トップ > My ページ > 青のサボイア さんのレビュー一覧

青のサボイア さんのレビュー一覧 

検索結果:161件中1件から15件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/07/15

    商品説明に無いので記載させていただきますと、このボックスセットはオーネット・コールマンのデビューアルバム「サムシングエルス!」、「トゥモロウ・イズ・ザ・クエスチョン」、「ジャス来るべきもの」、「世紀の転換」、「フリージャズ」の五枚がセットになっています。初期のオーネットミュージックを楽しむには時系列ですし良いと思います。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/07/15

    こんなに楽しいアルバムは他にはないのではないか。10年の月日が経っているが「ダンシング・ユア・ヘッド」に通ずる楽しさがある。ダンシング〜の方は割と曲のバリエーションというか展開が少なかったのに対して、本作は曲数が増えて曲調のバリエーションも増えたので飽きることなく聴き通すことが出来る。グレイトフルデッドのジェリー・ガルシアが参加しているがギターは複数人参加していて絡み合いが楽しい。他にもベースも二人と編成が多いにもかかわらずサウンドはウルサくなく調和している。コレが所謂ハーモロディク理論ということか。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/07/15

    この時期、ベースがチャーリー・ヘイデンからジミー・ギャリソンに代わったり、本作のスコット・ラファロに代わったりしていて、ベースの聴き比べが面白い。手数よりも音価で勝負するタイプのピッチの飛躍があまりないヘイデンのベースに対し、対局とも言える手数の多いスコット・ラファロのベースは押しが強く、本来は縁の下の力持ち的存在のベースでフロントを張っている。ラファロが急死しなければオーネットともっと共演していたかもしれないと考えると貴重な記録でもある。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/07/15

    ブルーノートのオーナー、アルフレッド・ライオンも思い切ったことをしたものだ。なんといっても本作のドラマーは当時10歳のオーネット・コールマンの息子デナード・コールマンなのである。フリージャズだから技術が無くても何となく仕上がるが、当然フリーの猛者たちは確かな技術の上にメチャクチャやっているのである。ピカソと同じだ。そういった点で当時のデナード少年のプレイは決してほめられた物ではない。まあイノセントなプレイとは言えるわけだが…
    なお、その後デナードはオーネットのレギュラーバンドメンバーとしてたびたび(特にプライムタイム期)プレイしていて、段々とプレイが上手くなっていく。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/07/15

    レーベルの垣根を超えて、オーネットのデビューアルバム「サムシングエルス」、二作目「トゥモロウ・イズ・ザ・クエスチョン」(コンテンポラリー)、フリージャズの金字塔「ジャズ来るべきもの」、「世紀の転換」(アトランティック)と初期のアルバムを時系列に収録したベスト盤。キャリア初期のオーネットミュージックを知ることが出来るという点で良い一枚だが、収録順が時系列になっておらずバラバラな点は注意したい。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/07/15

    言わずと知れたフリージャズの金字塔「ジャズ来るべきもの」だが、ブルーヴァイナル仕様とは珍しい。ジャズファンはオリジナル盤に拘る向きがあるが、盤をターンテーブルに乗せたとき美しく回転するブルーヴァイナルは魅力だと思う。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/07/14

    オーネット・コールマンの記念すべきデビューアルバム。まずタイトルからして凄い。キャノンボール・アダレイ(実質マイルス・デイヴィス)の超名盤「サムシングエルス」と同名な上に「!」を付けている笑。当てこすりというか挑戦的というか…。ジャケットには「THE MUSIC OF ORNETTE COLEMAN」と書かれている。つまり「これはオーネット・コールマンという人が生み出す新しいタイプの音楽なんですよ」ということをレーベル側は主張しているのだ。今の耳からすると普通のジャズに聞こえるわけだが、当時としては、オーネットの音楽は新しかったのだ。本作は確かに曲は良いのだが演奏が不完全燃焼。やはり名盤「ジャズ来るべきもの」のチャーリー・ヘイデンの参加が必要不可欠だったのだ。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/07/14

    叙情の垂れ流しと評されることもある本作であるが、言わんとすることはわからないでもないような気がする。しかしながらそこが本作の良いところでもあるので好みが別れる作品かもしれない。アメリカ、ノルウェー、ブラジルと生い立ちのバックグラウンドの異なるメンバーが言葉や文化の壁を超えて音楽だけを共通言語に表現した曲、演奏は他に類を見ないケミストリーを生んでいることは確かだと思う。
    叙情の垂れ流しを浴びるのもたまには悪くない。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/07/14

