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Review List of 人生シエスタ中 

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     2009/12/31

    中年の専業主夫である小生が、見開いただけで大感動。
    大きな本なのに、軽いのです。重さですよ。
    内容は言わずもがなの傑作。
    ”PopArt”絵本の仕様が楽しみでした。見事に素晴らしい様々な仕掛けが施されています。相当の手間がかかっていることと存じます。
    また、この完成品に至るまで多くの方々のアイデアとご努力があって上梓されたことに感謝します。ここでは価格の話は止めましょう。
    2009年感激の大晦日です。
    子どもにとっても、大人にとっても「夢のような、ええ本」です。

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     2009/12/31

    昭和の巨匠、古賀政男氏と服部良一氏の楽曲にPercyFaith氏が着目し、原曲の素晴らしいメロディーを充分生かしながらのアレンジに感動しました。洒脱な作品が美しい”StringsSound”として復活して嬉しくも有り難い作品です。日本の家庭に一枚は必携、海外の友人・知人にプレゼントしても喜ばれそうな逸品です。違和感なく素直に感激です。

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     2009/12/30

    相当昔、海外のとある大学教授から「辞書類は一生ものだから、高価でも良い辞書をどんどん使いなさい」とご指導いただきました。
    そしていつもすぐ見られるように「カバーは外しておくこと」とも。

    この世界地図は、まさに「辞書のような世界地図」です。
    英語、仏語、独語、中国語などの現地語とカタカナの併記と詳細な記載。
    世界主要都市の市街地の地図、地殻・プレート、資源、人口分布(世界の夜の明るさ)、海流・大気の流れ、航路・鉄道・パイプライン・シーレーンの紹介もあります。
    巻末に、「アイウエオ」順と「アルファベット」順で地名を検索出来ます。
    装丁も美しいアナログ地図の最高峰と存じます。

    世界史年表、歴史地図、各種の辞書との併用により、地理・歴史をマクロ的に「縦・横・斜め」に見渡すこともできますし、ミクロ的に「何々通り」までも都市によっては把握できます。

    重みがありますから、重いですよ。時を忘れます。

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     2009/12/26

    ここでの”Little LIght”とは、「ちょっと軽めに」ってな感じを意味しているのでしょうか。4人編制で、アコースティック楽器を中心にし、Drums-setも簡略にしてのライヴ演奏です。しかし結構、エレクトリック・ギターも登場してます。「ちょっと軽めに」どころか、選曲、演奏内容、アレンジとも「相当に濃い」内容ですよ。
    ジャケットの裏面の表示によると、「1992年5月、ロンドン、ドルトムント、フランクフルト、マンハイム、ミュンヘン、ベルリン、グラーツ、プラハ、チューリッヒ、アテネ、アンカラ、エルサレム、カイザレイアでのライヴ録音」との英語表記があります。
    ヨーロッパ〜小アジア〜地中海沿岸を斜めに南下したツアーのようです。
    地図帳で確認してみました。

    リマスターされてます。SACDなどにはなっていないようです。
    2009年現在、日本盤は廃盤でしょうか。かっては”Chrysalis-東芝EMI株式会社”で発売されておりました。

