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CD 【中古:盤質AB】 フルトヴェングラーEMI録音集(21CD)

【中古:盤質AB】 フルトヴェングラーEMI録音集(21CD)

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  • ★★★★★ 

    ノム  |  広島県  |  不明  |  2011年02月07日

    有難い時代になったものだ。一枚一枚の評価は無用、中身は折り紙つきだ。おそらくこのCDを購入される人の多くが、既にフルベンのCDを複数持っているお方であろう。私の場合はおそらく全部ある。それはCDではなくアナログレコードの時代に時間をかけて買い求めた。それも、ある時期から国内プレスの音質に飽きたらず、その全てを外盤に買い直した。EMIの場合は、本国の英HMVをはじめ、独エレクトローラ、仏パテ、クォリティの少し落ちる米エンジェルなど、仕事の出張ついでに各都市の外盤取扱レコード店に立ち寄り、少しでも音質の優れる盤を求めた。そして、一枚ずつ丁寧に、神仏を拝むように、スピーカーに真正面に向き合って拝聴した。一体いくら投資したのだろうか。このフルベンの演奏は、私にそこまで奉寄進を求めたのである。最良の音質で聴くために、内外のモノラル専用のカートリッジ数本を使い分けて聴いたし、今も音質に磨きをかけている。 ところで一体何が言いたいのか? 今のCDしか知らない若い世代のお方に伝えたいのだが、フルベンの一枚一枚というのは、過去のそういう時代に生み出された大変貴重な「音楽の世界遺産」であることを申し上げたい。今日は、こうした音楽遺産が、大した苦労もなく一括セットで、しかも信じ難いほど廉価に入手できる。そんな良いものが安く大量消費できる時代だ。私は、この有難い時代を、単純に喜んでいいものか・・・いま複雑な思いがしている。 だから買うなと言うのではない。ただ、このセットを求める以上は、過去にレコードに真剣に向き合った時代にも思いを馳せながら、丁寧に聴いていただきたいと願っている。

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  • ★★★☆☆ 

    影の王子  |  大阪府  |  不明  |  2011年02月23日

    中学生の時、すくない小遣いからフルトヴェングラーのLPを買って感動に打ち震えていた。それから30年、自分なりに様々な音楽体験を重ねて、今このセットを聴いてみたら、古ぼけた写真のようにしか思えなかった。少なくとも、ベートーヴェンなどはオリジナル楽器・ピリオド奏法などの研究が進んで、優れたCDが多いなか、いまだに「フルトヴェングラーが最高」(某雑誌の某ランキング企画みたく)というのは単なる思考停止だ。このセットはあくまでも「記録」である。

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  • ★★★★★ 

    ピアノマン  |  不明  |  不明  |  2011年01月17日

    学生時代2枚/月の廉価盤(¥1000〜¥1500)LPを買うのが何よりの楽しみでした。おかげで随分レコードが溜まったのですが時代はCDに。 そして熟慮に熟慮を重ね初めて買ったCDの1枚が「バイロイトの第9」でした。¥3500でした。高かったから熱心に聴く。安かったからそうならないなどと安易に言うつもりはありません。ただ、本CDで初めてフルトヴェングラーに接する機会を持つ幸運な若いリスナーの方々、よろしくお願いします。 本来こんな値段で売られるべき商品では断じてありません。

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  • ★★★★★ 

    トラトラトラ  |  佐賀県  |  不明  |  2010年12月06日

    EMIのベートーヴェンのシンフォニー全集は、10万円前後、ブラームスのシンフォニー全集5万円くらいで、オークションで取引されているものがあります。というのも、現行盤の評判がいまいちよくないためです。今度の全集に関しても、新リマスターということで興味津々のフルヴェンファンも多いと思います。特に、ベートーヴェンの七番に関しましては、画期的なリマスターになるかもしれないと、期待がたかまっているようですね。そうでなくても、21枚組みで4千円台と言うのは超お値打ちだと思うのです。あと、最近ではけっこう集めるのが面倒くさい商品が、このボックスとレジェンドで一網打尽というのも素晴らしいかとおもいます。かく言う私もバイロイトの第九だけでも10個くらいCDをもっています。それでも、この箱をいろんな意味で楽しみにしています。かけがえのないフルヴェンの演奏ですから……

