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　2010/02/17

タックウェルはモーツァルトのホルン協奏曲集を４回録音（２回は自身が指揮）していますが、マリナー盤が出色の出来栄え。通奏低音にチェンバロを用いた独創的編曲。マリナーは、ヴィヴァルディの合奏協奏曲「四季」でもはっとするような装飾音で度肝を抜きました。タックウェルのホルンの音色は、天才ブレインのような深みには欠けますが、その朗々たる響きは爽やかそのもの。録音の良さもあり、是非手元に置いておきたい一枚。

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　2010/02/17

ボッケリーニのギター五重奏曲集はギター室内楽の名花ともいえる作品。ギターのロメロ一家の中核ペぺの見事な技巧、バックを受け持つアカデミー室内アンサンブル（四重奏団）もギターと見事に調和。南欧の爽やかな風を感じさせる仕上がりとなっています。特に第４番「ファンダンゴ」は打楽器も入り秀逸な出来栄え。