そうのてん  |  千葉県  |  不明  |  2021年02月26日

このボックスセット、初めて手にしたのはレコード・ＣＤ店の店舗においてでしたが、ジャケットに惹かれて……というのが第一の理由でした。その当初はミヨーのことを一、二枚のディスクで知るのみでしたが、ジャケ買いは正解でした。ちょっぴり不思議な音色が鳴り響く交響曲は心地よく、ミヨーの音楽に、はまってゆくきっかけにもなったボックスセットです。違う意見もあるかと思いますが、聴く順序が自分の場合には幸運だったのだと思います。

 

参吉  |  兵庫県  |  不明  |  2010年05月09日

第７番までは、フランス交響曲史の中でも粒ぞろいの傑作だと思うが、以降の曲はややマンネリズムと言うか、自己模倣に陥っている。演奏そのものは及第点だが、ミヨー自演や、プラッソン指揮/トゥルーズ・キャピトルの方が、さらに素晴らしい出来。ただ、ティンパニによるリズム主題が印象的な第５番は力強い良い曲なのに、今の所この録音でしか聞けないため、その点でも価値がある。

 

蘭ちゃん  |  宮城県  |  不明  |  2010年01月25日

ミヨーの交響曲には他に「手のひら交響曲」と呼ばれる6つの小交響曲や「地には平和を」というタイトルの合唱交響曲があるんだけど、それらも含めた全集だったらよかったな。

 

古関さん  |  大分県  |  不明  |  2009年09月22日

指揮者もオケも頑張っているが、作品自体の魅力がイマイチ。

 

カヌー小僧  |  長野県  |  不明  |  2008年02月13日

こういうすぐれた企画は今後ないだろう。ミヨーの交響曲全集なんて絶対完成されないと思っていたからうれしさもひとしおだ。多調を基本にしてエスプリの効いた音楽を展開していて聴く者を飽きさせない。このレーベルはミヨーのピアノ協奏曲全集も出しているので、そちらもぜひ聴いてみたい。ついでに「室内楽全集」を企画してくれたら絶対に買うんだけどな。

 

たーこ  |  京都府  |  不明  |  2008年01月25日

近代において12曲の交響曲を残した多作家ミヨーの交響曲というジャンルにおいて終始一貫して貫かれている多調主義のさまざまな可能性やアプローチを堪能することが出来る。晩年に行くほど、少し出来は落ちる気がするが、交響曲第6番などはすばらしい曲だと思う。