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CD J.strauss, Lehar, Mozart, Tchaikovsky: クライン, クライバ-, セル, レハ-ル / Vpo

J.strauss, Lehar, Mozart, Tchaikovsky: クライン, クライバ-, セル, レハ-ル / Vpo

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    レインボー  |  不明  |  不明  |  2017年08月31日

    新星堂が今は亡き東芝EMIと組んで発売した栄光のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団シリーズの一枚。 このシリーズ、1994年に発売された第1弾が発売されましたが好評だったのか後に第2弾も作られています。 この盤は第1弾として発売された一枚でウィーン・フィルの録音活動初期の音源を集めた物です。 前半はこのオケと深い関係にあるシュトラウス兄弟の作品を集めた物です。 『ウィーンの森の物語』『オーストリアの村つばめ』はヨーゼフ・クラインの指揮で録音された物でCD中唯一の喇叭吹き込みです。 クラインはこんにち無名の指揮者ですが当時のウィーン・フィルのヴァイオリニスト兼指揮者という人物でこのクラインの録音がウィーン・フィルの最初の録音の1つとの事。 SPの時間制約上かなりのカットがありますが、ノイズの中から出てくる音は確かにウィーン・フィル特有の物。 『芸術家の生涯』『親しき仲』はエーリヒ・クライバーによる演奏。 クライバーは当時のシュトラウス得意した指揮者で、この音源でも、柔らかな音色とガッチリとしたワルツが聴けます。 『ピチカート・ポルカ』『春の声』はジョージ・セルの指揮で録音。 あんまりシュトラウスのイメージはないセルですが、速めのテンポで現代的な演奏が特徴です。 尚、春の声はカットあり。 フランツ・レハールは自作の『エヴァ』『メリーウィドウ』を録音した物で現在ではメンブラン等でも復刻されています。 レハールの甘いメロディーとウィーン・フィルの音色が聴き所ですが、自作自演以上の物はないでしょう。 モーツァルト『3つの舞曲』チャイコフスキー『弦楽セレナーデ』はヴィルヘルム・イェルガーの指揮。 イェルガーはクラインと同じくウィーン・フィルのコントラバス出身の指揮者でやはり無名ではある物の、この録音では気の知れた中との演奏だけにかリラックスして進んでいく。 特別の名演奏ではないがウィーン・フィルの弦楽セクションを十分に味わえる演奏だろう。 録音は年代を考えればまずまずで、コレクター向きの一枚でしょう。

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