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フーミン さんのレビュー一覧 

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     2012/09/21

    ♪おっとどっこい過〜去、おっとどっこい未〜来、エドロポリスはヒ・ス・テ・リ〜、きっと待ってたHELLO!、T´hats 必殺 ヒーロー!、尻尾の生えたME〜TAL忍者だよ〜 クマさん八っつあん横丁の皆さ〜んに、正義をお届けしーます(てやんでぇ!)、陰謀マニアの黒幕(コーンの守)倒すーんだ、いざ行けロボキャ〜ット〜、ほ〜ら可愛い姫(ウサ姫)が呼んでいる〜、『お〜ぉ苦しゅうない』と〜言わすまでー、ここは一つー負けちゃなるまいぞー、Don´t mindデジタルー職人気質、明日もYO〜日本晴れ〜、おっとどこい嘘〜、おっとどこい本当!、エドロポリスのミ・ス・テ・リ〜、チョット迷惑POWER〜、T´hats 忍法 FIYER!戦闘POWERが風〜を切って行く〜 C1990/1991 テレビ東京 創通 タツノコプロ
    あの不朽の名作「キャッ党忍伝てやんでえ」がDVD-BOXでカムバック!タツノコプロ50th記念として発売されたものの、創通側にも権利がある(というか、メカ関係が殆ど創通だし…ニャゴキングがもろガンダムに見えて仕方がない!)ので微妙な所です。画像に関しては、手を加えている(目を害する激しいフラッシュは最新の技術で抑制したビデオ仕様に改良済。)ので素晴らしいですが…ただ音声に関しては、『ステレオ』と記載されていますが、実際に聞いてみると限りなくオリジナルに近い“モノラル音声”としか思えない状況。(う〜ん…音声は、もう少し改良が可能では?本放送時はステレオに類似したクリアなモノラルだった印象のはずですが、何故かタツノコアニメの典型とも云える旧式のモノラル音声になっています。)
    でも、DVD化はありがたいと思います。(再放送の実績がないだけに感謝感激の一言!)
     “お黙りけ黙り吹き溜まり〜!”、“島流しじゃー!”、“行っきま〜す”名台詞の数々など、見所満載!全54話(総集編含む5クール分)とファン必見の特典映像(ノンクレOP&ED他)付!SDアニメの元祖?(違ったらゴメンナサイ…)とも云われている本作品は必見です。(個人的に私はおタマちゃんが一番好きです。)

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     2011/12/30

    ♪ヘッソまーがりんちょのまがりんぼ ごっあいーさつは ごっつんこ ごっつんこ ヘッソまーがりんちょでまがりんぼ 水っ浴ーびして 裸んぼ! おヘソーの中覗いてーも、ゴマ(垢)をとってはいけーないんだ へのへのへーの、くるりとぱ!痛い、お腹、元気だーよー(ヘニョ×4) スキ!キーライさ!大好きーさ 今日のおーやつは何だーろな? クッキー、アップルパイ、アイスクリーム 美味しい木苺ジュース、ママスペシャールー(プーララプーラ×2) ヘッソまーがりんちょのまがりんぼ 目っ隠しー鬼おいで!おいで! ヘッソまーがりんちょでまがりんぼ 両手ー広げ通せんぼ!すってんころりと転がーって、お腹を抱えてわっはっは みーんな愉快な、な・か・まー   Moomin Characters2010(Oy Moomin Characters Ltd.)楽ムー´92冒険日記編(終盤)OP「ヘソまがりんちょ」より
     平成版ムーミン(楽しいムーミン一家 1990年版アニメ第3作)待望の完全版DVD-BOX!過去にBOXは発売済ですが、一部欠話(中盤の#28〜#30の夏祭編、#53〜の後半エピソード、#79〜の終盤エピソード冒険編)があったりと、不満たっぷりの中途半端な内容でしたが、今回の再販(というか完全新規)版は全て収録されている為、満足のいく充実な内容に仕上がっております。(但し、完全オリジナルという訳ではなく、表記が1990→2010表記になっていたり、今回からフラッシュ抑制機能が追加されており冒険編のOPが微妙に変更されていたりと、大分弄られているようです。近年の子供対策か?そして相変わらず高価…テレビ東京はボッタクリですね。)
     注目はやはり初完全DVD収録の「#53〜後半エピソード」と「#79〜終盤エピソード冒険編」でしょう!後半エピソードは目立つ大部分の埃が取られており、納得のいく映像(限りなくオリジナルに近い状態)ですが、終盤(冒険編)は残念ながらTV再放送版と同じ(埃あり/画像が汚くて濃い昭和仕様/音声は小さくノイズだらけ)仕様なので、正直ガッカリさせられます。(冒険編も見直して欲しかったですね。)
     スズキ自動車のCMで再び注目を浴びているMoomin一家(特にリトルミイ)ですが、原作ムーミンが好きな愛好家(そうでない人も)は是非観るべき!(私のお勧めは#72ムーミンとイルカの友情 イルカのラップは松島みのりさんが声優です。魔女っ娘アリサちゃんも登場!必見!後半のエピソードです。)
     こうなると原作に忠実でない昭和版ムーミン(特にアニメ第2作1972年版)もDVD化して欲しいと願っております。ちなみに、私の好きなムーミン一家のキャラはスナフキン…ではなく、現在TVCMで出演中のリトルミイ(佐久間レイ)です。「はぁ!?」、「待ちなさいスニフー!!!」、「相変わらず鈍感なんだから!」、「あ〜ぁツマンナイ!」リトルミイの名台詞の一部でした。

