じゅるりん  |  群馬県  |  不明  |  20/June/2021

なかなかぶっ飛んでる怪作。 薬物中毒になっていた時に書いたウィリアム・S・バロウズ原作を元にクローネンバーグが脚色し映像化した作品。ゴキブリと肛門が合体したタイプライターなど意味不明なエログロ描写があったり。なかなか難解で理解しにくいが、バロウズが薬中で狂っていた時に映っていた世界はこんな感じだったのじゃないか？と思った。映画の中で主人公がウィリアム・テルごっこをして、ふざけて妻を射殺するシーンがあるが、実際にバロウズも同じような遊びをして妻を射殺している。おそらくこれは、原作の裸のランチを通してウィリアム・S・バロウズの伝記映画をクローネンバーグは撮りたかったんじゃないのでしょうか？難解で意味不明ではありますが、見ているこちら側も薬物中毒者のトリップ状態のような気分にさせてくれます。

 

もちもちのき  |  神奈川県  |  不明  |  17/June/2021

「何なんだ、この映画は！？」 という興味から入り、そして観賞後 「何だったんだ、この映画は！？」 (ネタバレ含みます) おおまかなあらすじはというと、 害虫駆除の仕事をしている男がゴキブリのタイプライターと出会いスパイ活動をし始めたかと思いきや、それはクスリでぶっ飛んだ男の幻覚であった。というもの。 ゴキブリのタイプライターや途中登場するクリーチャーたちの造形が素晴らしい。内容こそ支離滅裂だが、心の奥の奥で繰り広げられる極彩色の幻覚は大変危険で魅惑的。 とんでもないものを観てしまった、と思わせる作品です。

 

exojem  |  東京都  |  不明  |  20/August/2010

バロウズもクローネンバーグも好きですが、虫が嫌いなので直視できないわ〜。バロウズ本人も「蝶以外の虫は苦手」と語ってましたが...良くできた作品だとは思いますが、夢に出そうでちょい×です。

 

よしの  |  神奈川県  |  不明  |  12/August/2010

小さい頃観て衝撃を受けました。バロウズを知り、クローネンバーグのファンになり、何度も観た作品です。

 

タタ  |  東京都  |  不明  |  08/September/2005

バロウズ作品を映像化したというよりも、バロウズ作品とクロネンバーグのコラボレーション的作品。だって解説でも言ってる通り、クロネンバーグは不思議な力に動かされて脚本を書いたんでしょ。マジックが起きたんだろうね。クロネンバーグの最高傑作。

 

ジャック  |  大阪府  |  不明  |  20/March/2005

　「裸のランチ」はクローネンバーグ監督の最高傑作。私が今まで見た映画の中でも一番すばらしい。むなしいことに自分の過ちで愛する者を失ってしまうが不思議なことにチャンスは再びやってくる。しかしその結末には……。

 

クロウ  |  不明  |  23/March/2004

あまりにも難解でグロテスクな映画。これは『バロウズの妻』とセットで観るのがお勧め。いくつかのシーンの鍵…というか答えが見つかるかも。最低三回は観るべし！