フランス管弦楽曲集(ビゼー、シャブリエ、ラヴェル、ドビュッシー) パレー&デトロイト交響楽団(平林直哉復刻)
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遊悠音詩人 | 埼玉県 | 不明 | 2011年09月24日
平林直哉氏渾身の復刻!リアル・サウンドで蘇る名演!半世紀以上も昔の録音、しかも個人的なコレクションによるオープンリールからの復刻が、まさかここまで凄いとは!驚異の鮮度との看板に偽りなし。もっとも、最新の録音からすればテープヒスや若干の歪み等の瑕疵があるが、それを補って余りあるほどだ。音が生々しい。殊に、安定した低音域のコクといったら病み付きになる。無論、中音域も厚みがあるし、高音域の抜けも上々だ。分離のよさも、当時の録音水準の高さを物語る。特に、ビゼーの二曲のリアリティの高さには、スピーカーを前に思わずのけ反るほどで、打楽器の破裂音も最高だ。パレーの指揮自体も、フランスのエスプリという名でごまかされがちな曖昧さがなく、筋肉質で腰の座った音作りをしている。デュトワやクリヴィヌなどを物足りないと感じる向きには特にオススメである。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ムーミン・パパ | 岩手県 | 不明 | 2010年10月11日
どの曲もすでにコザート・ファイン夫人の手でCD化されたものを持っているが,どうもLPで聴いていた音とは異なって違和感を感じていた。特に低音がぱっさり切られていてバスドラなど小ぶりになっていた。今回オープン・テープから復刻したこのCDが出て溜飲が下がった。もちろん現代の水準から言えばテープのサーフェイス・ノイズが気になるのだろうが,それを上回る生々しい音がする。特に低音の分厚さは特筆もの。空間も大きく広がり,音が生き生きとしてせせこましいところが全くないため,パレーの男性的で神経質なところのない演奏がより楽しめる。どの曲もいつまでも聴いていたいと思わせる演奏である。現代の演奏家のものでこういう気持ちになることはほとんどない。これで「牧神……」が收められていれば言うことなしだったのだが,テープの状態が悪く復刻できなかったというのが残念だ。他の演奏も是非テープから復刻してほしい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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