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     2011/09/25

    内容は2005年発売(初売)版と同じです。(2011年夏季に6年振りに再生産したF組映画DVD短巻シリーズ。この調子でエスパー魔美の映画版短巻DVDも発売して欲しい所。)
    ドラえもん(おばあちゃんの思い出 Since2000 1979年4月に放送されたTV初期の“思い出のおばあちゃんを”リファインし、映画用として大幅にアレンジして再製作されたのが本作。作画監督は1992年10月下旬以降よりTV後期の総作画監督に就任した渡辺歩さんです。)に目立ちますが、私のお勧めはズバリ“映画 新21エモン〜宇宙いけ!裸足のプリンセス〜”です。(川崎の藤子・F・不二雄ミュージアムが今月3日にオープンしましたが、それに先駆けてプライス価格で再生産されたのでしょうね本作は…)
    TV版では小学6年生(原作より学年が下がっています…)時代の内容を主に放送されました。(最終話は所謂総集編+αな内容になっていて、実際の最終話は一つ前の#38で宇宙人が地球に攻めてくるアレ。)さて、今作の映画版では3年後の2054年という設定で、主人公の21エモンも15歳になっています。(原作と同じ中学生に学年アップ!中学3年生という設定は、大人っぽい顔付の平成版ならでは。エモン君の足も更に長くなり、よりスマートでエレガントなスタイルとなっています。ちなみに、顔も微妙に長くなってます。ちなみに、リゲルは全く出番なし。ルナちゃんも、今作では完全に脇役で前半の数秒しか出てきません。)
    この映画は1992年3月に全国公開された映画ドラえもん〜のび太の雲の王国〜と併映された作品です。(残念ながらOPはなく、暫くするとタイトルが出て直ぐ始まります。本編は大体約40分程度。)
     地球に観光目的としてやってきたノーブル星のプリンセスことファナ姫は、王様と供に退屈(ツマラナイ…)な会議等に出席させられて、ついには脱走を決意します。ファナ姫は果てもなく東京を歩き続け、気がつくとホテルつづれ屋(今作ではTV版よりチョット豪華になってます。)の入口で倒れていた。そこに15歳の21エモンが登場!(ゴンスケ/モンガー御馴染みの3馬鹿トリオが今作でもスクリーンを駆け巡る!)一方、エモンは宇宙船の修理をしていたが…修理は思った以上に困難を極めていた。(そこにファナ姫が現れるのである!ルナちゃんそっちのけで、宇宙の美人登場!エモンは美人のファナ姫に釘付け!しかも、姫扱いしないでイキナリ呼び捨てにするし!エモン!ルナちゃんはいいのかよぉ…)
     痛快SF(スコシフシギ)アドベンチャーの決定版!新21エモンDVDボックスを一通り観賞が終わった人も、そうでない人も一度は是非見るべし!(新21エモンの〆くくりにピッタリの本作。ルナちゃんより美人のファナ姫がヒロインです!ルナちゃんかわいそう…リゲルは出なくて正解かもしれない。)
    「さぁ宇宙冒険へ!テークオーフッ!」15歳の21エモンが銀河ラリーで大暴れ!ハラハラドキドキの宇宙旅行へ、さぁ出かけようぜ! 

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     2011/08/19

    20年(Since1991)の時を得て、今ここに蘇るTV版『新21エモン』のDVDボックス!旧21エモン(1981年8月放映の映画版。原作に忠実な作画でBGMも、やはり30年の時を感じるレトロ差!)の放映から10年(1981年8月→1991年5月)、設定を一から見直し、1991年(2051年?)に相応しい新21エモン(平成3年度版)が誕生します!
     総合作画監督は高倉佳彦さん(現在、クレヨンしんちゃんのチーフ監督しても有名ですし、旧ドラえもんの名監督としても有名!)で、キャラ設定は完全に高倉クオリティ。(原作エモンのスネ夫風の口をやめ、エモンはスマートで且つエレガントな´91年度に相応しいスタイルになり、その反面に目は可愛い黒目に大幅に変更。モンガーは、何処となくドラえもんチックな可愛いキャラになり、ゴンスケは金ピカボディに口ベタ。)
     新21エモンは、1991年5月2日(木)〜1992年3月26日(木)までに全39話が放送。(前半/第1クール#1〜#12、中盤/第2クール#13〜#19、後半/第3クール#20〜#27、終盤/最終第4クール#28〜#39完。放送話数は少ないものの、やはり高倉サン、作画の意気込みが違います!BGM及びSEもエレガントでユニークなものが多く、やはりテレビ朝日らしい豪華さが魅力的!)
     SEはシティハンター´91(C1991日テレ)、ちびまる子ちゃん(第1期1990年版)、クレヨンしんちゃん(第1期1992年版)、DBZ(C1989フジテレビ集英社)で使用されたものと同じSEをそれぞれ取り入れています。
     藤子TVアニメ最高傑作(歴代トップ)に相応しい21エモン、是非ご観賞をお勧めします。『ムイムイ、僕モンガー。是非見て欲しいモア。僕の声は、ポケモンのピカチュウと同じ人だモア!』
     『芋はねぇだか?オラはゴンスケだぁ、芋堀ロボットだからって馬鹿にすんなや!オラの声はキテレツ大百科の後期ブタゴリラと同じ人だべさぁ!』

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     2011/01/19

    …♪キラーン!ウ〜ルトラマンジャッ〜ク〜 ピシーッ!
     ♪チャーン、チャララチャーララー(ドンドドドドーン…)チャーン、チャララチャラララー(ドンドドドドーン)タンッドーンドーンドーンドン!
     ♪T君に〜も、見え〜る〜、ウルトラの星〜 遠〜く、離〜れて〜、地球に1〜人〜 怪獣退治に使命を掛けて〜、燃〜え〜る街〜に〜後僅か〜 轟く〜叫びを〜耳にして〜 ※帰っ〜てきたぞ!帰っ〜てきたぞ〜ウ〜ルト〜ラマ〜ン! タタターンタッタッタタタターン、タタタッ(ドン×6)タタタッ(ドン×6)
     ♪U十字を〜組んで〜、狙っ〜た敵〜は〜、必〜殺技〜の贈〜物〜、大地を飛〜んで〜流星パンチ〜、近くに〜立っ〜て〜ウルトラチョッ〜プ〜、兇悪怪獣倒す為〜 ※帰っ〜てきたぞ!帰っ〜てきたぞ〜ウ〜ルト〜ラマ〜ン! タタターンタッタッタタタターン、タタタッ(ドン×6)タタタッ(ドン×6)ポロロン!ポロロン!
     チャーン、チャララチャーララー(ドンドドドドーン…)チャーン、チャララチャラララー(ドンドドドドーン)タンッドーンドーンドーンドン!
     ♪V炎の〜、中に〜、崩れる怪〜獣〜、戦い〜、済ん〜で〜、朝が〜来〜る〜 遥〜か彼方に〜輝〜く星は〜、あれがあ〜れ〜が故〜郷だ〜、正義と〜平和を〜守る為〜※帰っ〜てきたぞ!帰っ〜てきたぞ〜ウ〜ルト〜ラマ〜ン〜!タタターンタッタッタタタターン、タタタッ(ドン×6)タタタッ(ドン×6)チャーラララ!ドン×3チャーン! C1971円谷プロTBS

