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DVD ラ・バヤデール(ミンクス) パリ・オペラ座バレエ

ラ・バヤデール(ミンクス) パリ・オペラ座バレエ

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  • ★★★☆☆ 

    ミュンシュ  |  神奈川県  |  不明  |  2013年06月10日

    パリオペラ座バレエは、動いている美しい絵を見ているよう。バレエに不満は毛頭ない。でも、どうしても不満をいだくのはルドルフ・ヌレエフの振付・演出に対してである。バレエ団によって、幕および場の構成は違うので置いておくが、今となっては、「影の王国」(パリオペラ座では第3幕第2場)の次の幕は必要であると思うのだ。というのも、ナタリア・マカロワが、「影の王国」の次の幕(最終幕)をマカロワ版として蘇演しているからである。ロイヤル・バレエとミラノ・スカラ座バレエ団が、このマカロワ版を採用している。マカロワ版では、「影の王国」の後、銅像の踊りに続いて、結婚式にのぞむガムゼッティとソロール、そこにニキヤの魂があらわれ、結婚式が行われる寺院の崩落、そして天国で結ばれるニキヤとソロールという物語が切々と語られる。ちなみに、結婚式前にガムゼッティにより踊られるソロが極めて美しい。そこには悪女ガムゼッティはいない。不安さにかられる女ガムゼッティがいる。このようなマカロワ版が世に出た現在、パリオペラ座のように「影の王国」で終わらす演出に、どうしても私は「あきたらなさ」を感じるのである。でも、この「あきたらなさ」は、パリオペラ座バレエの公演にもっと浸っていたいという私の願いと無縁ではないかもしれない。

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  • ★★★☆☆ 

    ミュンシュ  |  神奈川県  |  不明  |  2013年06月10日

    パリオペラ座バレエは、動いている美しい絵を見ているよう。バレエに不満は毛頭ない。でも、どうしても不満をいだくのはルドルフ・ヌレエフの振付・演出に対してである。バレエ団によって、幕および場の構成は違うので置いておくが、今となっては、「影の王国」(パリオペラ座では第3幕第2場)の次の幕は必要であると思うのだ。というのも、ナタリア・マカロワが、「影の王国」の次の幕(最終幕)をマカロワ版として蘇演しているからである。ロイヤル・バレエとミラノ・スカラ座バレエ団が、このマカロワ版を採用している。マカロワ版では、「影の王国」の後、銅像の踊りに続いて、結婚式にのぞむガムゼッティとソロール、そこにニキヤの魂があらわれ、結婚式が行われる寺院の崩落、そして天国で結ばれるニキヤとソロールという物語が切々と語られる。ちなみに、結婚式前にガムゼッティにより踊られるソロが極めて美しい。そこには悪女ガムゼッティはいない。不安さにかられる女ガムゼッティがいる。このようなマカロワ版が世に出た現在、パリオペラ座のように「影の王国」で終わらす演出に、どうしても私は「あきたらなさ」を感じるのである。でも、この「あきたらなさ」は、パリオペラ座バレエの公演にもっと浸っていたいという私の願いと無縁ではないかもしれない。

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  • ★★★★☆ 

    ダニエル  |  神奈川県  |  不明  |  2011年01月30日

    恋の三角関係どころか四角関係で捨てられ死んでしまう主人公の話だが、主人公に感情移入しずらい事では例外的な作品といえるかもしれない。なんとなく客観的に眺めてしまう作品だが、演奏は上質で、平凡なミンクスの音楽も歯切れ良くダイナミックな音楽に聞こえてくる。画質もよく美しい。けばけばしい衣装にはちょっとウンザリ(マリインスキー劇場ならもっと控え目な衣装になるだろうと思う)。とくに結婚式の場面でプラテルが着るチュチュの紫色は浮いてしまっている感じ。第三幕のコール・ド・バレによるプティパの典型的な整列形のダンスは、照明の巧さもあり、夢幻的な美しさ。全体的にエンターテイメント色満点の良い出来栄えだと思う。この作品を見るとガルニエ宮にバレエを見に行きたくなるだろう。

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  • ★★★★★ 

    多果茎 逸漏  |  神戸市灘区  |  不明  |  2008年10月26日

    婚約式では、夫々の踊りが楽しい!ここでの(手狭な感じのしない)舞台装置には、南アジアの暑苦しさを感じさせない。或る種サッパリと具象化された建造物は、踊りの背後で鑑賞している客人たちと共に、舞踏を引き立てる美しい絵画の如きである。影の王国では、群舞がカメラワークと共にトッテモ美しい。ここだけでも、一見の価値有り。後の結婚式でのソロルの心の葛藤から神殿崩壊へと続いていく別の版と比較すると、一貫して大変にスマート。献上する猛獣を仕留めた(はずの、だからこそ娘婿にと見込まれた)勇者には、重々しさが感じられない。といった辺りは、好みの問題。

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  • ★★★★★ 

    桜  |  東京都  |  不明  |  2002年12月27日

    ニキヤがイザベル・ゲラン、ソロルがローラン・イレール、ガムザッティがエリザベット・プラテルという豪華キャストで、 影の場のソリストの一人をエトワールになる前のアニエス・ルテステュが踊ってるのもみものです。 コールドもとても綺麗。 振付はヌレエフ版で、寺院崩壊のシーンはなく、影の場で終わるバージョンです。

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