バルトーク:管弦楽のための協奏曲、モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、他 ブーレーズ&ベルリン・フィル、ピリス
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烏 | 広島県 | 不明 | 2010年03月03日
最初のラヴェルは、やや凡庸か。もう少しキラメキが欲しいところだ。続いてはモーツアルトだが、オーケストラは随分と暗く深刻な響きだ。一方、ピレシュ(ピリス)のピアノは軽やかでしかも伸びもある。余韻の響かせ方もなかなかに上品な趣だ。オーケストラとは指向が違うようにも聴こえるが、これが案外にマッチしている。バルトークでは、名手揃いのベルリン・フィルを大いに楽しめるし、ブーレーズらしさをもここで味わうことができるだろう。なお、録音にはもう少しキレが欲しい。映像も悪くはないが、またベストでもない。ジェロニモス修道院は壮麗だ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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KS | 兵庫県 | 不明 | 2009年09月05日
ブーレーズがBPOを率いてラヴェル、モーツァルト、バルトークをリスボンの修道院で演奏した。前衛作曲家でもあるブーレーズが80歳になってモーツァルトを指揮すると誰が予想しただろう。若い頃の尖ったブーレーズは、丸くなり、モーツァルトでも違和感なく聴ける。協奏するピアノのピリスは地元とあり伸び伸びとモーツァルトを演奏している。ラヴェルの「クープランの墓」オーケストラ版では、木管が主役だが、さすがにBPO安定していて、なまめかしい。バルトークの「管弦楽のための協奏曲」が前衛作曲家でもあるブーレーズが指揮するこのコンサートの目玉だが、豊穣な音響と荘厳かつ風変わりなメロディーが融合して不思議な雰囲気を醸し出している。締めのドビュッシーはこの仏出身の指揮者の十八番、聴衆へのさりげない贈り物といった感じだ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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