     帰ってきたウルトラマン第12巻(最終クール終盤 #45〜#48 計4話収録)、いよいよジャックも大詰め!第1クールで鳴っていた初期のジャック戦闘BGMT(#1で使用)がフルコーラスで復活!(ほぼ、この巻の全話で使用されます。1972年2月18/25日・3月3/10日放送分)
     どれも個性的で相当お勧めですが、強いて云うなら、やはり#46(ブーメラン怪獣レッドキラー&宇宙参謀ズール星人)と#48(怠け怪獣ヤメタランス&宇宙怪人ササヒラー)でしょうか。
     #46に登場するブーメラン怪獣レッドキラーは、今までの怪獣とは違い、登場する際に体を七色に光らせながら出てきます。まるでAの超獣並です!(この演出は後に、次作ウルトラマンAの#7で登場する超獣ドラゴリーが登場する際の演出として正式に利用される事になります。)ウルトラマンジャックの怪獣レッドキラーは、ウルトラマンAの超獣ドラゴリーの前身だったかもしれません。(しかし最後は、自分のブーメランで真っ二つになるという、何とも間抜な怪獣でした。レッドキラー、声だけレッドキング、だけど実際はメチャ弱す…)
     #48は、ウルトラマンジャック始まって以来の最初で最後のギャグ満載のコメディ特撮作品です。(しかし、上辺に騙されてはいけません!確かにコメディアンに仕上がっていますが、この話の裏には1972年3月当時の高度経済成長期の中で、過労死続出という当時の日本の痛烈な社会風刺が含まれているのですから!)なんとMAT隊員までもが怠け者になってしまうのです!それは、何時もの通りワンダバBGMが流れていますが…妙にテンポが速いんです。というか早過ぎです。ふざけているのか?!と思いきや、ワンダバBGMがイキナリ超スローテンポ化!と同時にMAT隊員が『やーめた!』と言い出しヤル気損出。遂には、丘隊員まで怠け者と化した。
     『ウルトラマンジャック、僕を助けてくれー!』何故かピグモンの声と同じ声であるヤメタランスの悲痛な叫びが、ヤル気を無くしそうな郷秀樹の耳に焼きつく!そして郷秀樹は、何とかジャックに変身するものの、遂に黒子が顔に…戦闘BGM(何故か初期バージョンです…)もヤル気無下げで、BGMの音が狂ってます。(テンポが遅くなったり早くなったりします。)
     ジャックは、ササヒラーの罠を克服し、どうにかヤメタランスを宇宙に放り投げる事に成功します。(SEが某ギャグアニメ番組の流用です。)
     『クソー!ウルトラマンジャックめー』遂に今回の黒幕であるササヒラー(イカ星人)がジャックの前に姿を現します。(BGMはウルトラセブンの星人登場BGMです。海老星人ヴィラ星人を思い出して下さい…)
     ササヒラーの怪煙幕攻撃(黄色いガス。毒ガスか?!)にチョット苦戦するものの、最後は久々のスペシウム光線で撃退。(ササヒラーは爆発と同時に仰向けに倒れ、最後は泡となって溶けてしまった…ウルトラセブンの頭脳星人チブル星人を思い出しますねぇ。)
     

