弦楽四重奏曲第1番、第2番 カルミナ四重奏団
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じゃじゃじゃじゃーん | 大阪府 | 不明 | 2010年01月16日
シマノフスキ(1882-1937)は、同時期(1880年代)生まれの革新的な作曲家=ベルク、ウェーベルン、バルトーク、ストラヴィンスキー等と比べ、地味で目立たない存在となっているが、もっと評価されるべき作曲家ではないだろうか。このディスクの弦楽四重奏においても、その独自の透明かつ精緻な響きに加えて、カルミナSQの驚くべき凝集力の高さが相まって、思わず心奪われる。録音も優秀。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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のろま | 東京 | 不明 | 2008年05月16日
(切れたので続き)空恐ろしく感じられます。中庸を心がけようとか、晦渋な作品だけに聴き手に分かりやすく伝えようといった意識は弱そうなので、ファーストチョイスには不向きと思われます。ただヴェーベルンは、甘すぎず辛すぎずの好演で、初めての人でも抵抗感なく聴けそうです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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のろま | 東京 | 不明 | 2008年05月16日
シマノフスキは、辛口の冷えたアルコールのような演奏でしょうか。録音の効果もあって響きはウェットですが、歌い回しはドライで、M.エンデルレの第1ヴァイオリンのけばけばしさは鮮烈!他店のレビューに、「ロマン派的特質、東方文化への憧れ、民族主義といった作曲者の思索の曲折に翻弄され、何か言いたげだが何も言い切れずに終わりかねない作品だが、カルミナQは、作曲者も気づかなかった今日性・未来性をあぶり出した。」(一部改編)とありました。私は、これが作曲者の望んだ演奏かどうか分かりませんが、むしろ、錯綜した作品なのに演奏が余りに吹っ切れていることが、どこか病的で狂気じみており、0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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