ヤナーチェク:『青春』、フェルステル:木管五重奏曲、ハース:木管五重奏曲 ベルフィアト五重奏団、インジッヒ・パヴィリシュ
商品ユーザレビュー
-
(1 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
検索結果:1件中1件から1件まで表示
-
風信子 | 茨城県 | 不明 | 2017年10月27日
新鮮な響きが弾けている 若いアンサンブルの直截性が生かされた清々しさが全曲に風のように通っていく 20世紀初頭チェコで書かれた木管アンサンブル曲に同郷の若い人たちが取り組む幸福感も加味されたようだ フェルステルが一番歌謡性が濃く牧歌的だろう 穏やかな空気が流れる アンサンブルもそれぞれのメロディーを生かし合う調和を旨として進む ハースはラプソディックというかアンサンブルの協奏的な関係が強まる 一個一個の楽器の個性がより浮き彫りになる ベルフィアトQui.メンバーの技量の高さが見られて興味深い 特にヤヴールコヴァーのホルンは注目に値する ヤナーチェクが晩年に書き残した”青春”は六重奏でバス・クラリネットが加わる 言わずと知れた名曲だが一筋縄ではいかない難曲だ わたしもこれが聴きたかったしベルフィアトQui.もこれを外してプログラムは組めない 6本の管が複雑に絡み合う上にバランスのとり方一つで様相は一変する オーケストラのように”指揮”する存在が必要となる 誰がリーダーか知らないが見事なアンサンブルだ 当に音楽の”青春性”が立ち現れている お聴きになっては如何0人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
検索結果:1件中1件から1件まで表示