Ein Heldenleben: Kitayenko / Russian.rso
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2013年01月13日
HMVさんの情報はいかにも不親切だなあ。曲目と演奏家についてとりあえず書いておきしょう。@R=シュトラウス作曲「英雄の生涯」ディミトリー・キタエンコ指揮モスクワ・ソヴィエト放送大交響楽団(1984年録音)。A同作曲『サロメ』から「サロメの踊り」アレクサンダー・コピロフ指揮モスクワ・ソヴィエト放送大交響楽団(1987年録音)。期待はなんと言っても@。ギュルツェニッヒとのショスタコーヴィチやチャイコフスキーで急速に、しかし改めてその評価を高めつつあるキタエンコさんのしばらく前の録音で、ロシアのオケということもあり、相当に「スゴイ」演奏が予感されるからです。さて、聴いてみますと…。全てはいかにも旧ロシアのレコーディングの質の低さのせいで台無し、というところですかな。aひたすらに硬い音。耳に痛いほどの硬い音で、実際の楽器の音はこんなものぢゃないよ。実はこれこの年代にもかかわらずアナログ録音ですが、アナログらしいつややソフトさがない。bダイナミックレンジの狭さ。特に盛り上がり部分でさっぱり音が大きくならない。c録音バランスの悪さ。中〜低音域が薄くて、腰の高い、何とも落ち着かないバランスで、迫力が今一歩なのはこのせいでもあります。ということで、レコーディングのせいでまことにがっかりな結果となりました。演奏自体は悪くない。キタエンコさんもいかにもきっぱりしたスタイルだし、コピロフさん(知らない指揮者だ)も曲の特徴をよく活かした好演です。惜しいなあ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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