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  • ★★★★★ 

    ウイルヘルム目黒  |  東京都  |  不明  |  2011年01月22日

    マエストロの大芸術が、素晴らしいナチュラルな音で、まさかの、本家EMIが保存していた マスターテープorメタル原盤よりCD復刻されますとは。小生、50年以上前にLP盤でこつこつ集めていましたものが、今回21枚CDセットで、しかも当時のLP盤3枚前後の値段で購入出来ますことは、正に文化的大革命です。 まず、Brahms2番交響曲、長い間、良い音でのCD復刻盤がなくて、探していましたが、これで打止めです。Vn美しく清らかな歌、Vcの倍音を伴った深い艶のある音、Dbの深々とした力強い音。Tiの炸裂する音。Trpの抜けるような音、Hrnのマイルドな音。木管群の抜群なテクニックによる深い歌。マエストロの心のひだの大芸術が奥深く美しく清らかに歌い上げ、流れていく。深い感動。 次に、Beethoven7番交響曲、力強く、奥深く、音のリズムの嵐のマエストロの大芸術が襲って来て、去っていきました。半世紀以上前のLP盤の音以上の素晴らしい音での、素晴らしい復刻盤です。感謝感謝です。 今のお若い方々は、本当に幸運です。このお値段でマエストロの大文化遺産を購入出来ますことは。後は、これからゆっくりと鑑賞させて頂きます。

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  • ★★★★★ 

    ゆりぞう  |  兵庫県  |  不明  |  2010年12月07日

    新リマスターに期待したい。しかしどうせなら、ブルックナー、ワーグナー、チャイコ4番、アイネクライネ等、そしてなぜかレジェンドに分割された小品も全部まとめてほしかった(さらに不思議なことにレジェンドではかぶりがある)。その意味で、中途半端なボックスであることが残念。

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  • ★★★★☆ 

    TKOクラシック  |  神奈川県  |  不明  |  2011年02月06日

    「永遠のドル箱」フルトヴェングラーですね、この版権さえあれば、会社は未来永劫にやっていけるのではないでしょうか。バイロイトの第9を何枚も所有されている方もいることですし、ひょっとすると技術が進歩するたびに購入することになるのでは。永遠の巨匠とは思うものの、私は、どちらかというとトスカニーニにひかれる方なので、フルトヴェングラーの啓示的な(?)演奏には、ついていけない(?)感じです。昔買ったレコードの解説に、あまりにもオケの音のタイミング合わないから、巨匠に内緒でコンマスの合図でオケが音をピッタリあわせたら、「今度はそろいすぎだ」と巨匠が言ったというエピソードがかかれていたが、本当なのでしょうか。最近の小澤征爾氏が「以前はそろう美しさを求めていたが、最近、そろわない美しさがあることに気づいた。そんなにそろえないで」と言っているとインタビューで言っていましたが、同じことでしょうか。でもコンクールだったら入賞しないですよね。さて、そんな私でもこの企画ほとんどダブるので購入に迷うところです。せっかくならEMI全録音集!なら買うのに、中途半端な企画です。ひょつとするとこれも「永遠のドル箱」戦略かな、この後、全録音集が出たりして、ということで、今回は様子を見ようと思います。限定版ということばには揺れますが。しかし、若いクラシック・ファンやフルヴェン・ビギナーにはもってこいですね。学生の時、毎月、お小遣いでコツコツ廉価版(1500円)2枚を買うのが楽しみだったのに、巨匠の神髄がこんな価格なんて、羨ましいかぎりです。

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  • ★★★★★ 

    蓮華人  |  千葉県  |  不明  |  2011年01月21日

    ベートーヴェン交響曲全集は、97年に国内盤のTOCE9508〜12のHS2088処理が「現在得られる最高の音質」だと、もて囃されたこともあり、大枚をはたいたが、まあ、それほどでもなかった。しかし、今回のマスタリングには驚いた。まるでデジタル録音と聴きちがえるほど鮮烈な絃の響きに圧倒される。もちろんレベル変動やクリッピングなど問題個所もある。しかし、くぐもったり、くすんだりすることなく楽器本来の音が聞こえる。信じられない。ただ8番は元が悪すぎるのか、ちょっとクリーニングのしすぎか、薄くカサカサになってしまった。ブラームスも、もうちょっとしっとり感があればと思うが、今迄からすれば、まあ聴きやすく、ほんとうに音楽として楽しめるレベルに到達している。振ると面食らうではなく聴いて面食らってしまった。

