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Vieuxtemps / Saint-saens

CD-R ヴァイオリン協奏曲第4番・5番/序奏とロンド・カプリッチョーソ/他 ハイフェッツ/バルビローリ/サージェント/他

ヴァイオリン協奏曲第4番・5番/序奏とロンド・カプリッチョーソ/他 ハイフェッツ/バルビローリ/サージェント/他

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    プリン  |  奈良県  |  不明  |  2018年03月01日

    1935年から1947年の古い録音だが思いのほかいい音で聞ける。いずれも管弦楽に大きなウエートはないので。ハイフェッツのヴァイオリンを十分楽しめた。名妓性を開陳するいい曲が集められている。ここに聞くハイフェッツの技巧の冴え音の美しさ、表現は全く聞き晴れるばかりである。

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    西荻椿山  |  東京都  |  不明  |  2013年02月02日

    Vn音楽の最高傑作はバッハの6曲の無伴奏ソナタとパルティータとされています。CD1枚につめこもうと思えば4曲いれることができるが、個人的には通しで聴く気にはなりません。Vnを76分通しで聴かなければならないのなら本盤を選びます。バッハの1/4の集中力で1枚が聴けてしまうのです。神韻縹渺たる雰囲気が漂うなどという作品ではもちろんありません。が、バッハよりVnの本性には忠実な作品たちだと感じます。ヴュータンの2曲の協奏曲はともに4楽章からなりますが、一体としてまとめて聴かなければならないという気がしません。第4番は第2楽章まで第5番は第1楽章だけのほうがスッキリすると思います。後100年完全版でプログラムに生き残れるのか疑われます。対して、バッハはシャコンヌだけ取り出して演奏されることもままあるが、1曲の多楽章が恣意的に結び付けられているとは感じません。技術的困難度は同等と思われるのになぜ一方は内容、構築性があり、一方は乏しいと聴こえるのかは謎です。さてVnの本性といったのはメロディーを歌い上げることです。本盤収録曲は全て19世紀後半から20世紀初頭に作曲された曲たちでその本性を強調した大げさで甘ったるいものです。最終曲の作曲者は昔のアメリカ映画の音楽担当でクレジットされているのをみたことがあります。曲はカルメンの有名なアリアを接続してVnで景気よく華やかにやってみましたという代物。これでこの曲たちに共通する雰囲気に合点します。オペラ歌手が芝居がかった調子でアリアを歌い上げるのと同類なのです。イタリアオペラのアリアは技巧がゆるくては聴けたものではありませんが、本当に歌えたといえるには臆面もなく情緒に同調できることが必要です。それと同様内容や構造面に弱点があるこの曲たちには完璧なテクニックがあることが前提ですが、同時にこの時代の気分に心から共感できる方でないといけません。そういう人としてはハイフェッツの他考えられません。彼のバッハやベートーヴェンを信用しない評論家もこの曲たちへの適性については折り紙をつけています。評論といえば彼の演奏は冷たいとよくいわれますが、それは彼の容貌や演奏する姿を観ての印象、見た目であって誤りだと思います。本演奏において弓をきりかえすところなど情熱をもって行っています。ピツィカートなど冷淡どころかノリノリです。本盤でどれか1曲といわれれば、曲の出来も考慮してツィゴイネルワイゼンです。これは他のヴァイオリニストで聴く必要は全くないと思われます。が、同一人の他録音との比較は残ります。彼は加齢による音の荒れに見舞われることはなかったそうですから、総合的にはステレオ録音のほうがいいかもしれません。本盤はモノラルですが、管弦楽部分が所詮合いの手に過ぎないこともあり全く不満はありませんでした。この曲を含め4曲までバルビローリが指揮していて彼の下積みの長さを思い涙です。偉大なソナタの夕べなどに行ったはいいが、イマイチだったときなど家に帰ってお口直しするのに最適の1枚です。

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