『アドリアーナ・ルクヴルール』全曲 マクヴィカー演出、エルダー&コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ゲオルギュー、カウフマン、他(2010 ステレオ)
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村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 2012年05月13日
それなりの年齢になった(でも舞台姿は相変わらず美しい)ゲオルギューにとってアドリアーナはいかにもふさわしい役。彼女ならではの細やかな歌い口はイタリア・オペラとしては反ヴェリズモの優美な美しさを誇るこのオペラにとてもふさわしい。若い頃から彼女の弱点とされたヴィブラートもだいぶ改善されたように思う。ボロディナは2000年スカラ座の映像に続いての登場。ドスの効いた声は健在だが、彼女も年齢を重ねて、一層この役にふさわしくなった。カウフマンは相変わらずイタオペではちょっと違和感があるが、「サクソニアの伯爵」である彼はドイツ人という設定なので、まあ悪くないか。ミショネは誰がやっても儲け役だが、ヴェテランのコルベッリもとても良い。マクヴィカーの演出は全く彼らしからぬ正攻法の出来。何かひねりがあるだろうと期待した第3幕のバレエでも何事も起こらず、エンディング以外、ほとんど工夫らしいものはないが、それでも手堅く見せてくれる。エルダーの指揮は無難。できれば、もう少し新しいセンスを持った指揮者、たとえばパッパーノにこのオペラも振ってもらいたいところだが、それは無理な相談か。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ぶたまん | 神奈川県 | 不明 | 2012年05月08日
マクヴィカーの演出と舞台装置・ミショネ役のコルベッリが良かったです。 タイトルロールのゲオルギューも健闘しているが歌唱面ではカバリエやフレーニと比べてしまうとやはり・・・ですが現在の視覚面でのソフト化を考えるとまあありかなと言える。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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