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ストラヴィンスキー(1882-1971)

CD 春の祭典、ペトルーシュカ、花火 小澤征爾&シカゴ交響楽団、ボストン交響楽団

春の祭典、ペトルーシュカ、花火 小澤征爾&シカゴ交響楽団、ボストン交響楽団

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    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年04月01日

    後年の小澤征爾/SKO演奏はきれい事の少し鳴り物入りというか美談じみたものがつきまとって確かに彼に仕えるメンバーが一体になった諸盤は聴きものではありますが私は彼の若い頃のこれから世界に飛び立とうとする熱き情熱に満ち溢れた頃の演奏の方が好きなのであります。シカゴSOを指揮してのストラヴィンスキー「春の祭典」は小澤が33歳の1968年に録ったもの(タイム15’07+17’39)でこの変幻自在・複雑な音の重なり&変拍子の大作を冴えたバトン・テクニックでよく整理された仕上がりとなって更に特筆すべきは彼の本来持っている(と私が勝手に思っている)茶漬け味がこの曲に求められがちな乙女生贄儀式の野生的で原始官能的な雰囲気を軽減している処が評価の分かれ目でしょう。私は小澤/シカゴSOコンビの演奏ではLP時代に「シェエラザード」を聴いて同じ様な印象を持ったのですが何もよくロシア指揮者演奏に出会う様な厚塗りでなくても良いとは思いました。第一部ファゴット曲頭から管のとにかく各音が透明で次のステージに入る辺りの聴き初めには底から突き上げるイメージに乏しいと感じましたが第二部この曲核心部でのバランスあるスピード感は颯爽さと共に聴き処とは思います。この「春の祭典」は小澤の管弦楽曲中心の演奏活動1960〜1980年代での代表的レパートリー曲の一つであり1979年にはボストンSOを振って再録(同15’33+17’26)しております(DVDでも1983年バイエルンRSOとの演奏もある様ですね)。併録の「花火」(同3’35)はオーケストラ切れ味性能試験みたいな感じでした。翌年1969年ボストンSO・・・ピアノはティルソン・トーマス・・・と録った「ペトルーシュカ」(同9’26+3’59+6’25+13’16)は聴いておりませんが他のコメントにあります様にやはり「若き小澤の明快で瑞々しい感性」が味わえましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    mizumoto  |  東京  |  不明  |  2008年06月26日

    今の小沢氏ではなく、当時の まだ若く みずみずしいセンスの良い感性を以って これから大きな目標と夢をもって羽ばたこうとしている若者が一生懸命にストラヴィンスキーに立ち向かっているかのような ある意味 甘酸っぱさをも感じるような とても魅力溢れる演奏です。そこには その後の奇跡が起こる前兆さえ感じられます。とくに「火の鳥」が その趣にも相応しく 夢が広がっていくようなクライマックスです。

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