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マレ (1656-1728)

CD Pieces De Viole 2.livre: Savall, P.hantai, Lislevand, Diaz-latorre, Pierlot

Pieces De Viole 2.livre: Savall, P.hantai, Lislevand, Diaz-latorre, Pierlot

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    西荻椿山  |  東京都  |  不明  |  2013年02月13日

    ルイ14世は、劇場などではなくプライベートではどんな音楽を聴いていたのだろうという興味で購入。とても不思議な音空間が現出します。ヴィオラダガンバとharpsの組み合わせなら聴いたことがあるが、ガンバをもう1本加えたり、テオルボやギターがミックスされます。5巻あるヴィオール曲集のうち第2巻から二つの組曲ということは氷山の一角で、これだけで判断するのは何ですが、とても素晴らしい作曲家だと思いました。二つの組曲はどちらもプレリュードから始まり、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグなどが並んでいます。嫌でもバッハの無伴奏チェロ組曲を想起するわけですが、こちらの方が断然聴きやすい。前述のとおり他の楽器が伴走していて、各楽章が比較的短いこともあります。が、何より舞曲がミイラ化していないのです。バッハの無伴奏曲で踊りだしたくはなりませんが、これなら踊れます。音楽の学識はバッハにありでしょうけど、音楽の喜びは一世代前のこの作曲家のほうにあるのです。1曲としての構成もなかなかのものです。両組曲はどちらも6分を越えるトンボー(これだけはバッハより長大、追悼のための曲)でしめくくられます。墓の上に木枯らしが吹きすさび、枯葉が舞い散ります。ラストなど地の底にのみこまれるようです。つまり全体は面白うてやがて哀しき人生の縮図とみえなくもありません。地上の栄華を極めた太陽王が死を思えを聴いていたとすれば、現代の脳天気な独裁者よりはマシかと思います。サヴァールが名手という評判だけで本盤にしましたが、少なくとも他盤をあたろうとは思わない出来映えです。

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    ミシェル  |  東京都  |  不明  |  2009年04月27日

    王宮で録音されているだけあって、舞踏の匂いまで味わえます。サヴァール再録音の中では最高です。酔えます。

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