古代ギリシャの音楽 グレゴリオ・パニアグワ&アトリウム・ムジケー古楽合奏団(XRCD)
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音の手帖 | 山口県 | 不明 | 2012年05月26日
手持ちのCDコレクションの中で機器が何に変わろうが音の良さで1位の座を降りたことはない。この演奏グループのCDが9枚あるが、全部1位である。他の盤と次元の違う音がする。 業界の発展のために録音技術の公開をすればCD全体の音のレベルが上がるのにと思う。しかし、デジタルになり、SACDが現れたが、このアナログ録音のカミソリの刃のような鋭い、そして繊細、音場広大と、すさまじいほどの魅力は色あせない。最初の一打でのけぞる。 LP時代、オーディオ誌で評論家故長岡鉄男氏が絶賛して広まったが、その後このグループの消息を聞かなくなった。ハルモニア・ムンディに主として録音していたようだが、エラートにも録音があるらしい。氏の本に紹介があって、探しているのだが未だ目にしない。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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のころん | 不明 | 不明 | 2009年11月23日
通常CD版を所有しています。 しょぼい視聴環境(DAP)でもその古代楽器の音色の透明感、 録音時に鳴いていたと思われる鳥の鳴き声など とても新鮮な感じがします。 このXRCD版もそれはそれはすごいのでしょうが、 聴くからにはそれなりの設備投資が必要になるのでしょうね。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Pianist | Tokyo | 不明 | 2008年11月17日
初出当時、日本国内で某FM雑誌に紹介されたのがきっかけでバカ売れ、その紹介記事がなかったらせいぜい数十枚売れたかどうか…という曰くつきのレコード。録音云々の評価はオーディオマニアに任せたい。音楽は意外にシンプル、耳あたりも良く、悪く言えば古代ギリシャのTVドキュメンタリーのBGM。当時の楽器・奏法・音階・読譜が正確に再現できる筈もなく、推察による古代音楽へのオマージュとでもいえようか。これと並行してクセナキスの音楽劇「オレスティア」などを聴いてみるのも一興。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ライラ | 神奈川 | 不明 | 2007年07月05日
古楽コーナーに並んでいた、古代ギリシアの音楽―ミューズへの賛歌、ムムム? なにやらが気になって買って聴いてみた。思ったよりも心地よく真夜中によく聴いている。不思議な旋律に、詩作を助けるようミューズに願う歌など、お祈りのようなギリシア語の歌や朗読が妙に落ち着く。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ラハティの朝 | 東京 | 不明 | 2007年01月20日
2000年以上前の音楽がテーマであるのだから、楽器や楽譜が満足に残っていようはずが無い。演奏者のイマジネーションの飛翔があって初めて「音」化できる内容であり、要はセンスの良し悪しだ。1曲目から、人間の根源的な感情に触れる感覚に多くの人がノックアウトされてしまうだろうこと請け合いだが、詳しくは各自の耳で確かめて下さい。私はこの演奏が好きで、LP盤こそ無いものの、初出CD化盤と国内企画の24ビットリマスター盤も手元に置いてきた。しかし、やはりXRCDは音の鮮烈さ、その味わいの豊かさで頭抜けていると感じる。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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