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  • ★★★★★ 

    K111  |  千葉県  |  不明  |  2015年04月06日

    素晴らしい!音質はモノラル、録音年代の古さを感じさせない。演奏については今更コメントする必要はない。21枚でこの値段!過去に苦労して買い集めたことを嘆くより有り難さが先に来る。巨匠の至芸を新しい世代に引き継いでいく良い企画だと思う。

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  • ★★★★★ 

    ドンナー  |  神奈川県  |  不明  |  2010年12月14日

    EMIの録音は近年は、初期LPからの復刻が盛んでしたが、ようやく本家本元からマスターテープを使ってのCD化ということで大いに期待しています。今回、復刻を担当するエンジニアたちのこれまでの成果に対する評価は賛否両論だったと思いますのでその点では多少の不安はありますが、ノイズがあっても、本来持つ音の臨場感や迫力を殺ぐことなく復刻してもらいたいです。最近ではauditeの復刻が話題となりましたが、ブラームスのライヴ録音では、独EMIの全集CDの方が音が良いと思いましたので、EMIが所有する放送録音も高いクオリティを期待できそうです。まだ発売前なので評価というわけにはいきませんが、多くのフルトヴェングラー・ファンの期待があることをメーカーも肝に銘じて、取り組んでいただきたいと思います。

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  • ★★★★★ 

     |  岐阜県  |  不明  |  2010年12月13日

    当然全曲かぶっているので買わない。多少の音質向上はあるかもしれないが、やはり全部かぶれば買わないのが正常な神経と言えるのではないだろうか?しかし、フルトヴェングラーを聞き始めた若い人は一挙に名演入手ということになる。誠にうらやましいチャンスだ。管弦楽など、多少こぼれているが、それは別に集めればよい。

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  • ★★★★★ 

    BARON  |  福岡県  |  不明  |  2011年03月02日

    私もピリオド楽器になれ親しんだ世代で、フルトヴェングラー崇拝とまではいきませんが、フルトヴェングラーの演奏は誰にも真似の出来ない独特な演奏だと思います。私自身、フルトヴェングラーを聴く時と、現代の演奏を聴く時は心のモードを切り替えて聴いています。確かに耳をすませないと分からない部分もあるし、録音自体も古いものですが、彼の持つオーラ〜pppからものすごい勢いでfffまで上がる所や、緩急の信じられないような幅は、時として鳥肌が立つ時があります(私自身は)。フルトヴェングラーの様式として考えて聴いていくと新たな発見があるのではないでしょうか。幸い、私達にはこのような価格で手に入る幸運に恵まれておりますので、なぜフルトヴェングラーが偉大な指揮者と今でも言われるのか?発見してみるのも現代のリスナーの特権かもしれません。もちろん、賛否両論あってしかりですが。私自身は彼の演奏にはまりました。初心者よりある程度聞き込んだ方で、ベートーヴェンやブラームスに食傷気味の方にお勧めしたい演奏です。

