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シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

SACD 『エレクトラ』全曲 ゲルギエフ&ロンドン響、シャルボネ、デノケ、ゲルネ、他(2010 ステレオ)(2SACD)

『エレクトラ』全曲 ゲルギエフ&ロンドン響、シャルボネ、デノケ、ゲルネ、他(2010 ステレオ)(2SACD)

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    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2012年07月21日

    指揮は決して悪くないと思うが、細部の明晰さが望めないバービカンでのライヴのために、ずいぶん損をしている。ビシュコフ/ケルン放送響が非常に鮮烈な音のする録音だったので、これと比べると可哀相なくらい。歌手陣もデノケ、パーマー、ストーレイ、ゲルネといった脇役は問題ない。特に前記ビシュコフ盤や同じビシュコフ指揮のスカラ座での録画にも出ているフェリシティ・パーマーは秀逸。クリテムネストラは性格的な歌唱を得意とするメゾ・ソプラノにとっては見せ場たっぷりの「おいしい」役だが、パーマーの歌で聴くと、虚勢を張っているだけで本当は臆病な、怯えたおばさんであることが良く分かる。画竜点睛を欠いた感があるのは主役のシャルボネ。歴代の名歌手と比較されてしまうのは録音の宿命だが、ニルソンの怜悧な切れ味もポラスキの貫祿もない。全体としてはいい線まで行ったのに、録音と主役だけが残念なディスクだった。さらに言えば、どうしてもCD2枚にならざるをえない作品だが、このディスクの切り方、つなぎ方はやはりまずくないか。

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