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CD Herrera De La Fuente(Cond)Huapango

Herrera De La Fuente(Cond)Huapango

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    ♂猫Junn-Junn  |  東京都  |  不明  |  2016年04月26日

    全6曲58分… 自分は、ホセ・パブロ・モンカイヨの幻想曲「ウアパンゴ」<Huapango> を手元に置いておきたいな、と思って収録されてるCDを探したら、 買えそうなので出てきたのが、コレだけだったので、とりあえず購入… この曲との出会いは、 1年ほど前、偶然NPRのラジオ番組を聴いていて、 「メキシコ革命が終わった1920年代以降、メキシコでは、 それまでは単にヨーロッパの音楽であったクラシック音楽ジャンルにおいて、 ラテンアメリカまたはメキシコのアイデンティティ を持った交響曲を生み出そう、という作曲家達が多く登場し、 一つの文化的ムーヴメントとなった」 という過去経緯があったことを知って興味が湧いて、 その一例として紹介されていたのが、 このモンカイヨの幻想曲「ウアパンゴ」だったんだけど、 実際にCDを聴いてみると、収録曲には他にも、 ホセ・パブロ・モンカイヨだけでなく、 同じくその、 メキシコ革命終了後に起こった音楽文化運動の流れの中で活躍した 作曲家カルロス・チャベスの交響曲 第2番「インディオ」 <Sinfonia India (Symphony No. 2)> とか、更には、同時期のメキシコの作曲家ブラス・ガリンドの 「素人楽団の調べ」<Sones De Mariachi> やスィルベストゥレ・レブエルタス の<Ocho X Radio>や<Sensamaya> といったオーケストラ曲、 そして、同時期のスペインの作曲家で、 一時期はメキシコに亡命していたロドルフォ・アルフテルの、 まだメキシコに亡命する前のスペイン時代だけど、 1936年のオーケストラ曲 <Don Lindo De Almeria> という全6曲58分が収録されていて、個人的には、どれも興味深く聴けて、 よかったな、という感じ。 多様なラテンアメリカの音楽文化の中には、 こういうクラシックジャンルの作品群もあるんだな、 というのが窺い知れる1枚だった、 って感じで。 ただ、個人的には、CDの収録時間的に、 もう少し余裕があったろうから、 メキシコ革命終了後のそういう流れを受け継いでる 現代メキシコの作曲家アルトゥロ・マルケスの人気楽曲 「ダンソン・ヌメロ・ドス」<Danzon No.2> も収録してくれてれば、 よりベストだったかな…という感じ… とりあえず今、自分の手元では、 今回買ったこのCDの6曲と、 (別CD「Gustavo Dudamel Discoveries」に収録されていた) そのアルトゥロ・マルケスの<Danzon No.2>と<Conga Del Fuego> それと、スィルベストゥレ・レブエルタスの <La Noche De Los Mayas: 2. Noche De Jaranas (Scherzo)> という3曲を加えた9曲1時間18分を、 1組のリストにして、 今後も、折りを見て、繰り返し聴いて楽しみたいな… と、そんな感じです。

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