『サロメ』全曲 カステルッチ演出、フランツ・ヴェルザー=メスト&ウィーン・フィル、アスミク・グリゴリアン、他(2018 ステレオ)(日本語字幕付)
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山形の音楽学士 | 山形県 | 不明 | 2023年02月18日
Rシュトラウスのオペラ作品ウィーン私の好きなウィーンフィルの作品として完成度も高く今後の演奏に期待が持てます。ばらの騎士の購入をけんとうしています。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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sarai | 神奈川県 | 不明 | 2022年11月14日
いよいよ、待ちに待ったジョナサン・ノット&東響のサロメが間近になったので、サロメを歌うグリゴリアンがザルツブルク音楽祭で歌ったBDを聴きました。いやはや、凄いね! ウィーンで聴いたカミラ・ニュルンドも凄かったけども、まあ、異次元の歌唱ですね。ただし、このBDではウィーン・フィルの艶やかな美しい響きが録り切れていません。あくまでもグリゴリアンの絶唱を聴くものです。 ところで、このBDは日本語字幕付きと標記されていますが、字幕を選ぼうとすると日本語が見当たりません。仕方がないので英語を選択。後で念のためにない筈の中文を選択してみると、これが日本語でした。HMVはせめて、この標記誤りの注意書きを封入してもらいたいものです。この不具合があるので、星を一つ減らします。 ノットのサロメは今週、ミューザ川崎とサントリーホールで聴きます。楽しみです。感想はブログ(saraiのブログ)で書きます。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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gakusei | 北海道 | 不明 | 2021年07月08日
美しくも妖しいオーケストラの音色と良く響く歌声、どちらも表現力が豊かで素晴らしい。また、カステルッチの演出では立場の違いを顔の下半分へのメイクで表現しているなど斬新です、最初から最後までものすごい求心力があった。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 2020年01月18日
アスミク・グリゴリアンの見事なまでの一人舞台。一時代前のナディア・ミヒャエル、さらにその前のキャサリン・マルフィターノも見た目は申し分ないサロメだったが、いずれも声量には限界があった。グリゴリアンも実年齢はそんなに若くないが、見た目は少女のようだし、この人の声はモノローグの最後の部分など、フルヴォリュームで鳴り渡るオーケストラを突き抜けるように響く。 問題はカステルッチの演出。『サロメ』は「7つのヴェールの踊り」におけるストリップ、切られた首をかき抱いて歌うフィナーレなど、相当に下世話な所のあるオペラで、作曲者の生前からの大成功(ガルミッシュのシュトラウス邸が『サロメ』の興業収入で建ったのは良く知られた話)もそのせいだが、演出がまさにその下世話な部分を徹底的に拒否しようとしていることだけは、良く分かる。顔の下半分を赤や緑に塗った脇役達や黒塗りかつ太鼓を持ったシャーマンとして表象されるヨカナーンなど、なかなか面白いが、演出家の腕の見せ所であるはずの「7つのヴェールの踊り」では一切、サロメを動かさない。つまり、音楽にすべてを語らせようというわけだ。切られた馬の首、首のないヨカナーンの死体など、不思議なオブジェが出てくるが、サロメが馬の首と戯れるわけでもない。最後も「この女を殺せ」というヘロデの台詞が聞こえるだけで、サロメが実際に殺されるシーンはなし。煽情的な身振りを一切見せないヴェルザー=メストの端正な指揮が、演出とうまくシンクロしていることは確かだが、正直言って、あまりに高尚すぎて私には良く分からない。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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