stelle  |  東京都  |  不明  |  2021年07月29日

初めて観たときはなんだか怖さが勝ってしまって、ちゃんと理解できずに見終えてしまいましたが、大人になってから観返すと曲の良さやキャスト各々の演技力の高さに圧倒されました。

 

u.f.o.313  |  東京都  |  不明  |  2021年07月01日

この世にミュージカル映画の名作は数多くあるが、この作品のようにありとあらゆる面において芸術性が高く、かつ多くの人々の心に突き刺さったという作品はそう多くはないと思う。まず、芸術性の面で言うと、カメラワークによる視覚的な効果が主人公の心理状態とリンクしているかのように不安定でもあり、スリリングなのが斬新に思える。この映画では多くの場面がドキュメンタリー映画のような臨場感を持って展開されるのだが、いざ主人公が別世界へと逃避して歌い踊るシーンへと切り替わるときには、シームレスさを装いながらもくるりとそれまでの世界観が一変するような映像効果が施されている。このゆらゆらして陰鬱な視界が急に明るくなりライブ感いっぱいになるという落差のある展開が実に爽快でおもしろいのだ。また、音楽面で見ても、本来一般受けしないようなビヨーク独特の音楽世界がストーリーの語り部として成立しているのにも驚かされる。しかも、その音楽をビヨークと大女優のカトリーヌ・ドヌーヴやトム・ヨークがデュエットをしたりするのだから、贅沢極まりない。更には、主演のビヨークの演技力も真に迫るもので、一介のミュージシャンが演じているとは到底思えないほどレベルが高い。ここまでだけでも、十分にカンヌ映画祭の最優秀賞を獲れそうなものなのだが、ダメ押しなのが、この映画のストーリーだ。それはまるで、北欧版「おしん」とでも言ってもいいくらいに理不尽で悲しい。実際、あまりにも悲しい内容なので、好き嫌いの評価は分かれるところかもしれない。ただ、そうはいっても、この映画全体を通しての芸術性とプロットそのものの重さが融合してもたらす凄まじいインパクトは多くの人の心に深く残るものとなったはずだ。

 

えびまよ  |  東京都  |  不明  |  2021年06月29日

ミュージカルのシーンは、主人公の頭の中に入ったような気持ちになる。苦しいからこそせめて想像の中では自由でいたい、という意思が痛いほど画面越しに伝わってきて、なおさら悲しい。汽車のシーンが印象的。全編を通して、音楽が美しい！

 

みやこ  |  東京都  |  不明  |  2021年06月22日

まず歌姫ビョークが演じる主人公ですが、歌手とは思えないほどの演技力で驚きました。なんとも悲しいストーリーですが、悲しい程に主人公の心が美しく涙をそそります。最後のシーンでは衝撃的すぎて、数分間は絶句でした‥。そして涙が止まりませんでした。こんなに泣いた映画は久しぶりでした。

 

ぺーぺーせー  |  　  |  不明  |  2009年04月19日

なんかこの映画をフラットに評価出来ない自分がいるような…、まだまだ努力不足。がんばります！

 

icu  |  北海道  |  不明  |  2008年11月27日

悲しく美しく強くって弱い・・・作品の力が凄すぎて観てるこちら側まで内側から共鳴させられる映画。ミュージカル部分も良いし、ラストは生々しすぎて悲しすぎて・・・ちょっと気分が悪くなったくらい。でも、だから、それ故この作品は奇蹟のように素晴らしいと言える。 セルマがビョークでよかった。

 

smallin  |  北海道  |  不明  |  2008年07月04日

汽車のミュージカルのシーンとか良かった。悲しい話であるのと同時に人の心を撃つ良い映画だと思う。

 

くろぶち  |  仏  |  不明  |  2008年03月31日

汽車のミュージカルの場面とかはビョークということもありなかなか良かったのだが、ラストがあまりに悲しすぎるので辛くなったりしましたが、それでもこの映画にしか持ち得ないような価値があると思うし凄く良い映画だと思いました。まあなんと言ってもパルムドールですから。

 

ability  |  前橋  |  不明  |  2008年03月20日

汽車のミュージカルの場面とかはビョークということもありなかなか良かったのだが、ラストがあまりに悲しすぎるのが辛かった。これは北欧の現実なのか…。