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ベートーヴェン(1770-1827)

SACD 【中古:盤質A】 交響曲第3番『英雄』、序曲『コリオラン』 インバル&東京都交響楽団

【中古:盤質A】 交響曲第3番『英雄』、序曲『コリオラン』 インバル&東京都交響楽団

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    shef  |  栃木県  |  不明  |  2012年07月23日

    小手先勝負ではなく、正々堂々と四つに組んだ大相撲を思わせる、大家風の演奏。細かいニュアンスにこだわりつつも、ゆったりとした足の運び。やや神経質かなと思う場面もあるが、2movに入ると、[慟哭]ともいえる大胆な表現に度肝を抜かれた。そのための1movだったとしたら・・・・「はめられた!」と苦笑い。3,4movもあわてることなく丹念に音を拾い、巨大な建造物を構築する。インバルの設計思想に感心しつつ、都響の奮闘に拍手を惜しみなく送りたい。欲を言えば、設計思想と言うことばがつい出てしまうほど、どことなく「人工的」な香がする。感情の爆発が理性(形式、様式)という枠を超えてほとばしる「予想外のエネルギー」というか、「生の感情」が希薄であって、「計算済みの爆発」のような理性が全体を支配している印象はぬぐえない。これがマーラーだと、逆に、プラスに作用しているように思う。 とはいえ、日本のオケでこれだけ高品質のエロイカが聴ける、これは世界に胸を張れる。

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  • ★★★☆☆ 

    大審問官  |  不明  |  不明  |  2012年07月17日

    同時購入のチェコフィルとのマーラー「巨人」とどうしても比べてしまう。 作曲家の時代や演奏様式も違うので一概に比較はできないとはいえ、 音質、オーケストラの色彩の妙も違いが多い。 都響はモノトーンというか単一色に感じるし、チェコフィル録音と 比較すると、かなりこじんまりと感じる。音も柔らかさが際だち、 コントラストは控えめである。と思ったら、江崎氏の録音では無いようだ。 インバルには、ライブではなく、スタジオ録音でやってもらいたい気がする。 さて、インバル、都響のベートーヴェン5番、7番のCDについても本欄に 投稿したのだが、一向に掲載の気配がない。 確かに自由な投稿欄ではない。検閲というか事前チェックがあるのも承知 しているし、掲載しないならしないでもかまわないが、少なくとも確認し やすいところに、そのような記載がないのはいかがなものだろうか。 「24時間後に反映されます」、と表示されているのに、である。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年01月03日

    このコンビによるベートーヴェンの第5&第7が素晴らしい名演であったので、本盤を購入し、聴いてみたところ、期待どおりの見事な名演であった。ベートーヴェンの交響曲の演奏の主流は、今や、ピリオド楽器の使用や、古楽器奏法の活用などになりつつあるが、インバルは、そのような演奏傾向には背を向け、本演奏においても、旧スタイルを貫いている。この姿勢が、聴き手に大いに安心感を与えるのだ。もちろん、最近の演奏傾向を否定するものではないが、芸術性をどこかに置き忘れた軽妙浮薄な演奏をよく耳にする昨今においては、旧スタイルを懐かしく思ってしまうのだ。前述のように、インバルは旧スタイルと言ったが、もちろん、インバルならではの個性的な解釈も散見される。特に、第1楽章や終楽章における思い切った表情づけなどには、いささかやり過ぎのきらいもないわけではないが、全体としては、ドイツ風の重厚さが支配的な堂々たる名演に仕上がっていると言える。インバルの確かな統率の下、東京都交響楽団も最高のパフォーマンスを示している。併録のコリオランも、エロイカと同様の重量感溢れる名演。録音もSACDによる極上の高音質であり、文句なし。なお、エロイカ終了後の聴衆のマナーについて一言。演奏の余韻を味わうための間を少し置くことはできないのだろうか。演奏終了とほぼ同時の品の悪い大音声は、殆ど顰蹙ものである。

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  • ★★★★★ 

    カバポチ  |  神奈川県  |  不明  |  2009年08月06日

    朝比奈隆も真っ青の本格派の素晴らしい演奏!とにかくティンパニが雄弁で彫りが深く、管弦楽も充実した音が鳴り切っている。テンポ感も実に堂々としており、スケールが大きい。本当に久しぶりに(ヒストリカルでない演奏家の)エロイカを満喫出来た。これで、スケルツォのホルン三重奏の音色にコクがあったら完璧だったと思う。

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  • ★★★★★ 

    たけ  |  兵庫県  |  不明  |  2009年08月05日

    レビューが無いのは インバルのベート-ヴェンなんか・・という 偏見からなのか? かく言う私が実はそうだった。しかしこのディスクからは往年の巨匠達が鳴らしていたエロイカを聴くことができる。ゆったりとした堂々たるテンポ、コーダの朗々たるホルンやここぞという場面で強打されるティンパニなど、どこを取っても理想の名演奏だ。SACDなので音質も素晴らしい!久しぶりに買って良かったと心から思えるディスクである。

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  • ★★★★★ 

    Fostex で聴いてます  |  徳島県  |  不明  |  2009年08月03日

    ゆったりとしたテンポですが、弛緩するところはなく、巨匠風の解釈も堂に入っており、安心して音楽に浸ることが出来ました。第1楽章は繰り返しを省略していますが、演奏が充実しているので不満はないです。オケも充実しています。SACDで聴きましたが録音もすばらしい! 購入して何回も聴いてしまいました。それにしても、終演後の聴衆の怒声はひどいです。もう一呼吸、どうして待てないのでしょう?

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  • ★★★★★ 

    norry  |  東京都  |  不明  |  2009年08月03日

    「解釈者」としてのインバルの面目躍如たる演奏である。実演でも感じたが、録音を聴いてさらにその感を強くした。古き良き大指揮者の時代のアプローチへの回帰ととらえる評価を耳にするが、彼が行っていることはそう単純ではない。いつものように楽譜のテクストの奥深く分け入り、どのような響きや音色を作り、強弱を付ければそのような効果をもたらすことができるかを徹底的に意識して実践していることを感じさせる。だからといって冷たく分析的にならず、すべての音に確信があり説得力(「解釈の真理」:最近のインタビューにおけるインバル自身の言葉)に満ちている。フルトヴェングラー、クレンペラーのような大指揮者のベートーヴェンを「演じた」のではなく、「読み込んで現代語化した」ベートーヴェンであると言えるだろう。最後になったが、マーラーの8番の際と同様、エクストンの録音は見事である。インバルとのコラボがデンオンのときのように永く続くことを祈りたい。

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