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クレメンティ(1752-1832)

CD クレメンティ:交響曲第1〜4番 シモーネ&フィルハーモニア管弦楽団(2CD)

クレメンティ:交響曲第1〜4番 シモーネ&フィルハーモニア管弦楽団(2CD)

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    金山寺味噌  |  愛知県  |  不明  |  2016年10月11日

    イタリア・バロック復興の先駆者クラウディオ・シモーネ指揮フィルハーモニア管弦楽団による、ムツィオ・クレメンティ(1752〜1832)の交響曲集。クレメンティはイタリア出身でヨーロッパをまたにかけて活躍、晩年はロンドンに定住した作曲家、ピアニスト、音楽教師である。現在ではピアノ練習用のソナチネのみが有名だが、約100曲のピアノ・ソナタをはじめとする大量のピアノ独奏曲、全4曲の交響曲、室内楽曲など多数の作品を残している。1流のピアニストにして著名な音楽教師でもあり、指揮者、編集者、出版業者などその活躍は多岐にわたっている。同時代のモーツァルトやベートーヴェンの陰に隠れた感のある人だが、生前の名声はむしろ彼らを上回るほどであったという。楽曲の内容としては後期ハイドンと中期モーツァルトを足して2で割ったくらいの印象で強烈な個性はないが、器用にまとまっていて悪くはない。 1978年1月、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホールでの収録。シモーネは埋もれた作品を発掘し紹介するのをライフワークとしてきた指揮者で、特に故国イタリアの作曲家の知られざる作品の発掘と研究を熱心に取り組んできた。この交響曲集はそうしたシモーネの研究の成果と言えるものだが、演奏に学究的な 堅苦しさは無く、全体的にはややゆったりとしたテンポで朗々とオケに歌わせている。第3番は『グレート・ナショナル・シンフォニー』のニックネームで知られ(第2楽章がイギリス国歌を主題にした変奏曲となっていることが由来)、全4曲の中では著名な作品だがシモーネはスマートながらも引き締まった表現で聴かせてくれている。音質良好。

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    蓮華人  |  千葉県  |  不明  |  2011年12月27日

    エラートの暑い2枚組を大事にしています。高性能オケのお陰で、素晴らしい出来栄え。シモーネも忠実な音楽の羊飼いとして、過不足なく棒を振っていて、デジタル再録の必要はないでしょう。文句なしの最高。

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    顕  |  岐阜県  |  不明  |  2007年05月13日

    4曲とも良い曲。ハイドンに似ている。ハイドンの90番、100番台のレベルには及ばないが、70番、80番台の価値は十分にある。また、モーツアルトの晩年の交響曲には遠く及ばないが少年時代の作品を聞くより余程マシであるという代物である。

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