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満谷昭夫著

本 コンサート客席からの辛口発言 虚像を排し実像にのみ注目し続けた半世紀

コンサート客席からの辛口発言 虚像を排し実像にのみ注目し続けた半世紀

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    ニトロプレス  |  愛知県  |  不明  |  2014年12月29日

    今は入手不能。だけど東京は上野の文化会館に置いてあったと思う。記憶を頼りに書くがテンシュテット最後のニューヨークでのブルックナー交響曲第八番の記述が興味深かった。病気ではないかと思うほど顔は真っ赤で椅子に腰掛けずに立って指揮したとの記述があったと思う。また4公演のうち指揮したのは2公演のみで演奏の緊張感が凄まじくどの版を使ったか記憶に無いほどだったとの事。この記述は「ニューヨーク音楽小景」(私が読んだのは愛知県豊田市駅前「三合館」所蔵)の記述と異なる。こちらでは椅子に腰掛けながら4公演とも指揮したとあるからだ。演奏評も掲載されており僭越ながら記憶を頼りに書くが「NYタイムズ」が「興奮に欠ける。大味」と厳しい評価の反面「ニュースデイ」は「崇高で美しい演奏」と評価されていた。(記憶だが)テンシュテットは晩年股関節の激痛に悩まされていた(手術により片足は完全な人工関節)ので椅子に腰かけて指揮する事もあったようだ。91年第九の際は(また記憶だが)第3楽章まで腰掛けて指揮した。という話がある。許光俊氏によると第3楽章の後、なんとテンシュテットは体調が限界に達したのか舞台袖に引っ込んだまましばらく出て来ず聴衆を不安にさせたとの事。海賊盤を聞く限りアタッカで終楽章に入ってる気がするが、もう一度しっかり聞き直そうと思う。

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