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モーツァルト、ブラームス

CD モーツァルト:クラリネット五重奏曲、他 ウラッハ(cl)ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団

モーツァルト:クラリネット五重奏曲、他 ウラッハ(cl)ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団

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    禅済  |  三重県  |  不明  |  2021年07月15日

    学生時代からブラームスのクラリネット五重奏曲が好き(若いのに渋い!)で、演奏者は忘れたがエア・チェックしたテープを安アパートの四畳半で毎晩のように聴いていた。ある日隣のアパートの7歳上のオーバードクターの先輩に聴かせてあげたら「こんな暗い曲、俺は耐えられん。死にたくなる」と行ってしまった。でも、この「暗さ」がその頃の自分にはたまらなくよかった。就職してからこのウラッハ版LPを買い、後年このCDを入手した。録音がモノラルだとか、古いタイプの演奏だとかは関係ない、今更言う必要もない不朽の名演だ。ライスターの何枚かやカルボナーレもいいが、結局ウラッハに戻ってしまう。

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2013年10月04日

    L..ウラッハは古き良き時代のVPO首席奏者として務めて後輩A.プリンツ、A.ボスコフスキーらを育成したクラリネット奏者で演奏は確かな技術に支えられあくまで典雅で滑らかなその味わいは残っている録音盤がたとえモノラルであっても確かに伝えてくれています。そういう点からすれば毎年何百枚とリリースされる新たな演奏家による新盤の「立場」が頭打ちというかいつまでも表層雪崩の様に定着地しにくいのは才能ある者にとって忸怩たるものがありましょう。ただ、そうした事は前提環境でこのビジネス世界は動いてはいると思います。本盤は1951年ウラッハが49歳の頃にウィーン・コンツェルトハウスSQとの共演のモーツァルトのクラリネット五重奏曲(タイム@9’43A8’35B8’04C10’17)と翌1952年演奏の同じくウィーン・コンツェルトハウスSQとのブラームスのクラリネット五重奏曲(タイム@11’48A12’31B5’20C9’57)が収録されておりこの二つのどちらも作曲家晩年の作品で対照的な雰囲気を持つ名カップリングのCDで長生きしているウエストミンスターブランド名演奏であります。モーツァルトの方でメモしますと第1楽章から生々しいゆったりした音色が展開して行きます。第2楽章では秋の日差しを感じさせ作曲者晩年の心情も映えた様な雰囲気です。第3楽章でのメヌエット・トリオでのVの優雅さも素敵ですね。最終楽章の変奏曲形式では更にそのVの思い入れが増幅し余韻を噛ましつつ〆に活発に動き全体に温かい懐かしさの感触の内に曲は終わります。演奏も素敵ですが作品自体の良さが大いに寄与しているのでしょう。逆にブラームスの方は色合いとしては晩年の憂愁さを内に沈み込む悲哀、諦観で覆った曲でこれも曲自体の抜群さもあって柔らかで甘美な音色が魅力的に、感情に溺れ過ぎず、中庸の美が保たれ相当の仕上がりになっています。テクニックを前面に打ち出さず第1楽章からブラームスモード全開・・・。中の二つの楽章はモーツァルトの演奏と同様渋い秋の日差しを思わせ最終楽章の変奏形式においてもウィーン・コンツェルトハウスSQのVのメロディ泣きも粘つきません。両曲を聴き比べた場合、どちらかと言えばモーツァルトにより焦点が注がれるのではないでしょうか。まぁ、これらの曲を聴くのに外せない演奏には違いありません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    エステ荘の噴水  |  岩手県  |  不明  |  2012年04月30日

    LP時代には2枚購入でやっと揃うこの2曲が、1枚にカップリングされるようになったことはCDの重大な恩恵の一つと考えてよいでしょう。それによってこのCDの価値も一層掛け替えのないものとなりました。古いモノーラルではあっても、数多く存在するこのカップリングのCDの中の最高峰という皆さんの評価に全面的に賛成します。モーツァルトの録音状態が、時期は1年早いだけなのにブラームスと比べて悪くモコモコした印象が残ります。また、今日の感覚からすると若干間延びする感なきにしもあらず、ということでこちらは“最高の録音の一つ”かもしれません。しかし、ブラームスは“唯一無二の最高傑作”で、これ以上の録音は考えられません。

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  • ★★★★★ 

     |  岐阜県  |  不明  |  2012年01月22日

    秋の日にしみじみと聞くと良い選曲、そして演奏。

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  • ★★★★★ 

    Terry  |  東京都  |  不明  |  2011年05月15日

    この2曲カップリングCD中、最高の名盤です。のんびりしたテンポと古い録音にもかかわらず、曲想の深さをここまで表現できるとは、ウラッハさんに脱帽です。VPOの後輩、プリンツ、シュミードル、オッテンザマーらも彼に教わった。

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  • ★★★★★ 

    なっぱ  |  大分県  |  不明  |  2010年09月14日

    ウェストミンスターの一連の室内楽録音は、永遠に残すべき文化遺産だと思います。その中でもウラッハ&コンツェルトハウスのモーツァルトとブラームスはすばらしい一品です。 モーツァルトの第一楽章冒頭の沈みこんでいくような趣から、ほかの演奏とは違う味わいがあります。弦のロングトーンや伴奏にまわったときのピチカート、ちょっとした合いの手など、すべての音が「音楽」になっています。 五人の奏者、皆すばらしいですが、中でもチェロのクヴァルダの表現力は最高で、ブラームスの四楽章の第一変奏では作曲者晩年の寂しさを心を込めて歌い、聞く者の心に訴えてきます。 五人が手練手管を尽くしているにもかかわらず、まったくしつこく感じられないのは、彼らが心で感じたものを、喜びを持って演奏しているからでしょう。 もちろん、今日の水準からすれば、録音は古いし、技術の面でも劣ることは否めません。しかし、ここにはいい意味での手作りの温もりがあり、今ではすっかり失われた、古き良き「真」のウィーン音楽があります。

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  • ★★★★★ 

    123  |  兵庫  |  不明  |  2008年09月09日

    よく聴くとヒスノイズはありましたが、無音時に分かるのみで、常に楽曲につきまとっているようには聞こえませんでした。これほど希有な演奏で古い録音の音質に触れるのは野暮かと思いますが、正確を期す為と思いの外良かったので断らせていただきました。

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    123  |  兵庫  |  不明  |  2008年09月08日

    何という優雅で甘美な調べでしょう。古い録音でありがちな団子のような音やヒスノイズ等の耳障りなキズも感じられず、旧き佳き時代をゆったりと堪能できる極上の名盤だと思います。こういう録音は未来永劫遺して頂きたいものです。

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