    チャーリー・ヘイデンがアメリカン同時多発テロ後混乱するアメリカに対して提示したアメリカの美しさと愛国心を思い出そう、または取り戻そうというメッセージのアルバム。自分より若い世代の気鋭のプレイヤーを擁した本作であるが、チャーリー・ヘイデンという人は一流のベーシストというだけでなく、一流のコンポーザーであることを本作は証明している。というのは、パーソネル各々は彼らのリーダーアルバムでのプレイとはまた異なったアプローチを見せており、それがまた絶妙なプレイなのだ。プレイヤーの本来とは違う引き出しをうまく出すことが出きる手腕は、マイルス・デイヴィスを彷彿とさせる。なおストリングスも豪華に加わっていてかなり感動的な出来の作品となっている。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/07/14

    チャーリー・ヘイデンとマイク・メルヴォアンのベースとピアノによるデュオ作品。ヘイデンの数あるデュオ作品をかなりの数聴いてきたが本作が一番つまらなかった。マイク・メルヴォアンのファンの方には悪いが、アプローチも普通、聴き応えもスムーズ、正に当たり障り無いカクテルジャズといった印象。オシャレなバーか高層階レストランでかかっていそうな(私が苦手なタイプの)ジャズ。一曲が短いというのも私的にはマイナス。皮肉を言ってしまえば最高の作業用BGMになると思う。そういう点では買いかもしれない。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/07/14

    なんといってもチェット・ベイカーのプレイが光る一枚。私はチェット・ベイカーの熱心なファンではないので、若いときの時のアルバムもそんなに聴いていないし、晩年の吹き込みもほとんど聴いていない。若き日のチェット・ベイカーはマイルスの二番煎じのような印象を受けたが、晩年の演奏には、壮絶な人生を生きた人間の業のような凄みがある。歌声にしてもそうだ。音楽が、とりわけジャズが演奏者の個性を発揮する表現であることがありありと伝わってくる。しかしながらチェットのプレイは痛々しさも孕んでおり、気軽に聴こうという気にはなれない。他の演奏者のプレイも光るものがあり、隠れた名盤といったところだろう。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/07/14

    チャーリー・ヘイデン率いるビッグバンド、リベレーション・ミュージック・オーケストラの三作目「ドリームキーパー」発表後のライブ録音で演奏内容もドリームキーパーをほぼ再演する形の曲構成となっている。演奏内容はかなり攻めていてフリースタイルゴリゴリでかなり白熱している。リベレーション・ミュージック・オーケストラのライブ録音は数えるほどしかないので本作はそういった意味でも貴重な一枚だ。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/07/14

    叙情の垂れ流しと揶揄されることもあるチャーリー・ヘイデン、ヤン・ガルバレク、エグベルト・ジスモンチのトリオによる前作「マジコ」の続編。確かに言わんとすることはわからないでもない。しかしそこが良いのだと評価が分かれることであろう。そうした前作に比べると明るい印象の曲が多い気がする。「フォークソングス」という題名だがただ単に所謂アメリカン・フォーク・ミュージックのことでは無いだろう。彼らの故郷を差す言葉と思われる。異なるバックグラウンドを持つ三人が個々の故郷の音楽を持ち寄り起こしたケミストリーがここにはある。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/07/14

    チャーリー・ヘイデンとイギリスの奇才ジョン・テイラーのベースとピアノによるデュオ作品。タイトルの「Nightfall」とは「日没の直前」という意味らしく、ちょうどジャケット写真のような状況だと思う。演奏内容は正にこのジャケットのような雰囲気を感じさせる一枚となっている。朝のようにキラキラはしていない。昼のように明るくはない。夜のように暗くはない。薄暗く、徐々に暗さを増していく夕方のように、どこか悲しいようなどこか嬉しいようなアンビエントな感情を想起させる作品だ。穏やかでリラックスして聴けることだろうと思う。テイラーの作品は聴いたことは無いのだが、奇才と称されるだけあって奇抜なことをする人なのかもしれない。本作でもベースがソロをとる間のバッキングで琴のような弦を弾く音がきこえるが(恐らくピアノの弦を弾いているとおもうのだが)、そこら辺に奇才と称される片鱗があるように思えた。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/07/14

    リー・コニッツ、チャーリー・ヘイデン、ポール・モチアンという大ベテランの巨人の中にジャズの未来を背負う若き天才ブラッド・メルドーが参加したライブ作品。ブラッド・メルドーというと先進的といかどこか奇をてらったところがあるアルバムを出すときもある印象だが、本作はそういったところのないオーソドックスな「ジャズ」が聴ける。白熱する場面もあるにはあるが全体としてはリラックスした印象の演奏が続く印象で、非常に聴きやすい。キャリア的にもコニッツが頭一つ抜けているからか、基本的にはコニッツの演奏が全面に出ている。とはいえ四身一体といった演奏なので、参加しているどのプレイヤーが好きでも聴き所のある良盤だと思う。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:161件中1件から15件まで表示