Offenbach (1819-1880)

CD Operas & Operettas (30CD)

Operas & Operettas (30CD)

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    レインボー  |  不明  |  不明  |  20/November/2020

    2019年はジャック・オッフェンバックの生誕200年という事で、例年よりも多数のCDがリリースされました。 これもそんな1枚で、ワーナーが保有する音源から、喜歌劇を集めたボックス盤。 『天国と地獄』『美しいエレーヌ』『ペリコール』『ジェロルスタン女大公殿下』『パリの生活』『ホフマン物語』などに加えて、『鼓手長の娘』『小さなリンゴ』『シューフルリ氏はご在宅』『市場の女商人たち』『盗賊』『おしゃべり屋』『バタクラン』といったファンでも無ければ知らない曲まで収録している。 オッフェンバックは没後一時期フランスでの人気は下がり、ドイツ圏で上演されてきた経緯があり、録音となるとドイツ語歌唱によるものが意外と出回ってるが、このCDのうち、天国と地獄、美しいエレーヌ、ジェロルスタン女大公殿下、ホフマン物語、パリの生活は、フランス語とドイツ語による歌唱が収録されており、聴き比べが出来るという何ともニクイ作りになっています。 ワーナー保有の音源と書きましたが、大半は元はEMIの音源で、マッテスやプラッソンらによる定評のある演奏、ローテンベルガー、ノーマン、ロード、メスプレ、ゲッダ、クッシェ、カレーラスら豪華な歌手による歌唱と演奏も良く、名盤がセレクトされています。 30枚目は厳密に言えば喜歌劇ではないですが、ロザンタール自作自演のパリの喜びに、ピアノ編曲版のパリの喜びという珍品、6つのラ・フォンテーヌの寓話という歌曲が入っていたりと、オマケ的な内容ですが、嬉しい収録となっています。 CDは初発売時のアルバムのデザインの厚紙に入っておりますが、EMIのロゴがWARNERになっていたりと完全ではなく、あくまで雰囲気といった所です。 解説書はありますが、歌詞の記載はありません。 音質は今まで出た最新のアルバムと大差はありません。 ですが久方ぶりの発売となる音源も多く、ファンなら注目の一枚です。

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