チェロ協奏曲集 ロストロポーヴィチ(5CD)
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mari夫 | 東京都 | 不明 | 2015年11月07日
ショスタコーヴィッチの二曲のみ60年代のライブのモノ、他は70年代のスタジオでもちろんステレオ。十年程度しか離れていないのだが、随分違うように聞こえる。ショスタコは50年代並の音質だし(とはいえ聞ける音質)、他はEMIとしては好録音。70年代になると(楽器も替わったのかもしれないが)、演奏もずっと余裕をましているし、音も透明でありながら重量感のあるオルガンのような音(重音の見事さにもよるかもしれない)で、実に滑らか。カラヤンBPOが、ハイウェー上を滑走する重戦車に喩えられたことがあるが、このロストロポーヴィッチもそんな感じがある。両者とも、汗ひとつかかずにフェザータッチですーっと音もなく(なわけないか?)走る、いや滑る。ある意味完璧な技術のマニエリスムの極致で、サイボーグじみた完璧さ。これに比べると、ショスタコは、車輪が赤い火花を発しながら走る蒸気機関車みたいな熱さが横溢した演奏。ライブということもあるには違いないが、作曲者への強烈な共感が支配する記念碑的な演奏。バーンスタインとの二曲は見事を極める。上記のようではあっても、シェロモでユダヤ人演奏家二人が篭める熱は、クールなのにやはり凄い。ドンキホーテは、カラヤンは、かつてのフルニエとの優麗を極めた演奏と比べて、踏み込みの強烈な演奏だ。DGとEMIの違いもあって、旧盤の方が色彩は豊かだが、表現の振幅はこっちの方が大きい。この違いはソリストの違いとも合致していて、ロストロは、居心地が良さそう。ハイドン、とくに一番は、もはや解脱してしまったかのような、何も不足ない自由自在の境地。ジュリーニとの演奏は、サンサーンスは文句ない名演で、ドヴォルザークももちろん名演だが、ジュリーニの指揮が少し構えが大きすぎる(一楽章の最後とか鳴らし過ぎでしょ)こともあって、ロストロも余裕綽々な点で、ちょっぴり曲との間に隙間を感じさせないでもない。ま、あまりに出来すぎてしまう巨匠への無い物ねだりだけれども。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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六助 | 北海道 | 不明 | 2013年08月03日
チェロの神様。ロストロポーヴィチのハイドン:チェロ協奏曲はいいですねぇ。 日本人の宮田大さんも良いのですが聴き比べも楽しかったです。重厚感が素晴らしいです。もし今生きていたとしたら、是非生演奏を聴きたかったです。 このCDを購入して大変満足しています。廉価だったので音質が不安でしたが、全く問題なく、不快感なノイズも無くお勧めです。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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TKOクラシック | 神奈川県 | 不明 | 2012年12月14日
ロストロさんのチェロはやはりすばらしい。ドヴォルザークの協奏曲はカラヤンとのものが評判ですが、ジュリーニとのものも良いです。聴き比べるのも面白い。『ドン・キホーテ』も饒舌な感じでよい。しかし、なんといっても、この箱の中でも一番なのはショスタコの協奏曲です。メランコリックで心に響きます。なかなかこのようには弾けないと思います。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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チェロTP | 静岡県 | 不明 | 2012年12月08日
「チェロの音はいいなぁ…」としみじみ思う。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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カズニン | 東京都 | 不明 | 2012年12月03日
リヒアルト・シュトラウスのドンキホーテがチェロ協奏曲としてこのセットに収まっているのは面白いです。どの曲も線が太く迫力がある演奏です。素晴らしい出来です。お値段も素晴らしいです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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