【中古:盤質B】 交響曲第9番『グレート』 トーマス・ヘンゲルブロック&北ドイツ放送交響楽団
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robin | 兵庫県 | 不明 | 2023年12月16日
響きやリズムにどこか浅っぽさがあり余り楽しめない。特に3,4楽章にそれが顕著で底の浅さを感じる。ワルターやWFのような大きさにも深みにも不足し、ケンペの豪快さもないと思う。何となく指揮者の実力の限界を感じた演奏であった。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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宇野珍会長 | 埼玉県 | 不明 | 2013年10月28日
まるでピリオド+フルトヴェングラーのような「グレート」だ。第一楽章冒頭のホルンから深遠な世界を描こうとしている。その後もフルトヴェングラーのような表現が連続し、思わずニヤリとしてしまう。フィナーレ冒頭の間はその最たるものではなかろうか。ただD.B氏とは違い、堂々と真似している上に響きが充実しており、ぼくはヘンゲルブロックを採りたい。とはいえ真似ばかりではない。拍動感はフルヴェンより物理的であり、テンポは構造を重視して変化をつけている(これもフルヴェンっぽいが)。また終結部で粘らないのはヘンゲルブロックならではの個性といえよう。とにかく各楽章の冒頭は聞きものだ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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