ルパン三世 GREEN vs RED 限定版
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CT751 | 北海道 | 不明 | 2009年08月07日
25年前に制作が中止されてしまった、あの押井守版が原案らしいという“噂”を聞き興味が沸いて、高価だけどモンキー・パンチさんのインタビュー等の特典ディスクが有るという事で限定版を買いましたが、買って良かったなと思います。 本編は、個人的には高く評価したいのですが、他サイトのレビューやコメントからも分かるように決して万人受けできるものではありません。 当作のコンセプトは、現在マンネリ化しているスタイルの脱却というコンセプトなのですが、それに伴うストーリーの革新が強烈過ぎて受け入れられない、又はカリオストロや新TVシリーズ等を基準にクオリティーで比較してしまうのが低評価の原因かもしれません。 と偉そうに言ってる私も、若手の作品に対し、キャラクター設定やストーリーのツメが甘いなとか、CGが画面に馴染んでないなとか、クオリティー面での第一印象を持ってしまいました。申し訳無い。 「ただの二次創作」とか「シリーズ存続の苦しい新ネタ」という批判も一部で有りますが、特典ディスクのインタビューの中で、昔からこんなルパンも作ってみたかったとモンキー・パンチさん自身語っています。その他、旧シリーズのアニメーター大塚康生さんや当作メインスタッフとの対談等々、特典ディスクは非常に興味深く充実していました。 これは一見の価値が有ります。 しかし、これを商品として評価すると、OVAという性質上かなり見る側を選ぶ内容で、本編が1時間強程度なのに最も重要な特典映像は全て別ディスクに収められ、さらにこれが値の張る限定版にしか無いので、通常版を買った方に誤解を与えてしまう恐れが有るパッケージング(商品展開)なので、★は3つとしました。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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