Saint-saens / Franck

CD Sym.3 / Symphony: Toscanini / Nbc.so

Sym.3 / Symphony: Toscanini / Nbc.so

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    タテキ32  |  大阪府  |  不明  |  2010年12月30日

    昔はこの演奏はこの曲の最高の演奏の一つとしてあげられていたものだ。私にとってもそうであった。しかし、それでも音には満足できないものがあったが、録音が古く仕方がないとあきらめていた。ステレオ録音のものも出たが満足できなかった。ミンシュのXRCD版が出来、音の面でも満足出来るものが出てきたと思ったが、演奏面ではやはりトスカニーニに比べ物足らない所がないわけではなかった。フランス音楽といえば明晰で流麗な音楽というようなイメージがあるが、このサーンサーンスやベルリオーズなどのような激情がほとばしる面を持った音楽もある。私見だが、この交響曲には世紀末的な暗い心情の爆発というような迫力を感じる部分があちこちにあるのだが、これが密度高く表現できている私が感じるのはこのトスカニーニだけなのである。ミンシュもそういう面では堪え切れずに最高点に達するほんの少し前に破裂してしまったいう感じを受ける。こうなったら、このトスカニーニの演奏のXRCD化を期待するしかないか。複雑でレンジの広いこの曲、XRCD化してどこまで良くなるのであろうか。音を考えると☆4つだが、演奏に対する愛着から☆5つ。

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年04月30日

    サン=サーンス交響曲第3番は1952年の放送用とリハーサル演奏からの収録であります。演奏タイムとしては@10’10A9’54B6’54C7’48とそんなにトスカニーニ(本盤演奏時推定85歳)にしては速いとは思えませんが後半二楽章はややタイム的には短いかなという程度でしょう。中々説得力があり求心力ある切れの良い演奏で第1楽章から道筋は明確で内包するエネルギーには凄いものがありそのエネルギーで推進して行く緊迫感は聴きもの。第2楽章もストレートな表現でアウトラインを打ち出しますが若干弛みも感じました。第3楽章も強い意思により歯切れ良く次々処理・・・そして最終楽章躊躇いなく前進あるのみ、歯切れは更に良く錯綜する各音の構成がはっきり分かります。最後ティンパニーの楔を打つ如くの連打に思わずウーンと呻くのみであります。1940年、1946年放送分ソースのフランク交響曲、これも先のサン=サーンス同様循環主題によって展開される交響曲。演奏タイムは第1楽章@18’26A9’14B10’00とやや中間楽章が短め程度と思います。やや角ばった演奏で単純なアプローチはひょつとしたら聴き手により飽きが来るかもしれない第1楽章です。この楽章では様々な色合い変化を循環主題と共に味わいたい処ではあります。終わり方もその割り切りが面白いです。第2楽章ピツカートに乗って管楽器が歌うところから始まる彷徨感ニュアンスは少し薄い感じがしました。元気よい出だしの最終楽章・・・最後まで力強く運びますが何かが残るって感じでは私の場合違いました(トスカニーニ節なのでしょうか)・・・それでも最後ライブなのか拍手も収録されております。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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