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     2011/01/19

    ウルトラマンジャック第I巻(第3クール終盤〜最終クール)!
    もう御存知かと思いますが、坂田兄弟が兇悪暗殺宇宙人(ナックル星人)に殺されるエピソードがある巻です。(但し、小学生の坂田次郎君のみ運よく生き残ります。1971年12月17/24日・1972年1月7/14日放送分の計4話)
     第3クール最後となる#37-#38『ウルトラマン夕陽に死す』+『ウルトラの星光る時』は、久々の前後編仕立てです。(監督は第1クールの前後編シリーズを手掛けた冨田義治監督の作品。)第3クール最後で、MATビハイクル(マツダ初代コスモスポーツ後期型1971年式)に小変化が起きる。(リアに、スタビライザー=ルーフスポイラーが追加され、より一層スポーツカーらしいムードが出て来ます。)
     そんな幸せも束の間…暗殺宇宙人ナックル星人(颯爽と人間に化けています。人間役はウルトラセブン#29で登場したプロテ星人と同じ人を使ってます。)が、嘗ての怪獣である「宇宙大怪獣ベムスター」と「竜巻怪獣シーゴラス♂」を再生させて送り込んできます。(ウルトラマンジャックの弱点を徹底的に調査する為、ナックル星人は嘗ての怪獣を再生させた訳です。)
     そして、ナックル星人は坂田アキ(主人公の恋人で次郎君のお姉さん)を拉致し、その際にアキを救出しようとして身を乗り出した坂田(兄)も逆に轢逃げされ即死。(坂田アキも、ナックル星人達に無理矢理車から放り出され、瀕死状態に陥る。その後、病院に搬送されるが、宇・宙・人…という悲痛な叫びを残し、帰らぬ人となった。)
     ナックル星人は郷秀樹(ウルトラマンジャック)が怒りに満ちる事を願っていたようである。(その後、用心棒怪獣ブラックキングを送り込み、ジャックを窮地に追い込んで行きます。)『私は負ける訳には行かない!坂田兄弟の復讐を必ずする!』夕陽に叫ぶジャック、しかしそこへ暗殺宇宙人ナックル星人(旧プロテ星人役だった親玉)が巨大化して、突如襲ってきます!(ナックル星人の強烈なキック攻撃に崩れ落ちるジャック!ジャックはナックル星人とブラックキングに負けてしまいます。)
     そして、ジャックは十字架に縛られ、ナックル星人に連行されてしまいます。『地球人よ、我々はナックル星人だ!ウルトラマンジャックは死んだ!これから処刑するのだ!ハッハッハッハッハ!』高らかに笑うナックル星人、果たしてジャックの運命は!?(後編へ続く…続きは本編で確認して下さい。)
     #39(雪男星人バルダック星人)と#40(暗黒怪人ブラック星人&雪女怪獣スノーゴン)は、1972年1月上旬放送のいよいよ第4クール(最終クール)です。(冬の怪奇シリーズ…このタイトルを見て解ると思いますが、監督はAとTのメイン監督である筧正典監督の作品です。筧さんは、後にAで夏の怪奇シリーズも手掛ける事になります。)
     この話は供に、ルミ子さんと次郎が活躍する話です。(ルミ子さんファン必見!#40でルミ子さんのスキーウェアが見れます!)また、岸田文夫隊員も登場します!(#39で郷と供に長野県へ直行するものの、岸田は欠伸を…岸田のやる気のなさに呆れかえる郷秀樹。でも、郷は人間に化けているバルダック星人に遭う事になります。)
     MATは、バルダック星人と雪女怪獣スノーゴンに2度も凍らされてしまいます。(#39では上野と南が、#40では更に伊吹隊長と岸田及び郷さんが凍らされてしまいます。ちなみに、郷秀樹はスノーゴンに凍らされるものの、そのままウルトラマンジャックに変身します!)
     ジャックは、バルダック星人をウルトラ火輪(UBフル活用)で燃やした後、更にUBを駆使してバルダック星もろとも粉砕するのである。
     スノーゴン戦では、一度はスノーゴンに体をバラバラにされるが(それ以前に冷凍ガスをマトモに喰らい凍らされるが…)、UBの力を発揮して奇跡的に復活!その後、UBを盾(ウルトラディフェンダー)に変化させて、スノーゴンの冷凍ガスを反射させ、逆にスノーゴンをカチカチに凍らせます。(その後、ウルトラハリケーンを使用してスノーゴンを吹っ飛ばし、スノーゴンは地面に激突、そのまま爆死した。)暗黒怪人ブラック星人は、意外に弱いです。(というかジャックが片手で光弾を投げただけで爆死…ブラック星人の戦闘能力は殆どなかったようです。)
     
     

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     2011/01/10

    ♪炎〜の、中〜に、崩れる怪〜獣〜、戦〜い、済ん〜で、朝〜が来〜る〜、遥〜か彼方に輝く星は〜、あ〜れ〜があ〜れが〜故〜郷だ〜、正義と〜平和を〜守る為〜※帰〜って来たぞ、帰〜ってきたぞ〜ウ〜ルト〜ラマ〜ンーーー!!!(C円谷プロ/TBS1971)
     ウルトラマンジャック第G巻(第3クール中盤・新マン後期・1971年10月22、29日/11月5、12日放送分 計4話収録)、物語は既に折返し地点(#27〜正式な後期である第3クールに突入。第3クールはシュールでスリリングでショッキングな内容が特徴。)に突入!昭和ウルトラマンシリーズ一の超拘派監督で有名な“真船禎”が参入してきます。(真船禎監督は撮影に関して余程煩かったらしく、次作ウルトラマンAで登場する前期ヒロインである南夕子TAC隊員こと月星人も、真船禎監督だけには悪戦苦闘したとか。超長過ぎる台詞を暗記して覚えてね等、無理な注文を言っていたようである。でも、あの長い台詞を暗記した星光子さんも凄いと私は思います。真船禎監督は、後のシリーズでレギュラー監督としても活躍。特に第2期ウルトラマンシリーズ最終章であるウルトラマンレオに、力を注いでいる模様。必見!)
     真船禎監督は#30(水牛怪獣オクスター)と#31(宇宙怪人ゼラン星人+囮怪獣プルーマ)のみ出演。(ジャックで初参入となった真船禎監督。作品としては、どちらかというと好印象で、ウルトラセブンの野長瀬三魔地監督や実相寺昭雄監督をイメージして頂くと幸いです。)
     #31の有名台詞から…ゼラン星人の台詞より『フッフッフッ…郷秀樹、いやウルトラマン!』これはゼラン星人の台詞の一部のものです。(星光子さんの気持が解ります。既に台詞が長い!ゼラン星人の台詞が長過ぎて覚えきれません!真船禎監督が長いのを好きなのは、既にこの頃からなのか…)
     #31はウルトラマンジャックの万能ブレスレット(通称:UB)が、敵となって襲い掛かってくる一風変った御話です。(ウルトラマンジャックが始まって半年以上、ようやく#31で初の宇宙人が登場します。それがゼラン星人です。しかも地球人の男の子に化けているので、郷秀樹は悪戦苦闘します!伊吹竜MAT隊長の娘である美奈子ちゃんも初登場します。美奈子ちゃんは、最終クールで再登場します。)
     #29は、ウルトラマンジャック唯一?の子供向な内容となっています。(ウルトラマンジャックは、あくまで子供向と云っておりますが、内容を見る限り、とても子供向とは言い切れない作品です。特に#37-#38はショッキング過ぎる内容で、今の子供に見せたら…果たしてどんな印象を受けるでしょうか。)やどかり怪獣ヤドカリン(間抜な顔をしていますが、かなりの強敵!声も♪アゥアゥーという情けない印象。)が出て来る話です。(ヤドカリンは後に1972年春休み映画祭で再び登場します。)
     そして#32は変幻怪獣キングマイマイ(幼虫/成虫)は、大木敦監督の世界観が解る御話です。(ウルトラセブンの名監督である大木氏は、落日=夕日で戦闘するジャックを見事に描いています。この御話の見所として、各MAT隊員が私服で任務をこなすという後期ならではのシチュエーションが嬉しい。ただ残念なのは、何故か岸田文夫隊員のみ不参加なのが気になります。上野一平隊員のヒッピー姿は必見!また、南猛副隊長のカウボーイ姿も◎!ちなみに、主人公の郷秀樹はウェスタンスタイルのようです!)
     #30の水牛怪獣オクスターは、次郎君と坂田サン(兄)がハイキング途中で道に迷う所から物語が始まります。(BGMは、ウルトラセブンの流用がやたら目立ちます。どちらかというと暗いBGMばかり流れてきます。この辺りが真船禎クオリティなのでしょうか?!オクスターに大苦戦!慣れない水中戦にジャックは、UBを投げる!そしてウルトラマンジャックが喋ります!)…ウルトラマンジャック『オクスターよ!仲間の元に帰るのだ!』
     ♪ビィィィィー(※セブンのエメリウム光線と同じSE)スペシウム光線が炸裂するのであった。(オクスター…ちょっと可哀想な怪獣でした。)

