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リャトシンスキー、ボリス(1895-1968)

CD 交響曲全集、『グラジーナ』 テオドレ・クチャル&ウクライナ国立交響楽団(3CD)

交響曲全集、『グラジーナ』 テオドレ・クチャル&ウクライナ国立交響楽団(3CD)

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    TIKHON  |  奈良県  |  不明  |  2022年05月15日

    交響曲第3番は現在「カラビッツ&ボーンマス響盤(初版)」とこの「クチャル&ウクライナ響盤(改訂版)」を聴くことができます。カラビッツもクチャルもウクライナゆかりの方。どちらの盤もとても良い音質と演奏力でリャトシンスキーの曲を存分に楽しませてくれます。私はソ連時代の旧メロディアからでていた「トルチャック&ウクライナ響盤(改訂版)」を愛聴していました。今回のクチャル盤はトルチャック盤と同じくリャトシンスキー馴染みのウクライナ国立交響楽団。さすがに節回しなど細かなニュアンス、バランスはお国ものだけにしっかり受け継がれているようです。主に4楽章ですが、検閲後の変更で初版と趣がすっかり変わっています。初めてリャトシンスキーの音楽を楽しむ方にはわかりやすいこちらの改訂版をおすすめいたします。フィナーレまでの流れがわかりやすくストレートに感動することでしょう。そしてウクライナの歴史と現在のロシアのウクライナ侵略とを頭に入れて初版カラビッツ盤を聴くとリャトシンスキーが「戦争を打ち負かし平和になる」と終楽章に込めた意味・曲想が理解できることと思います。「打ち負かす」だけでなく「平和になる」という願いが込められていることに気付かされます。とはいえ改訂版もリャトシンスキーの力量で全く芸術性は落ちていません。両版(盤)ともに多くの方に是非聴いていただきたいものです。

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