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CD 琥珀〜シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番、ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 馬渕清香、多川響子

琥珀〜シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番、ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 馬渕清香、多川響子

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    今本 秀爾  |  大阪府  |  不明  |  2016年03月29日

    ドイツ・ロマン派を代表するシューマンとブラームスのソナタの演奏であるが、このデュオの演奏はけっして力を誇示せず、終始自然体で流麗かつ軽快にイン・テンポをキープしながらメロディーを進行させてゆく。 ヴァイオリンは優しく繊細でかつ温もりのある音色を醸し出し、ピアノは力まずヴァイオリンに静かに寄り添い、美しく深みのある分散和音を奏でつづける。それでいてけっして音楽が醒めることはない。どちらも静かに胸の中の情熱を燃やしながら、上品で端麗な演奏を貫いている。 とりわけシューマンの第1楽章、ブラームスの第2楽章での、たっぷりと間合いをとってメロディーを朗々と歌う演奏に筆者は共感を覚えた。 さらに演奏全体を通じて特筆すべき点は、細部にわたるまでのヴァイオリンとピアノのハーモニーの完成度の高さである。ヴァイオリンとピアノの互いの掛け合いのリズムと間合い、強弱のタイミングの一致が絶妙であり、まさに「息がピッタリあった」デュオの演奏とはこういうものだという見本を披露してくれる佳作である。

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