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Blu-spec CD ホロヴィッツ・オン・テレビジョン(限定盤)

ホロヴィッツ・オン・テレビジョン(限定盤)

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年02月16日

    凄い名演だ。壮年期のホロヴィッツのピアノは本当に人間離れしている。まずは、ショパンの3曲がとてつもない超名演。バラード第1番の冒頭の和音からして他のピアニストとは次元の異なる力強さが漲っている。その後は、とてつもない強靭な打鍵と繊細な抒情が交錯。テンポも自在に操るが、どんなにハイスピードになっても、ピアノの一音一音が完璧に鳴り切っているというのは殆ど驚異的であり、特に終結部の猛烈なアッチェレランドは筆舌には尽くしがたいもの凄さだ。バラードと言うよりは、スケルツォを聴いているような印象も受けるが、聴き終えた後の感動には尋常ならざるものがある。ノクターン第15番の心のこもった情感の豊かさは、壮年期のホロヴィッツの表現力の幅の広さを大いに感じることが可能だ。ポロネーズ第5番もバラードと同様の演奏傾向であり、その唖然とするような超絶的なテクニックには、もはや表現する言葉が追い付かない。スカルラッティ、シューマンはショパンのノクターンに劣らぬ情感豊かな名演であるし、スクリャービンの迫力ある豪演も印象的であるが、特に凄いのは、ホロヴィッツがビゼーのカルメンの主題をアレンジした変奏曲。ここで聴かれる演奏には、壮年期のホロヴィッツのピア二ズムの全てが凝縮されていると言える。この神技とも言うべき圧倒的なテクニックと桁外れの表現力の豊かさは、正に世紀のヴィルトゥオーゾ・ピアニストの名に相応しい圧巻の至芸と評価したい。Blu-spec-CD化によって、音質が鮮明になった点も、本盤の価値を高めるのに大きく貢献している。

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    テリーヌ  |  兵庫県  |  不明  |  2010年08月20日

    これほど劇的なショパンのバラードの演奏を他に聞いたことがありませんでした。最近は超絶技巧を軽くこなすピアニストが増えてきていますが、このホロビッツには及ばないと思います。

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