ロレイン・ハント・リーバーソン/リサイタル・アット・ラヴィニア2004
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AandG | 愛知県 | 不明 | 2010年01月27日
「偉大な歌手になるために必要なのは?」の問いに、ニューヨークの著名な声楽教師は「内なる光」と答えたという。このコンサートの後2年後に亡くなったメッツォの声を聴くと、失ったものの大きさに、心が引きちぎられる思いがする。全霊を傾けて歌い上げた珠玉の歌の数々。歌うこと=生きること、であるかのように、音源を通して彼女の気高い魂に語りかけられている気がする。Wigmore Hallライブと同様、アンコールの“Deep River”は涙なくして聴けない絶唱。アンコールの2曲目は、以外にも“Calling You”。通俗的と思っていたこの歌が、懐かしくて、果てることのない彷徨のモノローグと化す。伴奏はあのピーター・ゼルキン。いい味出してる。ハントは来日経験があるそうだが、残念、聴き逃してしまった。痛恨の極み。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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