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SACD 『1812年〜チャイコフスキー・オン・ブラス』 佐渡裕&シエナ・ウインド・オーケストラ

『1812年〜チャイコフスキー・オン・ブラス』 佐渡裕&シエナ・ウインド・オーケストラ

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    レインボー  |  不明  |  不明  |  2016年11月19日

    佐渡裕指揮、シエナ・ウィンド・オーケストラの演奏によるCDで、チャイコフスキーの名曲を吹奏楽で演奏した物である。 ワーグナーと共に19世紀ロマン派時代の作曲家の中では飛び抜けて吹奏楽でも愛好されるチャイコフスキーだが、それはやはりこの作曲家のもつ叙情的で美しい旋律やわかりやすい構成が人気なのだろう。 但し、このCDはデ・メイの作品が収録されている事や吹奏楽コンクール課題曲の作曲者の編曲等、どちらかと言えば吹奏楽ファン、それも学生バンドやコンクール経験者が好きなチャイコフスキーと言った感じがする。 演奏はシエナらしい元気良いサウンドだが、繊細なチャイコフスキーには必ずしもあってるように思えない。 スラヴ行進曲と1812年に関しては佐渡&シエナの実演を聴いた事があるが、全くこの盤と同じ解釈(まぁ当然か)であった。 やはりこの手の機会音楽のほうが吹奏楽では無理がない。 CD中では最も良い演奏で、デ・メイもライナーの富樫鉄火氏が絶賛する程の名演奏ではないにしろ、プロバンドらしい高い技術力は聴ける。 一方、弦楽のためのセレナード、これは良くない。 何故か第2楽章が欠落しているし、そもそも弦楽を管楽器に移し替えた時点で全くの別物、編曲してはいけない部類の曲だろう。 シエナの演奏もあまり良くない。 収録曲のうち、「1812年」は2010年6月3日、文京シビック・ホールでのセッション録音、その他は2009年8月26日、東京文化会館でのライブ録音で、録音会場の違いか多少の差はあれど、音質は基本的に問題ない聴きやすい音質だろう。

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