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　2009/08/31

和泉桂さんの作品が大好きで、その中でも特ににこの「せつなさは夜の媚薬」は私の心の一冊です。そんな時この作品が「ドラマＣＤ化」との吉報が入り、即購入しました。出来栄えは期待を遙かに上回るもの！やはり、耳で聞くものなので、キャストの方々に注目しましたら、なんと福山さんと諏訪部さんではありませんか！！まさに神のキャスティング！！！
こちらお二方の演技にもう終始引き込まれ、涙を誘われて、もう大変でした。原作と照らし合わせながら読んでいると、和泉さんの文章力・言葉の表現は、とても真似できそうにありません！まさに「凄い！」の一言！！

そして、福山さんと諏訪部さんのお声のいい事ったらもう・・・ずーっと聞いていたいです。それ位良かったです（＞▽＜）
やはり、声だけで表現される方の底力はドラマＣＤでこそ発揮される物だと、私は感じました。声を年齢に応じて、違和感無く変えていく技術はまさに神業ですね。声優さんは凄い！

また、時代設定が「大正」ということもあり、雰囲気としてはどこか哀愁漂う、色で表現するのであれば「セピア」だと私は思います。しっかりと大正時代に起きた出来事も盛り込まれているので、「日本史」の勉強にもなります。
この出来事やモノローグをキャストの方が語るのですが、これもまたたまらんですよ！！
是非是非！！１度お聞きになってみてください。皆さんも、大正の空気に触れられること、間違いなしです！