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Tchaikovsky / Grieg

CD P.concertos: Rubinstein / Leinsdorf, Wallenstein

P.concertos: Rubinstein / Leinsdorf, Wallenstein

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2012年02月20日

    本盤は現在販売されておりませんが参考の為にメモを入れさせていただきます。ルービンシュタインは1963年本盤演奏録音(ルービンシュタイン既に76歳、演奏タイム@19’17A7’08B6’50)前に本人言によれば三度この曲を録音しており1932年バルビローリ/LSOの伴奏(同@17’29A6’46B6’04)、1946年ミトロプーロス/MPSOの伴奏(同@19’06A7’26B6’23)は復刻盤などで確認出来るのですがもうひとつの演奏・・・1958年クリップス/RCASOバックのものはどうも本人曰く「出来が悪い」そうでリリースされなかったそうです??(なお、1961年ジュリーニ/PHO伴奏分・タイム@19’15A7’10B7’00や1946年ロジンスキー/NYPバックのライブ録音トータルタイム29’38もある様です)。さて、本盤はラインスドルフ(録音当時51歳)/BSOの堅実な伴奏で私などはLP時代この曲の本命盤とも位置付けていました。決してバリバリ弾きまくる感じではなくお年のせいか余裕というか過去の先述各録音演奏より勿論淡々と基本路線を歩んでいる様な感じであります。従ってエキサイティングさをこの曲に求める方には少し物足りないかもしれません・・・第1楽章、多分に比較的優雅路線での序奏は厳しいラインスドルフの伴奏と共に展開する主部に焦点を置き対比させるルービンシュタインの意図(ルービンシュタイン自身「私はこの作品の本来あるべき姿に再確立したい」という意味のコメントを残しており、この作品に対するルービンシュタインの真摯な姿勢の表れ)であるとも言われています。それが第1楽章スタートやや強めのホルンの割には落ち着いたピアノの所以でファースト・インプレッションは得られるでしょう。比較的淡々とした第2楽章を経て最終楽章は堂々たる運びでその充実ぶりも素晴らしく、この演奏が古びて感じられるところはありません。解説書で伴奏指揮を担当したラインスドルフは「ルービンシュタインの様に疲れることを知らない演奏家とは一つの楽章全体を何度も演奏し直す事が可能になるだけ作品全体の一貫した流れの形が保てる風にもって行ける」と述べているのですがこの曲の優雅さもポイントゲットしつつ過不足ない音楽を展開しています。聴き飽きしない演奏で最高ランクにしたいですね。1961年ウォーレンステイン/RCASOバックでの演奏のグリーグ協奏曲の方は聴いていませんので本盤全体で無難にワンランク下げておきます・・・スミマセン。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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