    世界中では超人気、日本では省人気なグループ。こんなバンドに誰がした?
    廃盤はいかん!ベスト・ライヴなアルバムです。

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     2009/12/18

    1969年フランスでリリースされた2ndアルバムです。
    LP-Recordでは、ジャケットの右上、polnareffの”ff”の下に、丸で囲んで、”VOLUME 2”の表示、左下に”STEREO MONO”の表示があります。
    ”Le Bal Des Laze”とは邦題曲名「ラース家の舞踏会」。
    2009年入手容易なCDは、ジャケット違いで「幼少期のポルナレフがサングラスをかけた見立てのジャケット」。
    素面のポルナレフのジャケットが秀逸です。日本でも、このジャケットに白枠で69年頃に発売されていたようですが、人気になるのは71年頃からでしょうか。CBS-SONYレーベルだったかなぁ。1st-album収録の「シェリーに口づけ」がラジオ番組で聴かれない日はなかったほど。同時代は「フリージャズの終焉を迎え」「アートロック(後のハードロック、プログレ等の別名)、エレクトリック・ジャズの出現」などシーンの展開も面白かった。そこに颯爽と登場した「ポルナレフの楽曲の格好良さ」には痺れた。FranceGallファンの小生も感動した。
    発売されていたLPジャケットデザインは、何故か「ケバケバしかった」黄色や金色基調だった。内容と相当乖離していた感覚を覚えています。
    オリジナルLP,EPは、もう入手困難を越えて不能状態。なんとか「少しづづでも復刻を望んでいます」。
    このLP-record盤も、180グラムのシール表示です。良い重さだと思います。
    「このジャケットは本当に良いです」。
    日本の温泉旅館での浴衣スタイル、行燈、消火器、実験道具、オープンリール・テープレコーダ、ぬいぐるみのジャケットは現在でもうけるでしょう。

    Encore! et toujours.

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     2009/12/18

    ポルナレフのフランスでのデビュー・アルバム。1966年フランスで発売されたLP-Recordの再プレス盤。アルバム・タイトルは便宜上なのか理由はわかりませんが、”Sous Quelle Etoile Suis-je Ne?”直訳「僕はどんな星の下に生まれたのか?」邦題タイトル「人生は星の流れ」との表記。しかし、LPジャケットには、タイトルらしき表示は見あたりません。ポルナレフが奏でているギター、後ろの壁の落書き、床の英字新聞にもタイトルらしき表示はありません。見開きジャケットの背表紙には”MICHEL POLNAREFF-530 924-8”との記載。これは、レコード・ラベルの番号と一致します。内袋に彼のモノクロ写真と”MICHEL POLNAREFF”の大きな文字と彼のちょっとした紹介が書かれています。「13歳からシャンソンに心惹かれ、銀行員、保険会社員、郵便局員を経て放浪生活をしていた云々」(内ジャケットより一部抜粋しました)などの記載があります。後に日本盤CDが発売されていますが、曲順に相違があります。
    レコード盤自体は重量もあり、センターの穴の位置も正確ですし、そりもありません。大変丁寧な仕様のLP-Recordです。
    1944年生まれですので、22歳の時の1st-albumになります。日本で本格的に流行りだしたのは、70年代に入ってからです。
    複製ながらも、「レコード盤に針を降ろすのは一種の神聖な儀式のような」感覚であることを「身体で」思い出しました。「ゆっくりとレコードを出して、聴かせて頂き、掃除して、ゆっくり袋へ入れる手間のかかる行為」の素晴らしさ、アナログゆえの針飛び防止の針圧調整も「至福のひととき」でした。感激した2009年末です。

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     2009/12/15

    ロリー・ギャラガー氏のライヴアルバムでしたら、やはりこの「アイリッシュ・ツアー」が一番のお気に入りです。次が「ライヴ・イン・ヨーロッパ」です。
    恐らく、私がLP-Recordsとして購入して、相当強い記憶に残ってます。
    「熱いライヴ会場、聴衆の床を踏む音、ギャラガー氏のテンションの高さ」
    素晴らしいです。1974年当時のベルファースト、ダブリンなどは、大変緊迫した社会状況だったのではないでしょうか。
     このSONY MUSICの”Made in the EU”盤には驚きました。ボックス仕様との表示なのですが、「ブリキ?の缶」仕様で見開きです。リマスターもされています。”Remastered by Tony Arnord at Court House Facilities,Dorset”(輸入盤ライナーより一部抜粋しました)。二曲の追加おまけ付です。日本版とはジャケットが違いますし、リマスターされた普通のCDです。LP日本版発売時は「グレーに文字が書かれたジャケット」でした。
    素晴らしくも、十分に納得できる音です。
     テイスト時代から聴いておりましたが、”Against The Grain”Chrysalisのジャケット・デザインは秀逸です。使い込んだストラト・キャスターのボディーが印象的で、ネジも錆びてます。しかし、音は冴えに冴えまくっています。「ポップ感覚とブルース感覚のブレンド具合の妙味」が「攻撃的なフレージング」と相まって、素晴らしい味を出しています。
     なぜか、英国のプロレスラー「ダイナマイト・キッド氏」と印象がダブルのであります。「小さいけれども、山椒のように”KIRE”がいいところが似ている」からでしょうか。
     一枚ずつ収集するにあたいするMusicianです。彼は魂を売らなかったと思います。感謝です。合掌。

