『1930年代のヴァイオリン協奏曲集第1集〜ベルク、ストラヴィンスキー、バーバー、ハルトマン、ブリテン』 シャハム(2CD)
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 2014年04月26日
1930年代にヴァイオリン協奏曲の傑作が多いのはよく知られた話だが、それをまとめて演奏、録音するという企画は不思議なことにこれまでなかったと思う。今回の第1集以外では、バルトーク、プロコフィエフ、シェーンベルク、ウォルトンという大物があるし、ほかにもヒンデミット、シマノフスキ、ブロッホとワクワクするようなラインナップである。シャハムがどこまで録音するのか不明だが、是非頑張ってほしい。女流ヴァイオリニスト全盛の今シャハムの演奏を聴くと、男性ならではの良さを再確認する。テクニックに余裕があるし、響きが厚い。第1集では、ハルトマンが最高の出来。ついでベルク。ストラヴィンスキーも面白い。バーバーはちょっと立派すぎる感も。それにしても、オケがニューヨークフィル、シュターツカペレ・ドレスデン、BBC、ボストンと一流揃いで、これがシャハムの個人レーベルというのだから時代は変わったと思わざるをえない。録音優秀。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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