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     2011/01/01

    ウルトラマンジャック第B巻!(第1クール前期の#9〜#12収録。1971年5月終盤〜6月下旬放送分を収録。)
     お勧めは#10の化石怪獣ステゴン(1971年6月4日放送)でしょう!ステゴンを見て解ると存じますが、ストレートに初代ウルトラマン末期(最終クール)の#35で登場した亡霊怪獣シーボーズ(1967年3月12日放送)を連想させます。(というか親戚では!?見た目がホネホネの死神怪獣、元祖ウルトラマンで登場したシーボーズの生まれ代り?!)
     初代マンのシーボーズが2足歩行なのに対し、今回のジャックのステゴンは元々が恐竜(ステゴサウルス?)だった為か4速歩行です。(口から溶解液を吐くのが恐ろしい!)声自体は…正直あまり変らない?!模様。(シーボーズが悲しい声だったのに対し、ステゴンは声が何かの笛を変換させたような変った声を発します。しかし、両怪獣とも臆病者なのは変わってないようですね…シーボーズでは、パイプオルガンの独特なBGMが物語をより悲しい作品に仕上ていますが、今回のステゴンでは、後に最終回で使用するジャックが海岸からM78星雲に帰るシーンで鳴っていた“夕日に立つウルトラマンV”を使用している為、悲しいというよりは、帰還というイメージが高い。筧正典監督の作品は、どれも傑作揃い!駄作がないのが◎!さすが一流名監督!AとTのメイン監督だけの事はあります!)
     さて物語自体の内容ですが、坂田次郎率いるクラスメート群が『ウルトラマーン、ステゴンを殺さないでー!』と口々に言い出す…とこのシーン、何処かで見覚えありませんか!?実は初代ウルトラマンの#15(1966年10月23日放送 二次元怪獣ガヴァドンが出てくるエピソード。実相寺昭雄監督担当。夕焼シーンといえば、やはり実相寺監督ですよね!?)で同じようなシーンがあったのです。(ジャックは、リメイク作品が意外と多いんですね。でもBGMはセブン流用+オリジナルです。)
     他にも、#11の毒ガス怪獣モグネズン(声は初代マン#38で登場した光熱怪獣キーラの流用か!?)では岸田隊員にスポットライトを照らしたり(というか完全に岸田隊員の話だわコリャ…)、#9の古代怪獣ダンガー(声は鳥の鳴き声をアレンジさせたような声です。)では南猛副隊長格が無人島へ墜落し大怪我をする。(主人公の郷秀樹ことウルトラマンジャックが血清を持って、南隊員を迎えに行く勇ましいシーンが◎!さすがメイン監督である本多猪四郎氏ならでは。ちなみに本多監督は、このエピソードの次は最終回まで担当しません。)
     #12の音波怪獣シュガロン(実はダンガーの流用…顔を見れば解ると存じます。1971年6月18日放送)、このエピソードはMATの訓練中、事件が起こる話。美しい娘こと“静香”がこのエピソードのキーワードを握っています。(静香は、何となくベッキーに似ている気もしない…)第1エピソードの終盤ともあってか、オマージュ作品(#12は脚本家の金城哲夫作品シリーズの集大成?!と思われる場面が多い。しかし、今作の実際の脚本は上原正三氏が担当しています。)が#12で一旦途切れます。(ジャックといえば、多彩な格闘技も特技の一つ。ウルトラチョップ、ウルトラスピンキック、そして今回登場するウルトラかすみ斬りです。ジャックの格闘技は、後に弟のウルトラマンレオで活かされます。)
     #12はエピローグで、心地よいハープのメロディが流れ、より一層ドラマ性を高めています。(初期ウルトラマンならではの仕上です。)
     オマケ…ウルトラマンジャック(新マン)の声→ダァ!テヤァ!イヤァァァアア!フッ!シュアッ!ドゥァ!(初代マンと比べると、かなり現代的な声になってます。レイヤーとも聞こえるかもしれません…)