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     2009/12/13

    いい企画の作品です。限定でも「いい企画」ならアンコール・プレスも歓迎です。別名「再発」「リイシュー」と同義語かな。

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     2009/12/12

    低音の魅力、英語発音の魅力、ライヴの魅力、トークの魅力に圧倒されました。選曲も小生の好みにピッタリ。ライヴのバッキング・メンバーも素晴らしいメンバーです。感謝いたします。「優しく暖かい人柄」(直接は存じませんが)が伝わってきました。有り難うございます。君こいしです。

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     2009/11/10

    Erik Satie(1866〜1925 Paris)と吉松隆(1953〜)の楽曲を意図的に交互に配置した企画・構成のピアノソロ。
    「何とも不思議な感覚。二人いやRogeも含めた三人の違和感の全くない自然な味わい」。19世紀末パリと21世紀の世界の共通項を感じたりしました。
    アンニュイ、不条理、矛盾のなかでも何とか生かされている。
    考えようによっては「そんなに考え込むなよ」「まー、ごゆっくり音楽でも楽しんでよ」と語りかけてくれているような暖かみのある音楽です。
    「次の時代は、すっきりした社会だよ」とヴィジョンを示してくれるような「有り難い夢」のような作品です。不安から希望の光がさしてくるかもしれません。

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     2009/11/10

    オリジナル・リリースは、1967(昭和42)年です。巨泉さんの生まれが、ライナーによると昭和9(1934)年。計算では、巨泉さんが33歳くらいの時のリリース作品。
    TV-”11PM”も楽しみだったなぁー。当時小生は小学生。
    小生「この人って遊びが仕事なんだから羨ましい」と思っていましたが、ご本人曰く「よくそう言われるけど、楽じゃないし、別のホントの遊びが必要」てなことを言っていたような。違ってたらすみません。「巨泉さんの軽妙なトークとストリングス入りの日本モダンジャズ」もイカシテマス。
    現在は、日本、NZ、カナダに店舗を構えた実業家です。場所も良いところを選択しましたねぇー。
    大学在学時か中退後か「ジャズのライナーノーツ」も書かれてました。当時の写真もあり「神経質そうな超真面目人間」って風貌からの大変身。

    才能の関係で「本当に書きたいことは、書けなかった」。今回のレビュー。
    一部巨泉さんの台詞を抜粋しました。洒脱なCD。

    「想いでなんて、すぐ近くにあるよ」「甘い、苦い、辛い、しょっぱい」
    「山や川が綺麗ならいいじゃない」
    その気になったら何でも出来るが、適当に生きるのもいいかもね。
    「お金、過去」野暮な話だね。”精神を開放しようのHowTo”アルバム第一号って感じの有意義そうな作品。気楽になれそうです。

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     2009/11/07

    「心が洗われます」
    自然と平和に感謝したい気持ちになりました。
    5世紀のチャントを聴くことが出来ます。
    譜面はまだなかったでしょうから、想うに「伝承」されて歴史の風雪に耐えてきたのでしょうか。
    「有り難いCD」です。約1,500年前の音楽。

