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トップ > My ページ > Komponist さんのレビュー一覧
検索結果:2件中1件から2件まで表示
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2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/05/27
ベームのCosi fan Tutteといえば私にとってはこの録音を越えるものはない。同年のフィルハーモニア管とのセッション録音は、歌手は悪くないが全体に硬い感じがするし、74年のザルツブルク・ライヴ版はシュライヤー以外の歌手の歌唱が少し物足りない。当録音もザルツブルク・ライヴだが、格段に歌唱の完成度が高く、それでいて生き生きとしたライヴの雰囲気がたまらない。ベームの指揮もセッションよりずっと躍動感があり、このオペラから最高のものを引き出している。このCDは20年くらい前から繰り返し聴き、今はアイポットにも入れ、いつでも気分が乗ったときには聴けるようにしている。ベームのCosiといえば、私にとってはこれのことだ。シュワルツコップとルートヴィヒだけでなく、プライもシュッティも他のCDでの同役の歌唱よりずっといい。是非、オルフェオあたりから正規版を出してほしいものだ。もうひとつ、1972年の同オペラ同指揮者のザルツブルク・ライヴ版も出してほしい(シュライヤー、プライ、フィッシャーディースカウが共演しているやつ)。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/05/27
このCDは20年近く前に買ったが、それ以来ことあるごとに聴いている。Seefriedはグラモフォンから出ているCDにも、もう少し歳を取ってからのモーツァルト歌曲集があるが、どちらもいい。モーツァルト歌曲集はSeefriedの右に出る人はないような気がする。Seefriedの歌唱は他の歌手では実現しえない何かを持っている。1950年代の半ばくらいから声質が変わったように思うが、いずれにしろ感動が胸やお腹にこたえる。子守唄集やシューベルトも同様。涙が出そうな音楽とはこういう歌唱を言うのでは。アメリングのような軽快さ、シュヴァルツコップのようなドイツ語の微妙なニュアンスを斟酌した知的歌唱もいいが、私にとってはSeefriedが一番。
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