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グラズノフ(1865-1936)

CD グラズノフ:四季、チャイコフスキー:弦楽セレナード ドミトリー・キタエンコ&ザグレブ・フィル

グラズノフ:四季、チャイコフスキー:弦楽セレナード ドミトリー・キタエンコ&ザグレブ・フィル

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    ビアだる太郎  |  愛知県  |  不明  |  2021年03月07日

    ナクソス初期のベートーベン全集(3・6番を除く)を担当した懐かしいザクレブフィル。確か、大野和士氏が厳しい国内情勢の中で命がけで演奏活動を続けたと仰っていたような記憶がある。しかし、オケのサウンドはそんな厳しさを微塵も感じさせず、実に優しいサウンドだ。キタエンコのアプローチもじつに優美で、よく旋律を歌わせ今までに聴いたことがないような抒情的なシーンが展開する。セレナーデは、さらに優しく、これ程力感を抑えた表現は初めて体験した。やや低音が弱いが、幻想的な色彩感に溢れた録音も好感が持てる。

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2018年12月06日

    主情的だが主観的ではない音楽と演奏 だから客観性が増しある意味汎心論的でさえある グラズノフとは斯くも繊細な感性を持つ音楽家だったかと感じ入ってしまった 冬から秋に至る”四季”は風物をモチーフに描かれている バレエとして踊る時 例えカリカチュア化されたとしても無限に尽きない想像力が演じ手にそして観客に求められるだろう その時この音楽が凡てを繋ぐ働きをする 木管楽器を主体とした柔らかいソノリティに尽きない優しい眼差しを感じずにいられない 本当に美しい キタエンコとザグレブpoの簡素とも言える抑制されたサウンドと語るがごとき奏での儚さに胸締め付けられる チャイコフスキーの”セレナード”も同様のアプローチをする 大袈裟な立ち回りや表情を排してアンサンブルの回廊を一歩一歩進んでいく 清廉で潔い 演奏者が音楽に酔ったり思い入れを深くしたりする大時代は疾に終わっている だからこそ見えてくる作曲者の真情がある あなたも如何  

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