけに、いわゆる「漫画的な面白さ」を期待して読むと、肩透かしを食うかも。楳図マンガの底に流れる深い思想に共鳴している人は満足できる。必読の書。

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     2009/05/09

    「ファンガイアにナイトやポーンはいないの?」「青空の会って一体どんな組織?」など、TVの中では説明がなかったいろいろな“キバ”の秘密が描いてある。映画に出てきたレジェンドルガとファンガイアの戦いの歴史や、「イクササイズ」の振り付けもカラー写真で紹介している。キバファンなら必見。超おすすめです。

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     2009/05/08

    「仮面ライダーキバ」の主役・紅渡(キバ)を演じる瀬戸康史くんが歌う仮面ライダーサガの世界。ファンガイアの若きキング・サガは、瀬戸くん演じるキバとは対立関係にある。だが、瀬戸くんは、自分の役の対極にあるサガの世界に入り込み、完全に自分のものとして表現している。先に発売されたDESTINYやSUPERNOVAも上手く歌いこなしているが、瀬戸くんのボーカルの良さを楽しみたいのであれば、この曲がおすすめ。この曲の低音は瀬戸くんの音域に合っているようで、先に発売されたどの曲よりも声に力がある。また、前作と比べてスローテンポのこの曲

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     2009/05/08

    キラキラ輝く宝石がしまいこまれた大切な宝箱―そんなCD。
    二度と戻らない青春の日の「あの一瞬」を鮮やかに切り取った名曲が並ぶ。
    麗美の繊細かつ伸びのあるボーカルは、過ぎ去っていく少女の時間を懐かしく哀しく振り返りながら、真っ直ぐに未来へ向かう。
    「少女」から大人へ旅立つ、その瞬間の輝きがつまった音のアルバムだ。

    一番のおすすめは「パンジーとトパーズのネックレス」。麗美の無垢なボーカルが胸に響く。

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     2009/05/08

    障害を持つ子供が生まれたことで、苦悩する男の葛藤と成長を描いた作品。重いテーマであるにもかかわらず、どこか明るい青春小説的な印象を受けるのは、主人公である鳥(バード)の精神的な幼さのせいだろうか?
    作者の大江健三郎氏は、自身も障害を持つ子の親であるが、この小説は、「障害者と社会の問題」よりも、鳥(バード)自身の「個人的な」問題を中心に書かれている。「障害者と健常者の社会問題」を考えるためではなく、「個人の成長物語」として読んだ方がしっくり来るし、共感できる。

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