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     2011/01/01

    あけましておめでとうございます。遂にウルトラマンジャック生誕40周年を迎える時が迫って参りました!(初回である#1は1971年4月2日金曜日放送です。今年の4月で、ウルトラマンジャックは生誕40年となります。)
     では、はりきってまいりましょう!ウルトラマンジャック第A巻!(物語前半の第1クール#5〜#8を収録。1971年4月下旬〜5月下旬放送分です。)
     お勧めは、ズバリ後に映画化もされた#5-#6の『地底怪獣グドン&古代怪獣ツインテール前後編』でしょう!ジャック初の前後編ともあって、インパクトの高い作品。とても子供向TV特撮ドラマと思えない壮大なスケールであり、1971年の東京危機を描いた。とても熱い人情ドラマと、緊迫したムード、そして岸田文夫隊員との壮絶な対立、間違いなく初期エピソードの名作中の名作でしょう!(加藤元祖MAT隊長の発言にも注目です!冨田義治監督、最初の傑作!)
     #7の透明怪獣ゴルバゴスは、丘ユリ子隊員が提案した『レインボー作戦』というゴルバゴスに着色…したのは良かったが、反ってゴルバゴスを怒らせてしまった。監督はメイン監督である本多猪四郎監督が担当。初代ウルトラマン#10(1966年9月18日放送。監督はセブンで御馴染み満田かずほ監督担当。)に登場の襟巻恐竜ジラース(正確には初代ゴジラに御飾付けただけの可愛そうな怪獣。しかも弱かった…)の戦闘シーンを奮闘させるような戦闘ぶり。(でも、ゴルバゴスも弱かった…)
     #8の爆弾怪獣ゴーストロンは、なんと#1で登場した凶暴怪獣アーストロンの弟らしい!?(確かに顔がそっくり…)主人公である郷秀樹の親友である上野一平隊員が『こんな怪獣なら束になっても余裕だぜ!』と油断した、しかしこの油断が大変な惨事を招きます!このエピソードは、ウルトラセブン#21(1968年2月25日放送 軍艦ロボット名乗るアイアンロックスが登場するエピソード。担当は鈴木俊継監督。)で登場した時計(針の♪チッチ×5というSEが緊迫ムードを演出!)と隊員のバックのシーンを、リメイク+αでアレンジさせて再現しています。(ジャックでは、暗い画面はそのままに時計が腕時計仕様に変更され、針も小刻みに動くタイプに変更され、更に加藤初代隊長率いる隊員達は画面中央に密集しており、より緊迫ムードの高い演出となっております。時計が変った関係で、針の音も微妙に変った印象を受けます。♪コッコ×6という甲高い音です。)
     ゴーストロンは、筧正典監督が担当!(ウルトラマンジャックが、ゴーストロンを確実に倒す為、悩む場面が最高!そしてナレーターの名古屋氏も、ウルトラマンは何を考え込んでいるのだろうか?!と語っている。)

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     2010/12/19

    ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン 昭和46年度作品)今回は第7巻(後期 第2クール終盤/第3クール前半)のレビューです。(#25〜#28の4話を収録。1971年9月24日・10月1/8/15日放送分)
     お勧めは、#28で登場する「台風怪獣バリケーン」でしょう!1971年当時は、ゴミ問題や大気汚染問題に悩まされていた高度成長期。東京はスモッグに覆われていた、そんな所から物語は始まります。(岸田隊員が妙に気取っているのに注目。伊吹新隊長が怒鳴ります、叫びます!主人公の郷秀樹も、自然の力って凄い!とか言ってます。)バリケーンは、茸+海月を2で割ったような風貌の怪獣です。(弱そうな顔をしていますが、暴風&豪雨攻撃が凄い!また、触手から電気も出してジャックを苦しめました。勿論、ピンチのテーマはしょっぱなから鳴ります。しかもフルコーラス!是非、ステレオで聴く事をお勧めします。)バリケーンの声は、ウルトラセブンで登場したチブル星人の声と殆ど同じです。(♪フニャフニャフニャフニャ…)
     #26の宇宙昆虫ノコギリン(昆虫怪獣ノコギリンが正式名称ですが、ウルトラマンレオで宇宙昆虫サタンビートルが登場する関係から、この名称で呼ばれる事もあるようです。よって、どちらも正解。1971年10月1日Friday放送。)もなかなか面白いですよ!
     #25では、南隊員の過去が明らかになります。(キーワードは“じゃみっこ”です。)

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     2010/12/12

    ウルトラマンジャック(Since1971)第E巻!今回は#21〜#24(1971年8月27日・9月3/10/17日放送分)のジャック中盤(第2クール後半)です。
     お勧めはコチラ→『CQフィフティーン!CQフィフティーン!…変だなぁ?』ジャックは、夕日をバックに電波怪獣ビーコンと戦う#21!
     深夜(正確には超早朝4時。)、小さな女の子が目を覚まし、ふとテレビを見ると…映っていないはずの時間なのに、テレビには何故か旅客機が!?旅客機は突如爆発してしまう。原因は電波怪獣ビーコンの仕業だった。(MAT加藤初代隊長、最後の活躍で有名な話。加藤初代隊長は、次回#22冒頭でMAT宇宙ステーションに転任します。)
     この話で鳴る時計のアラーム音は、ウルトラセブン#37(昭和43年6月16日放送)で使用された音と全く同じタイプです。(ウルトラマンジャックでは、若干エコーが強くなっているのが´70sらしさを強調しています。メロディはセブン時代と全く同じ。若干テンポが速めに聞こえるのは仕様の問題かと思います。年代を感じさせる、初期の学校電子チャイム音です。今となっては貴重なアラーム音、いや初期のシンセサイザーと云ったほうが正解でしょうか。何れにせよ、妙に恐怖感のある音です。特に最後の時刻音を示すボォォォンという電子音が良いですね。)
     #24は『戦慄!マンション怪獣誕生』マンション怪獣キングストロンが登場!(元々はクプクプという小さな宇宙怪獣だったが、MATが銃殺しバラバラに…その破片を少年が持ち帰り、マンションの壁に貼り付けた所、新たに大怪獣となって姿を現します。1971年9月17日金曜放映。)
     MATの新隊長「伊吹竜」は#22の最後にお披露目します。(初登場から顰め面の伊吹2代目隊長。でも根は良い人なんですよ。本編では怒ってばっかりですが…馬鹿っ!馬鹿もんっ!頑固親爺が炸裂!)
     この巻ではジャックがフルに「ウルトラブレスレット」を使用するのでお勧めです!(#24から、ジャック登場BGMが晩年の低音仕様に変更となりました。ピンチのテーマも#24から。#24ではキングストロンにマンションを破壊されているシーンでピンチBGMが鳴っています。)

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     2010/12/10

    ウルトラマンジャック(Since1971)もいよいよ大詰!第4クール末期(#49〜#51)は、初代仮面ライダー(C1971東映/テレビ朝日)の名監督『松林宗恵』が#49と#50の監督を務めています。(1972年3月17/24/31日放送分を収録。何れも金曜日。)

