『ラインの娘〜シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナーの声楽作品より』 ピション&アンサンブル・ピグマリオン、B.フィンク、他
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うーつん | 東京都 | 不明 | 2023年04月18日
同盤のコンビによる「私の夢(シューベルトの散文にインスピレーションを得たドラマ仕立ての音楽作品集、2020年録音)」を聴いたのち、この盤に辿り着いた。こちらのインスピレーションの源泉はライン川。ライン川は、ヨーロッパの文化・芸術の発想の源のひとつといってもよいのだろう。ワーグナーのライン川に端を発する楽劇から音楽が開かれていく。ライン川の様々な表情を縁取るようにシューベルト・シューマン・ブラームスなどの歌たちがいろどりを添えていく。曲はドイツものだが、変な堅苦しさはなく、柔らかな絹の生地をそっと添えたような肌触りの良さと滑らかさはフランスの演奏家だからこそなせるのか? 作曲者も聴いたかもしれない当時(複製ではあるが)のホルンの響きは特に美しい。音楽によるライン川散策。音楽にとどまらず、詩・文学・絵画にも興味は広がる。ライン川の流れのように滔々と…。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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