ピアノ協奏曲第1番、第2番(ピアノ独奏版) ディーナ・ヨッフェ(ピアノ/1838年製エラール、1848年製プレイエル)
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MR.EYES | 埼玉県 | 不明 | 2019年01月27日
これは実に素晴らしい! ショパンの2つのピアノ協奏曲は,青年時代の甘くてほろ苦い恋が思い出されて,同曲異演盤を30枚くらい持っています。 ピアノとオケがぴったり寄り添うタイプのものから,丁々発止とまるでピアニストがオケに喧嘩を売っているような演奏まで,様々な演奏を聴いてきました。 でもこれば別格ですね。 オーケストレーションの部分を全てピアノ演奏に置き換え,ピアノも歴史的名器である1838年製のErardと1848年製のPleyelを使用しています。 特に,第2番は編曲,演奏共に素晴らしいの一言です。 ただ,第1番の方はオーケストレーション自体に難があると言われているせいか,ピアノに編曲した場合もやや物足りなさを感じます。 第2番の方が☆5つ,第1番の方が☆4つで,トータル☆4.5としたいところですが,第2番を先に聴いてから,期待を持たせての第1番の演奏の落胆ぶりを考え併せて,☆4つの評価といたします。 とは申せ,最近は一度聴いたらもう二度目はいいかな…という演奏が多くなってきた中で,もう一度最初から聴き直したい第2番の魅力を考えるとかなりのおススメ盤です!0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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