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  • ★★★★★ 

    Pianist  |  東京都  |  不明  |  2011年01月20日

    新リマスターのベートーヴェンは、伊EMI盤のような鮮烈さは無いものの、逆に安心して聴けるようになったという気がする。ステレオ・プレゼンスも少なめのようで、1984年に国内で最初に出たCD盤の音(の傾向)に戻ったのではないだろうか。その分落ち着きすぎてしまって、一新されたクオリティの音を期待していたファンには「ちょっともの足りない」と思われるかもしれない。伊EMIの音が耳に残っているせいか、今回のベートーヴェンはヴェールをかけられたような、ソフトな印象があるが、本来こういうものだったのかもしれない。ただし第九は各種の国内盤(TOCE-6510)などと比べても曇りがちの音がもどかしく、アンプで相当ハイを挙げなければならない。「足音」部分も微妙に日本盤と差異があるような気がするし、日本盤に聴かれた「足音」と演奏開始の間の編集形跡も聴き取れない。もともとこういうものであったのか、今回のマスタリングの際に修正されたのか… 技術革新が逆に疑問を誘発するのは53年5月末の第九の別演奏登場時と似ている。期待の第七は従来盤とほとんど変わらない。女性の声も処理されて聞こえにくくなったものの、やはりテープには入っていたようだし、無理して処理しなくてもいいのに…という気がした。51年SP録音の皇帝はARTのようだが、51年のSP録音で、ノイズを削るためかやや不自然な音作りで、水蒸気の中に漂うような(伊ウラニア盤的な)膨らんだ残響が少々気になる。これだったら最初のリファレンス盤そのままの、ノイズを残した音の方が好感が持てた。ブラームスの交響曲も明らかな音質改善というよりも、これもまた「安心して聴ける無難な線に落ち着いた」印象。曲によっては別盤CDや、かつてのLPの方がクッキリした音だったような気もする(ちなみに添付のブックレットでブラームスの2〜4番のオケがVPOになっているのは誤植)。新リマスタ以外も、R.シュトラウスは1994年リファレンス盤発売時と同じリマスターで、これは後にART盤として再発、「悲愴」は1993年、おそらくは海外盤で「ベルリンフィル100年記念」のセットや、最近の歴代BPO指揮者セットの中に含まれていたものと同じで、ほどなく国内で発売されるSACDの新復刻とは異なるのでしょう。第三楽章の真ん中あたりでガクンと音量が下がるのはちょっと耳障り。国内盤に期待。リファレンス盤で出ていた「フィデリオ」など、新たに手を加えなくても立派な音がしています。生誕125年を記念するセット登場としては大歓迎、但し何かもうひとつ物足りない気がするのは、せっかくのEMI系の集大成なのだから、いっそのことTestament系や、日本で出るSACD音源(ブルックナーなど)も含めたコンプリートBOXにして欲しかったこと、フランス協会ではすべてLP復刻された49年ブラームスのハイドン変奏曲の別テイクなどの特典が欲しかったこと、「トリスタン」録音時のリハーサルが数分でも残っていないのか、バイロイトの第九の無編集テープがEMIに残っていないのか、従来盤バイロイトとの比較ができるような試みなど、まだまだファンを喜ばせるような可能性があったのに…という気がするため。とにかく久しぶりに海外盤での信頼の於けるフルトヴェングラーのセットが(やっと)出たことに感謝。しかもこの値段。かつては一時に40枚も買い込むなどということは考えられなかった。いい時代になった。嘘か真か(期間)限定盤という声も聴かれるので、ファンなら迷わず購入を勧めます。

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  • ★★★★★ 

    candi  |  福井県  |  不明  |  2011年01月19日

    早速、バイロイト盤から聞き始めましたが、音の改善度合いの素晴らしさに驚きました。もちろん昔のEMIの盤と比較してのことであり、その間のいろいろなリマスターは聞いていませんが、音のみずみずしさは格段の違いです。これは全部にわたって言えることでわずかな値段で、昔レコードで食い入るように聞いた感動をようやく思い出せました(思い出す気になりました)。

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  • ★★★★★ 

    やっぱり60年代!  |  兵庫県  |  不明  |  2011年10月30日

    友人にイタリアEMIのベートーヴェンとブラームスの交響曲全集を貸したままで音信不通になってしまったので、ART処理もしてあるし仕方なく買い換えました。驚いたのは、今回のリマスターのベートーヴェンとブラームス交響曲の音の改善です。ウッカリ聞いたらステレオ録音ではと思う程のプレゼンス向上ですっかりベッピンさんに生まれ変わりです。リマスター技師さん(イアンジョーンズですかね?)ありがとう!流石にベートヴェンの2,8番は音も演奏も良くないし、これは全集にあえて入れる必要はないと思います。逆にリマスターしていない他の曲では却って録音の古さが目立ち過ぎ、ひなびて聞こえるようになってしまったは皮肉です。フルベンが単なる懐古趣味でなく、凄い指揮者であったことの証明です。

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