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     2009/11/01

    「ゴルトベルク・ヴァリエーション」がお好きな方は、「面白そうで一度は聴いてみたい」かな風の作品。
    「ライヴ・エレクトロニクス」なる楽器、デジタルで出来たアナログ風味の音、内ジャケットでは、マックのNotePCに卓上小型マシンが接続されています。そして音源モジュールのような(写真では明確に確認できません)装置。Mac-NotePCの画面には、左側に周波数の波形など、右側に譜面が写っています。DTMをワン・タイム・パフォーマンスしているのかなぁー。
     試みとしては面白いです。所謂Ambient-Music(環境音楽)とかにもなるような、ならないような既成のカテゴリーなどに拘らない構成と
    音の再構築。この点では、方法論として”Jazz-Musician”なども試みているでしょう。自由な解釈。エッセル氏の趣味的作品かもしれません。
     如何せん、ジャケットはご覧のとおりの「素っ気なさ」ですが、中身はそれほどまで「素っ気なく」はないものの、かといって「深い感動」はしなかった。正直「へー、面白いなぁー」ぐらいの感想。
     珍しいアルバム。J.S.Bach先生が聴いたら、どう想うだろうか。
    PC画面のバックライトが、LEDならいいでしょうが、単なる液晶画面なら電磁波で健康に影響がありそう。PCからは一定の距離感をとることが必要なことが教訓として解りました。
     

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     2009/10/29

    ”Most special Live album”かと思いきや、そうではないのです。ニューヨークのスタジオとホールでの録音を繋いで、ライヴに見立てた粋で”Most special Occasion”なアルバム。BackMusicianは、ドラムスのみ日本の方
    です。Trumpet,Flugelhornは、Lou Soloffが担当。
     のっけから「伊勢佐木町ブルース」ゆえに「ため息」が素敵です。
    本来の”Blues”ではないものの、Jazz仕立てで青江さんの魅力が作用して「限りなく”Blues”に近いブルース」に聴こえます。妖しいアンニュイ感と共に、かって日本の地方都市・歓楽街にあった「大きなキャバレー」の雰囲気も感じます。(小生、ジュースを飲んでました)
     この文章を書くにあたって、青江さんのオリジナル・ベスト盤CDを開いたら、「新聞の切り取り」が入っていました。
    2000(平成12)年7月14日付読売新聞の記事でした。「歌謡史外伝」 追悼・青江三奈 ため息もう聴けない 一部抜粋しました。
    享年54歳。ご病気でした。ご冥福をお祈りいたします。合掌。
     青江さんと作詞、作曲、編曲者、復刻に携わった皆様に感謝いたします。
    素晴らしい情熱です。10点です。

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     2009/10/27

    「癒しの音楽(音)」”Cure-Music”,”Cure-Sound”の心地よさ。
    日常生活や音楽を聴いていて、「煩いなー」とか「喧しいなー」「音数が多いなー」とか思いながらも、何か「心地よい音」がほしいときにピッタリです。
     病院の待合室など、TVつけっ放しのところが多いです。調剤薬局も同じです。TVは消しましょう。
    このような音を静かに流すだけで、いろんな病も「自然治癒力」発揮か、はたまた「ナチュラル・キラー細胞」の活性化か、ほっとします。「プラシーボ(Placebo)効果」もあるかもしれません。Evidenceなしです。
    気持ちが良くなるから、よく効きますが、副作用はありません。

    瞑想して時を忘れることの手伝いもしてくれます。有難い音楽です。
    「フワフワ」「キラキラ」ってな感じが好きです。
    無理がなく、自然に美しいです。性善説のスタンスにさせてくれます。

    医薬品ではありませんので、飲んだり、張ったりしないで下さい。
    ご自分の好きなときに、自分の意思で聴いて下さい。
    「感謝の気持ち」が湧いてきます。感謝します。

    「音楽療法」ってありますが、活用できそうな感じです。
    小生は医療関係者ではありません。ストレス・デジタル社会に生かされている疲れた凡人です。

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