サスペリア・テルザ 最後の魔女
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HAL | 兵庫県 | 不明 | 2012年09月12日
全てのホラー・ファン待望の“魔女3部作”の完結編!でしたが、なんというか過度の期待は禁物の作品になってしまいました。バタリアンズの音声解説はいつもの調子で食傷気味だったのですが、今回は自分の感じたポイントを突いていて納得なので必聴。グロいシーンもありますが、微妙にハズした演出が僕には『オーメン』シリーズの3作目を思い起こさせ、アルジェントが3部作を完成させた、あるいは生きてる間に完結作を観ることが出来た、ということだけに観る価値を見出だすべき映画かと。監督のかつての傑作『シャドー』のキャッチは確か「クライマックスであなたも一緒に叫んでいる」だったと思いますが、今回は「〜あなたも一緒に爆笑している」でしょうか。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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カプチーノマックス | 静岡県 | 不明 | 2011年07月07日
もう忘却の彼方のサスペリアでしたが、シモネッティ独特の音楽=どれがどれか区別がつかないぐらいにどれも似ている、そのおどろおどろしい音楽が聞こえてくると、もうアルジェントの世界。 劇場でアルジェントを観るのは今回が初めてですが、この音楽が出てくると、「サスペリア」の誰もいない建物を主人公が逃げるシーンが頭をよぎってきました。 謎の遺物、魔物、切り裂かれる体、悪魔のしもべ、錯乱する人、追いかけられるヒロイン、これは、ファンが期待するアルジェント映画そのものでしょう。 美化された化け物屋敷とでも言えばいいのかな、そんな感じです。 とってつけたようなセリフがつい笑えて、これもアルジェント的。 こういう映画は大勢で、びっくりしたり、笑ったりしながら観る方が楽しいのかも。 名作「愛しのジェニファー」に比べるとショッキングな映像は控えめながら、エンドロールの最後まで、ファンの期待に応えてくれます。 惜しむらくはヒロインのアーシャ・アルジェントが、好みではなかったこと。 彼女よりもマルタ役の中年女優の方がずっと美人でした。 ホラー映画は美女じゃないと。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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