     #49は銀河星人ミステラー星人のみ登場。(タツノコの顔をした宇宙人。人間に化けているが、本来の姿でも日本語をベラベラ喋れる。何故か善と悪が別れている。両者とも顔はタツノコ顔と一緒だが、髭?の形状に若干の違いがある。後は色が微妙に異なる点だろうか。善が薄い赤なのに対し、悪は濃い赤となっています。)善良のミステラー星人は、戦いを好まない平和主義者。一方、悪のミステラー星人は隊長なのるお偉いさん。だが、このお偉いさん(悪)が芦ノ湖で暴れだすのであった。(ロケは…見た感じだとセブンのエレキングの現場に似てる印象。)ジャックはミステラー星人(悪)に操られたMAT隊員に苦戦しながらも、スペシウム光線をミステラー星人(悪)に浴びせるのであった。(その後は、正気に戻った伊吹竜隊長らが悪いミステラー星人の乗ったUFOをアッサリ撃墜。悪いミステラー星人は木端微塵となった。善良のミステラー星人は再び人間の姿に変身し、愛娘と供に湖へと消えて行くのであった…)
     #50は原始地底人キング・ボックルのみ登場します。(監督は松林宗恵氏。変な白い御面?を被ったような恐怖感タップリの怪獣。全く喋らないが奇声を発する。頭のアンテナをクルクル廻して起す“地割れ攻撃”は強烈!最終話の1つ前とあって、シリアスなムードが展開。顔の部分の小さな目?のような所から怪弾も発射出したりする。なかなかの強敵だったが、最後はジャックのウルトラブレスレットのウルトラスパークが炸裂し、粉砕した。)
     そして…お待たせしました!#51(最終話)“ウルトラ5つの誓”が涙ナミダNAMIDAの最終回です。登場する怪獣は『触覚宇宙人バット星人』と「宇宙恐竜ゼットンU」の2体!監督はメイン監督である“本多猪四郎”が久々で且つ最後に担当!(本多監督は、第1クールの#9以来の参加である為、かなり久しい感じがあります。)
     物語は、るみ子と坂田次郎が既にバット星人に囚われている所から始まります。(バット星人は蝙蝠みたいな顔をしているが、目は普通に見えるらしい。目の光り方が異様。実は貧弱で、銃は全く効かなかったが、刃物系には弱かった。)
     バット星人が連れてきた宇宙恐竜ゼットンU(別名でゼットンジュニアとも呼ばれている。)は最強…ではなく意外に貧弱だった。(ネタバレするので倒し方は本編を観賞して下さい。特徴は、初代よりも背はかなり低くてチョットぽっちゃり系で、また色も同じ黒ながら薄く、黒というよりは灰色がかっているのでダークグレー系が正解である。また最大の特徴である触覚は、初代ゼットンでは確りしていたが、今回のU代目ジュニアはフニャフニャしていて、中途半端なイメージを受ける。攻撃方法も単純で、今回のジュニアは手からはビーム砲を、口から分裂閃光弾を発射する。一方で初代ゼットンは、移動する際は瞬間移動を器用に使いこなし、ウルトラマンを撹乱させたりしたり、また口から赤い一括閃光ビームを発射して、ウルトラマンのバリアーを粉砕させたりしていた。)
     ゼットンの声は初代(親)とU代目(ジュニア)で大分異なります…が、特徴的な電子音(♪トゥルトゥルトゥルルルル!)は引継いでいます。
     1967年4月登場の初代ゼットンの声→♪ゼェットォッーン!
     1972年3月31日(金)登場の2代目の声→♪グモォッー!
     ゼットンUは、初代の強さよりかなり衰えている為、非常に残念感がある…ゼットンUが#37-#38で登場した用心棒怪獣ブラックキング並みに強かったら、もっと面白かったかもしれない。(バット星人…多分、ジャックでは最弱の星人ではないだろうか。)
     

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     2010/12/03

    『キラーン…♪チャラチャララ×8ウ〜ルトラマン、ジャック〜…ピシッー!』OP前の“帰ってきたウルトラマン”表示デモ画面を再現してみました。(実際には、ウルトラマンジャックとは云いませんが、私なりにアレンジしてみました。でも、本当にウルトラマンジャックと聞こえてきそうな感じもします。自己満足の世界ですね…)
    「♪君にも〜、見える〜、ウルトラの星〜、遠〜く、輝〜く、地球に1〜人〜、怪獣退治に指名をかけて〜、燃〜える町〜に、後僅か〜、轟〜く叫びを〜耳にして〜※帰〜って来たぞ!帰〜って来たぞ〜、ウ〜ルト〜ラ〜マ〜ン〜」御馴染みのOPが聞けるのも後僅か、今回はウルトラマンジャック(Since1971 RETURN OF ULTRAMAN)最終第4クール(1972年1月下旬〜同年2月中旬放送分)のレビューです。(#41〜#44の4話収録。第4クール中盤。)
     ウルトラマンジャックのテーマは“初代ウルトラマンよりも兇悪な怪獣との戦い”ですが、第3クール(ジャック後期)以降は#31[宇宙怪人ゼラン星人]の登場を皮切りに、次々と悪性な星人達が現れてきます。(ちなみに、ジャックで登場する星人の中では、第3クール最後に登場した暗殺宇宙人ナックル星人が最強で且つ極悪非道である。)
     第4クール(ジャック終盤)は、星人(本体)が手下の怪獣(サブ敵キャラ)を連れてジャックを襲う、そんな内容です。(第3クールとの違いは、ややカオス気味になっている事でしょうか。本編をご覧になればお解り頂けると存じます。)
     お勧めは、やはり「#41 バルタン星人Jrの復習」でしょう!監督は、前年の1971年に“初代仮面ライダー”の監督を務めた佐伯浮治氏が初参加しています。(バルタン星人と云えば、初代ウルトラマンで登場した星人の元祖でも有名。フォフォフォという特徴的な声は残念ながら今回では採用されず、ハハハッという高らかな笑い声と供に、ベラベラと日本語を喋り出します。)
     バルタン星人ジュニアの名言…@『小僧!早くMATを呼んで来いっ!』A『筋書通りに乗りこんで来たな、父の仇ももうすぐだ、よしっココらで見せてやろう!』B『フハハハハハッ、これが俺のビルガモ作戦だ!』C『さすがウルトラマン、だが俺は負けた訳ではないぞ、勝負は1回の表だ、必ず命を貰いに来る、さらばっウルトラマン!』この後バルタン星人ジュニア(4代目)はジャックにスペシウム光線を浴びせられ、消えて逝くのであった…
     さて今回のお勧め作品はもう一つ、そうです“特撮メロドラマ”こと#44『星空に愛をこめて』です。この作品は、ラブストーリーの金字塔とも呼ばれる[筧正典監督]が手掛けたウルトラマンジャク最後の特撮メロドラマです。(1972年2月11日放送 筧正典監督は、ジャックでの活躍はこれで完了となり、次回作ウルトラマンAの監督まで御役御免となります。)
     岸田隊員は宇宙牛人ケンタウルス星人(地球での人間の姿は茜と名乗る。)に恋をしてしまう、しかし茜は岸田の作った遠距離レーダーを破壊しに来た悪い宇宙人だったが、茜も地球人である岸田の事が好きになってしまい悩んでいた、そのとき地中から燐光怪獣グラナダスが出現するのであった。
     1972年2月は丁度バレンタインデーシーズンだったので、それに纏わるかのように“特撮メロドラマ”という斬新な内容を送り出すのであった。(筧正典監督、恐るべし!さすがエースとタロウの生みの親!タロウは殆ど過去のウルトラマン流用BGMがなく、斬新で且つスタイリッシュな内容で有名!タロウは、平成のチビッコにも人気です!)
     バルタン星人ジュニアの苦心作である「ロボット怪獣ビルガモ」、ウルトラセブンのクレイジーゴン以来の久々のロボット怪獣ですが、意外にアッサリやられてしまうので正直ガッカリ感があります。(まぁ、あくまでメインはバルタン星人ジュニアですから…)

