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ベルリオーズ(1803-1869)

CD 幻想交響曲、ロメオとジュリエット(バレンボイム&パリ管)、イタリアのハロルド(マゼール&ベルリン・フィル)(3CD)

幻想交響曲、ロメオとジュリエット(バレンボイム&パリ管)、イタリアのハロルド(マゼール&ベルリン・フィル)(3CD)

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    shinsaqu  |  山口県  |  不明  |  2013年01月13日

    パリ管にお家芸ともいえる豊潤さが感じられた最後期の演奏ではないだろうか。この後、次第に良い意味での「らしさ」を失っていったように思う。 バレンボイムの指揮については、若さと勢いが全面に押し出されていて、メータや小澤がアメリカの手兵と残した録音などと共通した青臭いにおいがする。 表層的には、想像に難くない、わかり易い演奏と感じた。

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年12月10日

    まずはバレンボイムさんの「幻想」と「ロメオ」。いずれも元気いっぱい、勢いのある演奏で、いかにも登り坂にあった当時の調子が伝わってきます。その意味では「幻想」の方が出来はいいなあ。やはり一種の「熱」が欲しいこの曲にぴったりというところです。でも、仕上げはやや粗くて、楽器の鳴り具合のバランスはもっときちんと整えるべきでしょう。「ロメオ」はさすがに勢いだけでは物足りず、特にしっとりした部分での表現は明らかに物足りないな。ちょっと重心の高い、滑るような流れで、ドラマ性ももう一歩。まあ、若いバレンボイムの「快演」というくらいでいいかな。「ハロルド」は余裕のマゼール。ま、曲がなんだかまとまりのない変な曲なせいで、何ともつかみどころはないのでして、これはこれでいいんぢゃないでせうか…。録音はどれも良好。ただ、「ロメオ」は管弦楽・独唱・合唱のバラなすにちょっと難ありかな。やや広がりにも欠けます。でも音自体は鮮明です。基本的にはそれなりに楽しめたよいセット、満足はいたしております。

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  • ★★★★★ 

    チタンシルバー  |  千葉県  |  不明  |  2011年10月11日

    かつてのLP発売時、ほとんど話題にならなかった記憶のある「ロメオとジュリエット」がすばらしい。パリ管の艶かしい音色も実に魅力的。最後を締めくくるバスタンの声質がやや軽めなのが玉に傷だが、“巨匠”になりすぎたその後のバレンボイムにはない勢いと思い切りのよさが感じられる。

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  • ★★★★☆ 

    karajan fan  |  北海道  |  不明  |  2010年06月23日

    《幻想交響曲について》曲の仕上がりとしては、ミュンシュに近い感じがします。この時期のバレンボイムはシカゴとの録音も多いですが、私の好みから言えばパリ管との相性の方が良いように感じます。また、この頃のバレンボイムの音楽が、その後の彼を通した中でも一番感性に溢れた表現が出来ていたのではないかと感じます。とくにこの頃録音したパリ管との一連のフランス音楽(ベルリオーズやドビュッシー)は(現在は入手できるものが限られますが)、クリュイタンスやマルティノンなみの評価があっても良いのではと感じます。 この幻想も青年バレンボイムの迸る情熱をパリ管がうまく受け止めながら、ベルリオーズの世界に導いているような印象です。情熱的な部分はバレンボイムが、静寂で空虚な表現はパリ管が、と言った感じです。色彩感が強いんだけれども、うるさい感じでもなく、ドラマ性というにはそれほど深刻なアプローチではないように思います。曲の作りも丁寧で、あまり癖の無い演奏なので入門編にはお勧めです。

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  • ★★★★★ 

    ロマンハ  |  神戸市  |  不明  |  2009年04月22日

    期待通りの内容でした。輪郭が明確で推進力も力強い。若々しい演奏でベルリオーズに特有のカラフルで鮮烈な感じがとても良いです。確か記憶ではパリ管と「テ・デウム」もあった筈。CBSソニーであったと思います。是非再販して欲しいです。

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  • ★★★★☆ 

    神戸のカラヤンマニア  |  兵庫県神戸市  |  不明  |  2009年03月17日

    マゼール&BPOの「イタリアのハロルド」が久々に聞けるので非常に嬉しい!以前初出のCDを所有していたが、転居した時に処分してしまった後永らく廃盤となっていた為に聴くことが出来なかった。ベルリオーズのトリッキーな曲想が、マゼールの躍動感溢れる曲作りとBPOの卓越した演奏能力により非常にスリリングでチャーミングな演奏になっている。ドイツ本国の再プレスではないが、復活が何よりの喜びだ!このコンビの名演でもうひとつ、ラフマニノフの交響的舞曲も再プレスしてくれれば嬉しいのだが…。

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  名古屋  |  不明  |  2009年01月31日

    『幻想』はバレンボイムの3回の録音の中でも最高の成果。遅めのテンポによる微視的なアプローチで曲の革新性、管弦楽書法の独創性を存分に表出している。これを含めて70年代のパリ管との録音は素晴らしいものばかりだが、忙しすぎたのか、この水準が続かなかったのは彼にとっての大きな不幸。マゼールの『イタリアのハロルド』はクリーヴランドとの録音の方が上と思うが、これもいい演奏。クライバーと同い年の彼がまだ生きているだけでも感謝すべきだが、この天才に対するレコード産業の近年の扱いは不当としか言いようがない。

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