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山田耕筰(1886-1965)

CD 長唄交響曲『鶴亀』、明治頌歌、マグダラのマリア 湯浅卓雄&東京都交響楽団

長唄交響曲『鶴亀』、明治頌歌、マグダラのマリア 湯浅卓雄&東京都交響楽団

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  • ★★★★★ 

    ブルノのおっさん  |  北海道  |  不明  |  2019年06月07日

    長唄交響曲とは面白いですね。さすが、日本音楽と西洋音楽、各々の価値をよく理解していた山田耕筰ならではの作品です。基本的には演目「鶴亀」に西洋的に和声づけを行っているものですが、原曲の渋みを損なわずに、華麗な対旋律を添えることにも成功しています。次の明治頌歌も、篳篥の絶妙な音高を巧みに利用し、雅楽を思わせる弦、金管の荘重な響きも印象的な作品です。日本作曲家選集でお馴染みの湯浅卓雄の指揮も冴えていて、とても質の高い1枚かと思います。

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  • ★★★★★ 

    テリーヌ  |  大阪府  |  不明  |  2011年03月08日

    鶴亀がとても素晴らしい。オーケストラとよくマッチしていて、心に残る和やかな雰囲気に癒される思いです。ノベンバーステップスの厳しさと対極にある優しい音楽です。

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  • ★★★★★ 

    レインボー  |  不明  |  不明  |  2011年02月15日

    『マグダラのマリア』は、ワグナーやリヒャルト・シュトラウスの影響を受けているのが、曲を聴けば一発でわかる。 曲自体も面白いとは言えない。 『明治頌歌』は、中身は交響詩と言える作品で分かりやすく、後半に出てくる篳篥の音が面白い。 最も面白いのは、『鶴亀』。 同名の長唄にオーケストラ伴奏を付けた作品で、初め長唄なんて、退屈そうだと思っていたが、いざ聴いてみると耕筰の付けたメロディが良かったのだろう、とても楽しく聴けた。 前作の作品集では、アルスター管弦楽団&ニュージーランド交響楽団が演奏していたが、今回は東京都交響楽団が担当していて、共感豊かな演奏で、仕上がりは高水準。 解説書もいつもながら濃い。 音質も良い。 ちなみに発売国はインターナショナルとなっているが、CDは香港製のようだ。

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  • ★☆☆☆☆ 

    ねこ  |  大阪府  |  不明  |  2010年11月22日

    「鶴亀」を一聴して思わず笑ってしまった。往年の大映映画のタイトルを思い出したのだ。長谷川一夫、勝新太郎、市川雷蔵など豪華な顔ぶれのスターたちが活動写真で輝いていた頃の劇伴を思い浮かべたのだ。彼らの出演シーンを、特に彼らがあでやかな姿で大見得を切る殺陣シーンを並べたクリップのBGMにこれが使えそう。但し、邦楽の演奏は見事。結局、東映でも東宝でも松竹でもなく、大映映画というところにこの曲の実験性が見えるのでは。

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  • ★★★★☆ 

    じょーじ  |  岐阜県  |  不明  |  2007年09月08日

    「鶴亀」が素晴らしい!あとの曲はオマケ。

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  • ★★★★★ 

    火へんに華  |  千葉  |  不明  |  2006年12月25日

    日本作曲家選輯シリーズで最高の出来にあると思う。「鶴亀」は一度は聴いてみるのを薦めたい。長唄をそのまま使ったことに、山田の尊敬の念を感じる。厳粛である。オーケストレーションもかなり工夫している。当時、西欧で主流を成していた作曲家の書法を勤勉に学び、実践としてここに反映させている。邦楽と洋楽が織りなす対位法。湯浅卓雄と都響の健闘もさる事ながら、東音宮田哲男・東音味見亨の演奏がすごい。この録音に賭ける気迫がスピーカーの奥から伝わってきた。このシリーズとしては珍しい「曲を知る」ではなく「演奏がすごい」CDだ。

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  • ★★★★☆ 

    たーこ  |  京都府  |  不明  |  2006年11月13日

    私は、非常に興味深く聞くことが出来ました。”鶴亀”もオーケストラが意外なほどマッチしているし、”明治頌歌”、”マグダラのマリア”も私としては結構好きです。ワーグナー、R.シュトラウス以外にも、耕筰が作曲家になるきっかけとなったスクリャービンの影響も感じ取れます。ライナーノーツが日本語なのも嬉しいところですね。

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  • ★★★☆☆ 

    にゃおにゃお金  |  市川市  |  不明  |  2006年11月08日

    長唄にオケをかぶせた、妙ちきりんな「鶴亀」が実にシュールで面白い。ただこれが山田の「作品」と言えるのかはちょっと微妙では・・・。「出来損ないのリヒャルト・シュトラウス」みたいな残りの2曲には、率直に言って資料的価値以上のものは感じられなかった。パイオニアとしての山田の業績は偉大とは思うが、その事と「楽曲として面白いかどうか」は別の事柄と思われる。演奏、録音は共に優秀。

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