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     2010/11/28

    ウルトラマンジャック(Since1971)第4巻!今回は第1クール終盤〜第2クール前半(#13〜#16)を収録したウルトラ1800シリーズです。
     #13及び#14は第1クール最後の前後編作品です。(#15から第2クールに転換します。#13と#14は前代未聞!なんと夫婦怪獣という斬新な2大怪獣が出現!片方は津波怪獣シーモンス♀、もう片方は竜巻怪獣シーゴラス♂である。初代ウルトラマンで出演した村松キャップが、今回は船長となって再び登場!ジャックは2大怪獣に苦戦しつつ、一度はウルトラバリヤーで撃退するものの、2回目はシーゴラスの発生させる大竜巻に悪戦苦闘!MATの活躍によりシーゴラスの角を破壊する事に成功!2大怪獣は海へ帰って行くのであった…)
     #16の始祖怪鳥テロチルスは、再び前後編の作品です。(この作品は異色のラブストーリーに仕上がっています。ラブストーリーといえばウルトラマンA及びウルトラマンTのメイン監督である筧正典氏の得意分野であるが、この作品はウルトラマンレオのメイン監督である山際永三監督が担当している。ちなみにA及びTの筧正典監督は終盤である第4クールで、完全な特撮メロドラマを完成させています。特撮メロドラマについては、また次回のレビューで紹介したいと存じます。)
     #15は吸電怪獣エレドータス(作品では少年がエレドーダスと言いはっていますが、正式名称はエレドータスが正解。電気亀怪獣。)、この作品から第2クール(ジャック中盤)に変り、季節も暑〜い夏(7月〜9月)の東京が舞台となっています。1970年代序盤(1970年〜1975年初頭頃まで)当時流行った玩具“アメリカンクラッカー”がこの作品で少年が器用に使いこなしています。(アメリカンクラッカーを使いこなすのは至難の業。あんなに上手く出来るのは相当なプロにまず間違いありません。僕も過去にアメリカンクラッカーで遊んだ事はありますが、意外に重く、振り回すのはとても難しい技術です。)
     また#15で登場する鉄道会社は、1971年当時の西武鉄道(関東の私鉄会社)にまず間違いないでしょう!(当時の西武は、赤電と呼ばれた旧型車両が大量にいた時代です。あの特徴的な高電圧架線柱は西武多摩川線にしかありません!エレドータスは西武多摩川線の白糸台〜競艇場前間に突如出現し、夜間走行中だった貨物列車を襲った訳です。1970年代はまだ西武も貨物列車が走っていましたからねぇ…)

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     2010/11/28

    帰ってきたウルトラマンことウルトラマンジャック!(Since1971)昭和46年4月2日(金)〜昭和47年3月31日(金)まで放送の全51話の作品!(特撮の神こと故円谷英二が率いる、特撮ドラマシリーズ第4弾!第2期ウルトラマンシリーズ最初の作品で、且つ初期ウルトラマンシリーズ最後の作品。メイン監督は、あのゴジラの監督である本多猪四郎である。音楽担当は、ウルトラセブンから引継ぐ冬木氏。流用BGMはウルトラセブンが殆どで、初代ウルトラマンのBGMは全く流用されていない。)
     第@巻は序盤の第1クール(#1〜#4)を収録。特に#1の主人公の事故死には衝撃を受ける事間違いなし。(しょっぱなから主人公が死ぬ、初期のウルトラシリーズではお決まりのパターン。でも御安心下さい、M78星雲から各ウルトラマン達が駆けつけて、各主人公達の命を復元させてくれます。今回はウルトラマンジャックが主人公である郷秀樹に体を乗り移る、これは後のA、Tにも共通するシーンである。)
     初代ウルトラマンとウルトラセブンは圧倒的な強さ(というか明らかに強過ぎるでしょう両ウルトラ戦士。)で怪獣や星人に立向ったが、今回のジャックから一度は敗北する所謂“人間ウルトラマン”仕様に一風変ってます。(#4を観てお解り頂けると存じますが、スポコン魂が根強く出ています。当時のライバル特撮番組である“初代仮面ライダー”に徹底的に対抗した作品なのは云うまでもありません。)
     ウルトラマンジャック、兄の初代マンやセブンと違い、戦い方がやや不利な状況になりつつ、それを乗り越えて形勢逆転する、1970年代の新しい風勢を活かした特撮ドラマ作品です。(ドラマ性の高さは天下一品!一流の監督軍率いる第2期ウルトラマン!ちなみに、#3はセブン及び80のメイン監督である満田かずほ監督の色濃さが強く出ています。登山のシーンが、いかにも満田監督ならではです。)

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