Tutu
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TATSU | 島根県 | 不明 | 2011年03月07日
復帰後のマイルスは「君臨すれども統治せず」の帝王。しかし音楽的にはもはやこだわりがなくなり、せいぜい周囲を威圧するような音楽性(笑)を晩年まで保った。しかし本人のラッパはむしろ孤独を深めた。もうコルトレーンもショーターもハンコックもいない。自分を触発するようなプレイヤーはいない。そんな中でマーカスを起用したのは「程よく当時のシーンの中で、コンパクトに音を作ってくれる」からだろう。本作はマーカスとしては明らかにサンボーンとやる時より緊張感を上げた音作りだが、今聴くととても心地よいカラオケに過ぎない。しかしマイルスのラッパだけは別の世界である。これが最初から狙いだったのかは判らないが、やはり最も存在感あるのはマイルスのホーン。マイルスはバンドじゃないからソロと言うのは変だが、これはマイルスの「ソロアルバム」という感じがする。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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かめ | 大阪府 | 不明 | 2009年05月15日
いいじゃないですか、これ。レビューはマーカスの音が酷評されてたけど、頑張ってるんじゃないかな。27歳よまだ。それでマイルスと演る意味がわかる?シンプルな打ち込みにベースでうねりを乗せて凝った音作りしてますがわかりませんでしたか。マイルスはいい。何をしてもいいものはいいのが「名人芸」。 最近そんな人はいなくなりましたね。音楽に限らず芸術(芸事)が死んでしまったら文化もなくなります。せめて大事にマイルスを聴きましょう。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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