『ストコフスキー・サウンド〜トランスクリプション集』 ヴォルフガング・サヴァリッシュ&フィラデルフィア管弦楽団
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Tan2 | 神奈川県 | 不明 | 2021年07月06日
サヴァリッシュがストコフスキーのいろもの管弦楽編曲の演奏? そのイメージの「あり得なさ」に一瞬たじろぎますが、オケがフィラデルフィア交響楽団というのを見て「なるほど!」と膝を打ちました。サヴァリッシュは、フィラデルフィア交響楽団の大功労者であるストコフスキーの功績を正当かつ芸術的に評価してもらいたくて、この録音を行なったのでしょう。その狙いどおりに、サヴァリッシュの真摯な職人芸がストコフスキーのいろもの編曲を正攻法で端正に芸術的に再現しています。 ストコフスキーの編曲はシロウト向けのキワモノと思っている方にも、ぜひ一度耳を傾けてみてほしいものです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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HESS | 東京都 | 不明 | 2019年10月22日
芸術的な名演奏である。ストコフスキーの編曲によるものを数多く聞いてきたが、その多くは残念ながらキワモノ的存在である。ケレン味が効いて面白く聞かせるものものや過剰なデフォルメで聴き手を驚かせるものもあるが、再び聞きたいとは思わない。しかし、このCDは、選曲、曲順もよく練られているし、サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団のふくよかな響きで、この素晴らしい作品(編曲)自体が備えている魅力を存分に味わうことができる。何度聴いても味わい深い。ストコフスキー編曲によるオーケストレーションを純音楽として味わいたい人にはこのCDはうってつけといえよう。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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mickey | さいたま市 | 不明 | 2008年10月19日
サヴァリッシュファンとストコファンで評価の異なる微妙な一枚。ストコファンの私には石部金吉のサヴァリッシュはやはりダメだった。しつこいストコの編曲をあっさりやられると、それなりに面白いかと思ったらそうでもない。編曲の毒気が抜かれてしまった。ただ、ストコのオーケストレーションによる「舞踏会のざわめきの中で」が珍しく、リポヴシェクの歌唱も感動的で拾いモノ。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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にゃおにゃお金 | 市川市 | 不明 | 2007年02月14日
あなたは「ストコの編曲」と聞いただけで、「色モノ」と決め付けてはいないか。私もかつてはそうだったが、「トッカータとフーガ」を実演で聴き、その素晴らしさに圧倒され、180度認識が変わってしまった。さてこの1枚、この指揮者らしい真面目一徹な演奏振りがプラスに働き、実に格調高い名盤となっている。是非先入観を捨てて聴いていただきたい。「目から鱗が落ちる」思いをする方が、きっといるはずだ。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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オトカム | 茨城 | 不明 | 2006年07月29日
国内盤は意外に出てないサヴァリッシュCD。今回、彼のいろんな演奏曲が1枚で聴けて、ある意味、ベスト盤内容で買いでしょう。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Waldvogel | Neu Schwanstein | 不明 | 2004年03月26日
バッハのオルガン曲の編曲では、シェーンベルクと比較され、低い評価を下されるストコフスキーですが、ここに収められているものは、なかなかいけます。際物と言われればそれまでですが、楽しめるのは確か。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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